4.0
古きよきホラーへの回帰
幼い頃に、「トラウマ覚悟」みたいな気持ちで読んでいた、古きよきホラー漫画を思い出させるタッチ。
グロ描写やダイレクトなオカルト描写にも迫力があるが、感心したのはむしろ「普通の」描写で、雨の降りしきる山中、謎の老人の暮らすテントの中、そして図書館、そういう何気ないシーンの薄気味悪い描写力が、「これぞホラー」という一級品である。
主人公の二人の子供は、可愛らしく、カッコよく、幼い時代に読んだらもっと夢中になれたに違いない。
正直、「話」としてはもう一歩のところもあり、ホラーとして捻りの効いたサプライズや、「なるほど」という含蓄があれば、大傑作になっていたのではないか。
それにしても、タイトルが素晴らしい。
大人がいくら止めたところで、子供たちはいつだって、闇夜に遊ぶ。
そして、大人の決して踏み込めない、闇夜の中の、そのまた真っ暗闇を覗き込む。
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闇夜に遊ぶな子供たち