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なんて悲しい話なんだろう…。
生きること自体がつらくなるくらいのダメージを受ける。この終着点は?絶対幸せになってほしい。
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14685位 ?
なんて悲しい話なんだろう…。
生きること自体がつらくなるくらいのダメージを受ける。この終着点は?絶対幸せになってほしい。
今話のポイントは「桔平がどれだけ無様に主人公に翻弄されているか」に尽きる。
例えば女性読者視点なら
「桔平は主人公を無惨に裏切ったのだから、バカで救いどころなど何もなく、外見だけ受けのいい中途半端なプロ女の養分になって、社会的制裁と暗殺あたりがセットで丁度いい」
男性読者視点なら例えば
「美人妻はステータス。本人が幸せならATMだろうが下僕だろうが問題なし。妻の借金を許したのだから、浮気はバレなければ。自分はこんなバカなことには巻き込まれないが」
桔平の行動から
罪悪感を解消するために、自分がやってきたことを正当化。
作者の視点なら例えば
「読者をスッキリさせるには」
孔明が英語を喋る。もはや戦闘以外は何でもできる人。
今回も神器はなしなのか?
どのワルキューレが神器になるのかも見どころだったと思う。
今回のバトルも長く続きそう。仕方のないことではあるが、先に進むに連れ力のインフレが起こりつつあって、マンネリ化しそう。コンセプトは優れているのに😭
作者さんには、ひとまずお疲れ様でした。
プライベートや体調、出版社などの事情もあったかもしれません。
よく描き続けてくれました。
第二部という仕切り直しも、十分考えられるので、その時は主人公自身の幸せと、アイザックという最高に愛を表現できるキャラがいるので、人間が生きていくために必要な「人との尊い結びつき」を描いてくださるのなら、一生忘れられない作品の1つになると思ってます。
ありがとうございました。
それにしても「薄星」とは幸薄そうな名前…。売られた身分という設定だから、仕方がないのか…。
「邪魔だ」と言われるのは自然。
戦に女性は風紀を乱しかねないし、高貴な身分なら、人質となったら味方の軍が身動が取れなくなる。兵法を習ったにしては、経験不足からの短慮か。という個人的なお客視点と、
別の視点からは、大切な人を一人にさせない、自分も役に立ちたい、という読者の気持ちを温かくする構成になっており、軽いストレスを感じながらも、先の幸せ感を想像させてくれる。
あまりに面白いので巻読みしているのだが、思わず「こうなってみたい」と思わせる魅力的な主人公や登場人物、無から有を作り出す快感、何度もある災難や問題を切り抜けて成長していく様は、読んでいて力が湧いてくる。
話の切り替えも一流で、飽きがこない。それどころか、主人公と同じくらいの主要人物を登場させて「こうなったらいいな!」という大きな伏線を作り上げて、勢力を拡大させていく大きな国盗り物語のワクワク感が、ハンパない。
集英社は、本当に良い作家さんと契約してるなと思う。
強力な法の壁を乗り越えてまでも叶えた不倫成就は、最高に脆い。なぜなら同じことを繰り返すからだ。桔平のように。
この夫婦にイラララーっとした何とも言えない感情になったら、物語として成功。
うまくいかない状況が続いたら、次々回あたりで天誅降るはず。
本来なら通常の恋愛が待っていたかもしれない(それでも育ての親から察するに、愛を感じるほど苦しくなるはず)
真っ当な相手と幸せになって欲しいが、ヒロインの本当の理解者が登場するかで、救われて欲しいと、1読者の想い。
雪女と蟹を食う
068話
第61話 変貌