匵名希望さんの投稿一覧

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評価5 65% 24
評価4 11% 4
評価3 11% 4
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1 - 10件目/全35件
  1. 評価:5.000 5.0

    ★★★★★★★★★★10.0

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    個人的星10個つけてしまった3つ目の作品です。
    なんせ、購入し始めて配信済み132話までの読破を決意し、他のお気に入り購入作品にいくつも続話の報せが来るも無視し続け、購入意欲を試すが如くお高めゾーンにもめげず、やっと読み切りましたよ。
    主人公ソーマがリアリストなのかどうかはさておいて、とにかく読みごたえ抜群です。あとからこじつけたにしてはあまりにも自然すぎるいくつもの同時進行的施策、それは空母から農業に至るまで、国の礎を成す産業へ有能な人材を登用し王国の庇護の許に資本を投下し運用可能にしていく、その過程が鮮やかに描かれていく様が痛快です。
    彼が日本の学生で、召喚されて急に王国を取り仕切ることに違和感を抱く人も多いとは思います。所詮コミックだからと割り切るのではなく、その立場、環境に置かれた時そうであろうと出来る人間がこの世には存在するのだというのがボクの感想です。事実、世界史を紐解くとそのように突然の即位や立身に順応できた人間がゴマンといます。
    魔法や魔物といったファンタジー全開の設定も残しつつ、召喚されて王位の禅譲ではなく家臣となる最初のソーマのもう一つの現実、いわゆるタイムパラドクスも盛り込まれたりしていて、息つく間が…あるんですね。紅白歌合戦やら婚約者とのロマンスやら。ロマンスといえばハクヤやポンチョにも向けられる熱視線があったりして、う〜ん…これはニヒリスティックなボクには刺激的な作品です。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    ネタばらしまくりの再レビュー

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    『育成型』の分類でしょうか。主人公アイゼンは、ステータスで冒険者の価値は決まらないという確固たる信念に従ってギルド『追放者ギルド』を設立します。果たしてギルマスとなったアイゼンは戦闘はからきしです。だけど率先してフロントラインへと赴き、その機知を活かして勝利へと導く役割を担います。
    前回のレビューでボクは、『追放者ギルド』が追放者を分け隔てなく受け入れる方針をとるなら、ヴィリーネやマイカみたいに超絶隠しスキルを持っていない、例えば容姿の良し悪し、漏れ伝わる醜聞、スキルゼロなどの要因によって追放の憂き目に遭った人も受け入れなければ矛盾するんじゃないか、そのようなことを偉そうに書きました。その後の続話でまったく隠しスキルを持たないコレットをギルドに迎え入れたことでボクが浅はかであったことが判明、再レビューと相成りました。
    まぁ、実はコレットに覚醒していない隠しスキルが鍛錬による経験値の獲得によって後天的に目覚める兆しが56話現在示されており、これもまたとんでもない超絶隠しスキルになるであろうことがうかがえますが、コレット本人だけでなくコレットの処遇に悩むアイゼンの苦悩も結構丁寧に描かれています。
    女子だらけのハーレムギルドへ驀進かと思いきや、かつてヴィリーネを追放したサルヴィオ(♂)が大改心してギルド入りを熱望してきて、コレット覚醒のキーパーソンとなりそうな雰囲気です。
    続きが待ち遠しいです。是非オススメです。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    『異世界おっさん』界に新星現る

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    じわじわはまりました無料分読み終わっても購入を押す指が止まらず、一気読みの運びとなりました。
    コンビニでバイトリーダーとしてただ日々を過ごしていた乙木雄一(35)はクラス転移に巻き込まれます。35歳がずふずぶのおっさんであることは深~く認めつつ、最近の『異世界おっさんモノ』に登場するおっさんの若いこと…せめて40過ぎくらいに設定してほしいと願ううるわしきおっさん心を汲んでほしいものです。
    おっと脱線。
    乙木は廃棄寸前の余り物スキルを駆使し、巻き込んだ女神がおののくほどの成長を遂げていきます。その彼に待っていた驚愕の事態、老若男女問わずモテ始めたのです。品がないと言われればそれまでだけど、乙木は早くアレを卒業したい一心に、いやある程度の打算込みかな?少女にしか見えない少年(100歳オーバー)とコトに及びます。その後も勇者召喚された高校生の男の子からもダイレクトに迫られます。ボクは性的にマジョリティの側(だと思う)ですが、実にうらやましいなと思ってしまいました。。
    …またこんなコトどうでもいいですね。ともあれオススメはしません。ボクにはちょうどいいですが若干クセが強いです。無料分だけで判断するにはちょっと惜しい気がするので、ポイントに余裕のある方は是非!

