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作品レビュー
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1 - 8件目/全8件

  1. 評価:1.000 1.0

    価値観がなぁ

    広告に釣られてつい無料分の13話くらいまで読んでみる。

    ありがちなストーリーです。
    別にフェミではないけど、めちゃコミックのこのジャンルは全般に「大人しく従順で自己主張しないかまたは自主性に乏しくひたすら流される女性」が玉の輿に乗る話が多すぎる気がする。

    未だにこう言う女性が理想像なんだろうか?
    前世紀の価値観が亡霊のように漂っている気がする。
    もっと意外性のある作品はないものか。
    きっとうっかりこう言う作品を読むとどんどん類似の作品をお勧めされ、悪循環に陥っている気がする。

    現実ではそんな性格だと誰かに寄生して生きていくしかなく自然とみんな強くなるので、せめてフィクションでフワッとしたい…みたいな感じの需要に応える作品です。
    課金分は読まないかなぁ。

    あと日本語が気になるが、最近はこう言い言葉遣いが普通なのかな?(半世紀近く生きてるもんで)

    • 65
  2. 評価:4.000 4.0

    NEW
    年齢問わず楽しめる素晴らしい作品

    ネタバレ レビューを表示する

    本編全話の購入を是非お勧めしたい。

    欠点の多い主人公が、自身の欠点を自覚しつつ知恵と勇気で難関を乗り越えていく様子が痛快。恋愛成就のストーリーも花を添える。

    何度読み直してもその度に小さな発見があり面白い。

    またエピローグを付けた事も秀逸だと思う。
    物語の終盤、「夢」と言うキーワードにより、描かれる世界が現実なのか併行世界の一つなのかを曖昧にした上で、エピローグにより、そもそもこの物語そのものが作られた虚構である事を示す。
    この多重になった虚実の構造が大変面白い。

    さらにエピローグはこの物語が暗に勝者が都合よく書き換えた歴史かもしれない事も示している。
    そうなると当然、主な登場人物のその後がどうなったのかまで想像が膨らむ。

    惜しむらくは校正の甘さで、不適切な助詞の使用や不用意な語順により意味が逆転している箇所が散見され、熟語の誤用もある。
    途中で考えて補正しながら読み進める必要があった。
    そのため星一つ減点。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    一番最初はカッコよかったのに(笑)

    以前テレビドラマを見て面白いなと思っていたら、
    漫画版があるのに気付き読み始めた。
    本当の最初のエピソードではクールにカッコよくキメていたのに、恋愛し始めたらなんだか思いっきりカワイイ女の子になっている。

    テレビドラマではあまり分からなかったけど
    へぇ〜こんな人生観の人なんだと面白く思った。

    ところで太陽くん、確か最初は25歳くらいの森若さんより年下の設定じゃなかったっけ?いつの間にか27歳になってる…と思ったのは私の勘違い?

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    軽く楽しめるが納得いかないところもある

    ブラウザの広告に頻繁に出てくるので、気になって無料を読み始めたら、結局16話まで課金してしまった。

    ストーリーが大体予想通りに展開するので、
    安心して気軽に楽しめる。

    恋愛のドキドキ感を楽しむ作品なので、感想としては不粋で申し訳ないのだが、作者の見識にやや疑問な点がいくつかある。

    職業差別
    外科とか内科はジャンル分の話なので、眼科医が外科医にコンプレクスを抱くことはない。
    外科医にどうしてもなりたかったのに叶わなかったらのなら別だが。
    世の中的にはドラマの影響でヒエラルキーがあるのだろうが、それを作者が無批判に持ち込むのはどうかと思う。

    地方差別
    あまり気付かない人が多いが、ネガティブな登場人物が上京するか実家に帰る場合、またはネガティブなニュアンスを含む帰郷では、その実家は東北地方に設定される事が多い。
    私が子供の頃は東北地方出身者は差別されるので出身地をなるべく言わないようにしていた。
    古い話だが、東京の首都機能移転の議論でサントリー社長の「東北は熊襲の産地」と言う失言に東北地方で激しい反発が起こり不買運動が起こったのも、歴史的に貧困地域として差別されてきたと言う背景がある。

