はなになるさんの投稿一覧

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評価4 4% 1
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評価1 28% 7
1 - 10件目/全23件
  1. 評価:5.000 5.0

    すごく良いけど読み進められない

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    犯罪者の子供達の話。
    社会から隠れて生きる3人の兄弟。
    長女は親の犯罪に加担させられ
    次女は姉に守られ罪を犯さずに済む
    長男は当時幼児で何も知らない
    この3人の立場の違いが話の展開に絡む。

    現実世界でも犯罪者の家族は、本人に罪はないのに名前を変え住む場所を変え、過去を消して生きなければならない。
    どうして世の中は犯罪者の家族に残酷なのか。
    その理不尽さが辛い。

    無料分を読んで良い作品だと思ったが、辛すぎて続きを購入できない。

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    茶狂い采夏のオタクっぷりが好き

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    無料分を読んだ。
    都の土地勘がないばかりに並ぶ列を間違え後宮入りしてしまった采夏が、後宮の目立たないところでお茶を入れていたら、そこは皇帝が変装して密かに出入りする経路で…というところから話が始まり

    お茶の事しか考えてないので、上級妃に出すお茶を選り分ける過程で茶の粉末を首尾よく手に入れ、一方茶の粉末の価値を知らない女官には「掃除までしてくれるお妃様」と感謝され

    お茶の事しか考えてないので後宮の朝食会の空気が読めず、計らずも他の妃の窮地を救い

    お茶の事しか考えてないので上級妃にイジメられてもなんのその

    お茶の事しか考えてないので「 出涸らし」を悪い意味で使う輩にブチ切れ、「 陛下の事なんてどうでもいい!」と怒鳴り

    常にお茶の事しか見えていない采夏の行動が人を動かし、話が進んでいく。本人は全くの無自覚。

    皇帝は采夏に好意を持っているのに、采夏はお茶の事しか見えていない…
    はずなのに微妙に変化が。
    采夏自身は心境の変化が何を意味するか理解しておらず、
    「あれ?」
    と言う感じだが、これから進んで行くでしょう。

    ほぼ超能力と言ってもよい采夏の舌と嗅覚による蘊蓄が楽しい。
    話の展開か読めてしまうので星は3かな。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    比べて読むと面白い

    日向夏原作のコミカライズ。
    倉田三ノ路版と2種類あり、比べて読むと面白いと思う。

    恐らくこちらの作品の方が原作に忠実なのだと思う。
    その分少しまわりくどい。
    絵も私には少しクドい。

    倉田版は思い切りよく話を整理していると思われ、すっきりしていてテンポよく話が進む。絵も私の好み。
    レビューも好みが分かれていると思う。

    予算が許すなら、両方を購入して楽しむのが一番お勧め。
    2人の作者が何を重視したか、取捨選択、それぞれの個性が楽しめる。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    芸術の残酷さがリアル

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    無料だったので読んでみた。
    芸術が分かっている作者だなぁと思う。

    稼げないバレエを進路に取るか、自分の夢と現実を天秤にかけるところ。
    一流のダンサーが一流の指導者とはかぎらないこと。
    周りを無自覚に犠牲にする一流の芸術家の性(さが)。
    特に西洋文化であるバレエを、非西洋文化の人間が踊る「文化の壁」まで言及しているのは凄いと思う。

    奏の成長の物語ではあるけれど、その周りで描かれる芸術の残酷さがリアル。

    他のレビューにもあったが、肉体描写の稚拙さが惜しい。
    人体のバランスが悪く、特に脚の筋肉の表現がほぼない。リアルでなくて良いので、バレエのテクニックが分かる程度の筋肉の表現があると、より説得力のある作品になったと思う。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    めちゃくちゃ面白い!

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    最初から息の合った2人(1人と1羽)の掛け合いがめちゃくちゃ笑えます。
    全ての回に必ずギャグ仕込まれていて最高!
    この破壊力の前では、鳴くのは雄鶏だけなんて細かい事はどうでもいいです。
    1話の
    「鶏を馬や馬車に乗せるわけにはいかない」
    「歴史上初の反逆罪で鶏を処刑した皇帝」
    に爆笑しました。
    鶏の表情がとても豊かで面白すぎるので、もうお姫様に戻らない方が良いとさえ思えてしまいます。
    何度も読み返してはその度に爆笑してます。
    あー面白い!

