5.0
人生をかけるような恋
単行本で持っていました📚
ラギネイ王国の王子様、マハティ殿下とキャスリーンというニューヨークの女性とのラブロマンス。まるで「ローマの休日」の反対版のようだったわ。
そこから、現代にいき、花鹿という女の子が主人公で始まる。
実は、花鹿はルマティ殿下とキャスリーンの孫娘。(キャスリーンは、自分はとても王妃にはなれないからと身を隠す。だから花鹿はアメリカ国籍の少女)彼女の父親は一代で成功した大財閥バーンズワースの会長。彼女の花婿探しから話が始まる。
花婿候補は3人。
ユージイン(フランス貴族の子息)
ルマティ殿下(マハティ殿下の孫・花鹿の従兄弟)
カール(バーンズワースの宿敵、ローゼンタール会長の子息)
花鹿は不思議な魅力で彼等の心の中に入っていってしまうんだけど、超鈍感の天然で、全然恋愛感情が分かっていない。
最終的に、花鹿は幼い頃からずっと自分を見守っていてくれた立人(リーレン)を選ぶの。
主人公の女の子に感情移入はあまり出来なかったけど、だからこそストーリー全体を楽しめたわ。スケールの大きい話だった。
LaLaの雑誌で読んでいたんだけど、毎月、次号が出るのを心待ちにしていたわ。
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愛蔵版 花咲ける青少年