    恐らくそう言った差別意識が無意識に伝わっているので、元彼の実家が秋田なんだろうなと思った。
    さらに、恐らく作者は気付いていないので、たとえ指摘されても意味が分からないだろうなとも思う。
    次に登場人物を敗北的に帰郷させるなら、ぜひ場所は大阪や京都にしてみて欲しい。

    その他、人生観については、
    「早く結婚して早く子供を産んで早く幸せになりたい」
    とか、
    「○歳までに結婚できない人生なんて考えられない」
    とか、一体いつの価値観だ?と思う価値観が頻出するが、こちらは今ではあり得ないような古い価値観を悪役(?)に提示させる事で、主人公が追い詰められるのを安心して見ていられる効果を狙ったのかな?と解釈したので突っ込まないことにする。

    • 0
  5. 評価:1.000 1.0

    作品としては面白いが原作者の意図は無視

    ネタバレ レビューを表示する

    最初はこの漫画は大変面白くて良いと思った。

    原作を読んだのは四半世紀前で記憶は朧げ。

    双子の立場が取り変わる経緯が原作では割とザックリと乱暴に描かれていたと記憶しているが、漫画の方では細やかに無理なく描いており納得できたのでそのまま課金して読み進めた。
    原作ではやや荒っぽいストーリーの流れを丁寧にエピソード埋めていて破綻がなく面白い。

    にも関わらず全部読み終わった時に疑問を感じた。

    この作者は、「とりかへばや物語」を読んだ時に女性が感じる納得いかないところを全部都合良く改変し大団円にしているので、結果的に原作が作品に込めたテーマを破壊していると感じる。

    原作「とりかへばや物語」のキモは、2人の女性が男性社会に挑んで挫折する物語だと思う。

    東宮は内侍として出仕した男君(ここでは睡蓮)にさっさと妊娠させられ、東宮の地位を失ったと記憶している。その後男君と恋愛したりはなかったと思う。ただ、物語の後半部分を覚えていないので、或いは正室として降嫁するエピソードはあったかもしれない。

    女君(沙羅双樹)の方は無事に男の子を産むが、助けに来た男君と入れ替わって我が子を捨てる。
    最終的に中宮になった状態で、参内してきた我が子に再会し、我が子なのに声をかけられない事を嘆き悲しむ。そして男の子の方は父親に「母親に会ったかもしれない」と告げる。その切なさが非常に印象に残っているので、確かそんなだったと思う。
    中宮という最高の地位にいながら決して幸せではない。

    男の子が死産であれば全てが上手く回るので見事な手腕とは思うが、大事な部分を改変しているので納得がいかずモヤモヤする。

    あと、原作は当時としては珍しく「もののけ」的なことは描かずひたすらリアルなのだがそこもあっさり神秘的な力に頼っているのも気になった。
    ここまで改変すると、「とりかへばや物語」の翻案と称して良いのか疑問に思う。

    ただ、少女漫画としては大変面白く見事な作品だと思う。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    大変良い作品

    とても良い作品だと思う。
    実際にこう言うことは起こらなくても、親しい人の死は、この男の子のように何度も何度も拒絶しながら、しかし最後は如何ともしがたいものとして受け入れるのだろう。
    人の死を受けれる過程をお伽噺の形で表現しているように感じた。

    • 1
  7. 評価:1.000 1.0

    充実した内容を求める人にはオススメしない

    どこにでもある、シンデレラより始まり古来より使い古されたストーリー。
    が、内容がどんなに極薄でつまらなくてもなんとなくダラダラ見てしまうのは、水戸黄門と同じ。
    充実した内容を求める人には向かず、課金する価値も全然ない。定型のストーリーで安心したい人は買っても良いと思う。

    • 2
  8. 評価:2.000 2.0

    やや肩すかし

    評価が高いので買ってみた。
    実体験のある人はこれで充分に分かると思うけど、エピソードが浅くフワッと通過していくので体験がない人には共感しづらい。
    けれどこう言う作品は体験がある人が傷を舐め合うためにではなく、体験のない人に知らしめて問題提起するためにあると思うので、もっと細やかに描写してほしかった。

    • 0
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