    • 8
  6. 評価:1.000 1.0

    網浜さんがちょっと可哀想

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    無料分だけ読んだ。
    木内さんは真性サバサバ女って評価だけどどうだろうか?
    最初の合コンで網浜さんに「血糖値高いんですか?」と聞いたのは、周りの人は溜飲が下がっただろうけど、かなり強烈な嫌味。あれを素で言ったなら相当空気が読めない。
    網浜さんが木内さんを毛嫌いするのは、木内さんが自我を危うくする存在だからじゃないだろうか?
    網浜さんは全く空気を読まず根拠のない鉄壁の自信で暴走するけど、無意識の底では全く自信がなく自己評価も低く、それを覆い隠すための根拠のない自信だと思う。
    ルッキズムが気になった。2人の容姿を取り替えたらどうなったかなー

    • 0
  7. 評価:1.000 1.0

    やっぱり香ちゃんは死んではいけない

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    シティ・ハンターは最後の方の展開が感傷的になってちょっと好みの展開ではなかったものの、若い頃大好きだった。なんと言っても北条司の絵はとても綺麗。

    で、キャラクターが同じなので懐かしい…続編かな?と思って読み始めたエンジェル・ハート、香ちゃんが死んでる。それはないよぉ…
    話がつつがなく進んでいっても、私は香の死は受け入れられないし、これはちょっと読み進められないなぁ。
    北条先生すみません。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    おひとり様最高!

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    屈託なく楽しそうにおひとり様の道を歩むニコルが清々しい。
    しかも我が道を行くことでニコルが台風の目となり、ケイオスはじめ周りを無邪気に無自覚にブンブン振り回しているのがすごく笑える。
    取り敢えずニコルは自分の好きな事を見つけて日々を楽しみ満ち足りているので大丈夫。

    周囲の勝手な勘違いや善意が錯綜して起こるドタバタに毒々しさや悪意が全くないので、安心してお腹が捩れるほど笑える。
    そのドタバタの中心で悲惨なことになっているケイオスには悪いが、彼の悲壮感がはたから見ると面白すぎ、次のすれ違いのネタが何かをついつい期待してしまう。
    すまんケイオス、がんばれ(笑)

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    転生物の中では秀逸でオススメ

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    転生物の中では秀逸。
    ヒロインのやり直し人生を楽しみたい人にも、不器用で焦ったい恋の進展を楽しみたい人にも、深みのある作品を楽しみたい人にもオススメ。
    どのような年齢層でもどのような読み方でも楽しめる。

    女性が男性の飾りにすぎなかった中世ヨーロッパをモデルとする世界で、自分の意思で生き抜く女性を描いている。

    まずヒロインのビアンカが18歳に戻っても欠点が全く治っていないのが良い。
    意地っ張りでトラブルも起こすが、年の功のせいか観察眼、審美眼、賢さ、抜け目のなさを持ち合わせ、過去の過ちを繰り返さないよう知恵を絞って乗り越えていく。
    自信がなくても怖くても「一歩踏み出すのよ」と自分を鼓舞して踏み出すビアンカは非常に魅力的で勇気付けられる。

    愛されているかお互いにいつまでも自信が持てず、いつまでも噛み合わないビアンカとザカリーの恋、その陰で深まるイボンヌとガスパルの恋の物語は購入して楽しんで頂くとして…

    最終盤、ビアンカとザカリーの間に生まれた子供は大変活発な子として描かれ、最後に統一大陸セブランの初代皇帝であると紹介される。
    その子に「アレック」という男女どちらにでも付けられる愛称を充てることで、読者の先入観を見事にひっくり返してくれる点に唸った。

    またエピローグはこの物語が帝位の正統性を示す物語である事も暗示していて、そうなるとセブラン王家はどのような運命を辿ったのだろうかという事も気になってくる。

    惜しむらくは韓国語を安直に訳したようで、熟語の誤用、助詞の誤用により意味が逆転するなど、推測しながら読まなければならない箇所があった。

    それらの部分を差し引いても絶対にオススメ!

    • 2
  10. 評価:3.000 3.0

    オバさん向け少女漫画

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    無料分だけ読みました。
    斎はじめ男性陣がカッコいいので、50代オバさんとしてはキュンキュンきます。

    レビューではカマトトなど言われて花織の評判がえらく悪いですが、恋愛に興味ない女子校育ちのおっとり天然さんが大学生になるとだいたいあんな感じになります。

    私の周りには年齢差が一回り以上のカップルがゴロゴロいるので17歳差自体はそれほど気になりません。また、30代後半から40代の男性が20代女子の若さと無邪気さにクラっといってしまうのも見ているので、ある意味リアルです。

    息子との関係に悩んだり、花織との親子ほどの年齢差を気にするところなど斎の心理描写の方が丁寧で、花織は基本的に話の狂言回し、中年女性のための少女漫画だと思います。
    弁護士としての依頼のエピソードをもうちょっと長めに深く描けば、もう少し広い範囲の層に届くかなと思いました。

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