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いまより女性が不自由だった頃
いまより女性が不自由だった頃のお話だと思って読んでましたが、おどろいたことに、その不自由さはいまもほとんど変わっていません。
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6198位 ?
いまより女性が不自由だった頃のお話だと思って読んでましたが、おどろいたことに、その不自由さはいまもほとんど変わっていません。
女性がかかえる重苦しさ、日々、すり減っていくかんじ。
そういうのを作品として昇華している、すごくささるかんじ。
親友を失ったという喪失感を受け入れられない主人公の、ヒステリックなまでの行動力に、不思議とリアリティーを感じる。
当日、すごく好きだった漫画。
いま読むと時代を感じますねー。
でも、やっぱりおもしろい!!
田村先生の作品にハズレなしです。
ちょっとしたすれ違いや勘違い、思い込み、自身のなさの連続で、両想いなのになかなか結ばれない男女にヤキモキ……を通り越して、だんだんイライラしてくるラブストーリー。
虐げられてたヒロインが、自分の努力ではなく見いだされる形でイケメンに掬い上げられ、最初は控えめなのに、ある瞬間、いきなりスイッチが入ったかのように豹変して調子ぶっこき始めるっていう、韓国漫画のテンプレを綺麗に踏襲した作品です。
思春期男子のバレエに対する、ちょっぴり恥ずかしくて友達に習ってるとは言えない感じとか、なんかこういうのを丹念に描いてるのとかいいなぁと思いました。
ほっこり、こころがあたたかくなる優しいお話しです。
カロリさんのおだやかで控えめな人柄、きっとみんな好きになると思います。
自分の気持ちのなかの納得のいかない憤りというのは、お金で解決するものではないことが多いので、何かひどい仕打ちを受けても、訴えることにはどうしても消極的になる。
だから面白半分で人を傷つける火とが減らないんだなぁと思うと、やるせない。
交番勤務の女性警察官の視点から描かれる警察あるある漫画。
笑えて、考えさせられて、ためにもなる良作でした。
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夢の端々