4.0
タイトルからは想像できない原作の良さ!
配信中の13話まで読みましたが、このちょっとふざけたそのまんまのタイトルに良い意味で裏切られました。
ファンタジーとミステリーの融合って感じでしょうか。キャラ作りの上手さ、わかりやすい伏線、テンポの良さ、絶妙な場面での種明かし、、。
ストーリーがしっかりしているので、楽しみながらサクサク読む事ができました。
以下はガッツリネタバレ要約と感想です。
序盤は、主にヒロインの好感度爆上がりでした。
魔法使いや祝福持ちが多い小国の王女ロイスリーネに、強国のジークハルト陛下からご指名縁談が持ち上がります。
嫁いで早々、ジークハルトには元平民の愛人がいて毎晩通ってる噂を耳にするロイスリーネ。
”自分は魔法使えないし、小国で立場弱いし、政略結婚はしょうがないか。” まずは切り替えが速さ!
次に、“私の事はお構いなくーミレイ様と応援してますよーお幸せにーふふふふ”
と事前に話があると言うジークハルトを余裕の笑顔でシャットアウト!
媚びない女は清々しいです。
次に、離宮に移され、ジークハルトとの朝食と公務以外はお部屋軟禁状態に。
ご立腹な姿も愛らしく、
“どうせ別れるなら、お飾り王妃演じて恩うって良い条件引き出して国に帰ればいいか”
と、ちょっと腹黒でポジティブで逞しい所も魅力的!
更には、お部屋から隠し通路を発見。
身代わりを作り街にくりだし変装してウェートレスになり自由を満喫し始めます。
ロイスリーネの不撓不屈の精神にはスカッとするし、キャラ立ち抜群だと思いました。
途中から13話にかけて流れがガラッと変わります。
実は、世界中が戦争になるほどの重要機密にあたる能力をロイスリーネが持っている事。
結婚式の日から命を狙われている事。
ロイスリーネを守るために離宮に移し警備を強化している事。
ロイスリーネが働く食堂で出会った軍人カインは姿を変えたジークハルトである事。
他にも謎が沢山あり今後が楽しみです。
ジークハルトの本当の気持ち、愛人ミレイやクロイツ派の存在、夜の神など。
一番気になるのは、夜な夜なロイスリーネの寝室に訪れるうさぎのうーちゃん。
おそらく、変装したジークハルトなのかな?と推察しますが。
正直、旦那の愚痴を聞かせたりモフモフ可愛がっているウサギが、自分の旦那だったら、、非常に嫌ですけどね。笑
見どころ満載、モヤモヤしないのでおすすめです!
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お飾り王妃になったので、こっそり働きに出ることにしました ~うさぎがいるので独り寝も寂しくありません!~