2.0
苛立ちをぶつける
ハンサムな夫と結婚し、「顔面格差婚」などと陰口を叩かれている主人公。
正直、登場人物たちに苛立ちばかりが募る話で、まるで入り込めなかった。
以下、何にムカついたのか、苛立ちをぶつけてレビューは終わる。
【主人公】
・あなたの外見は決定的には醜くないが、その卑屈さは致命的に醜い。何とかしろ。
・他人の評価でいちいちフラフラするな。愛を信じるなら、もっと毅然としていろ。
・夫に対してやたら引け目を感じるな。何が愛かは難しいが、愛し合うには、平等であるべきだろう。
・だいたい、そんなに外見が気になるなら、少しは努力をしろ。グダグダ悩む前に少なくともダイエットしろ。
【主人公の夫】
・お前もお前で昔の恋人にヘラヘラついていくな。潜在的に妻に優越感があるのか、「俺は顔で女を選ばないぜ」というのがアイデンティティーなのか、はたまた単なるブス専なのか知らないが、何にしてもお前は駄目だ。
いや、別にブス専は駄目じゃなかった、間違えた。
-
13
妻の知らない婚前契約