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    変わった作品

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    パーティー追放モノが大好物で割と数多く読んできました。その中でも上位5指に入るお気に入りの作品です。
    パーティー追放モノとしては結構ベタな展開です。役立たずとパーティーをクビにされるけど実はパーティーを陰ながら支えていて、追放した途端にパーティーは凋落の一途、追放側は逆恨みを募らせる、、ベタですね。ただこの作品が変わってるのは、追放側、この作品ではナハトですね、ナハトが魔族堕ちして主人公のジークに挑むのだけれど、見事返り討ちにされてナハトは再起を誓って退去……しないんですね。ジークに完膚なきまでに叩きのめされて、魔族ナハトは討伐されてしまいます。実はあまり例が無く、元パーティーのざまぁ展開まではよくあるのだけど無くなってしまう展開には正直びっくりしました。泰然自若のジークはすべてを赦してしまうので、元々そこに追放されたことへの恨みもわだかまりも皆無で、パーティー追放モノとしては異例の爽やか追放に収まっていたのだけど、いよいよパーティー追放作品をこの時点で放棄し、ここを境にスーパータンク門番のあらゆるものを守っていく新たな章へと進みます。
    月末に2、3話ずつ小出しの配信が唯一の不満ではあります。今一度読み返してみて、フェルミさんが何者なのか、今そこが一番気になります(49話参照)。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    あぁ…なんて日だ!

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    やっちまった…また1つ、お気に入りの作品を増やしてしまった。そんなに購入にお金をかけられる身分じゃないので、実に悩ましい事態です。
    主人公のカイト(アラサー)は亡命してきた王国で、王都を護るための結界に魔力を注ぐ『聖女』の代理でした。公爵家の令嬢アンリエッタを正式に『聖女』に据えたい王太子ヨハンはある日カイトの家に押しかけ、アンリエッタがカイトに向けていた尊敬の眼差しへの嫉妬ついでに、闇魔法しか使えなくなる呪いの魔石の力ををカイトに使ってしまいます。その後、魔力量に自信のないアンリエッタの要望で異世界から聖女候補を召喚する儀が執り行われ、妨害したいヨハンの指示で細工された魔法陣が暴発して強制召喚されたドラゴンを助けたカイトが国外追放されるところから物語が始まります。
    そこから辺境でドラゴンで「竜人族」の巫女リリアとスローライフかと思いきや、無理矢理呪いでぶっ込まれた闇魔法を用いて作った布が実はとんでもない機能を有していて、それを求める客でお店は大繁盛。そこから鉱山での有毒ガス発生事件を闇魔法で解決。解決報酬でギルドから得た鉱石に紛れていた「クリアライトダイヤ」に闇魔法魔力を充填したらそれが聖属性の魔力焼けに悩むマフィアの頭首に抜群に効いたり、とある日にはいきなり闇魔法を崇拝するダークエルフの村へ拉致されてしまったり、と闇魔法を巡って様々なイベントへと巻き込まれていきます。アンリエッタが斬りつけられている場面に出くわしたところで1巻終了、全話購入してしまいました。
    序盤はまぁまぁ、あるある、ぼちぼちでしたが、どこかのタイミングでガバッと持ってかれたような引き込みを感じました。次の配信が本当に待ち遠しいです。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    まさかのメンバー追加に伴い添削

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    マリナ、シルク、レイン、そして主人公ユーク、新たに結成した『クローバー』に、前回レビュー投稿後に斥候で忍者のネネが加わりました。どうやらスポットではなくレギュラーとして結束を固めつつあるみたいなので、若干の加筆に至りました。
    いずれにせよハーレム状態に拍車をかける新メンバーの追加は今後もあり得ます。実際、オルクスの群れとの死闘の際、『サンダーパイク』のジェミーもサイモンを見限りそのまま『クローバー』に加わりそうな流れだったけど、【退去の巻物】の発動に一人どさくさに逃げようとするサイモンを体を張って阻止してオルクスの群れの中に『サンダーパイク』と運命を共にしました。
    前回も書きましたが、ユークはその有能さと裏腹に女子への対応が実に無能です。そしてこの作品の唯一の不満、女子との拙い甘い甘いやりとり、作者さんの好みでしょうがそんなに加糖しなくても十分に読み応えのある作品だと思いました。ユークはデキるけどチートまででもない。次々に強敵が現れては、メンバーを鼓舞し、多重発動のサポート魔法を発動し、なんとか持てる力を駆使してギリギリの闘いが続いています。
    魔道具による配信にも感心させられました。ユークも配信をうまいこと利用して、パーティーの躍進に結びつけました。
    とにかくオススメです。甘~いですけど。

    • 5
  7. 評価:5.000 5.0

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆10.0

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    タイトルがすっきりしている、これまず好印象。最近、二行以上にわたるタイトルを見るだけで読む気が萎えてしまいます。
    最初警戒レベルMaxで頑なだったレベッカの心がしだいに籠絡、じゃなかったほだされていって年頃の女子らしい表情を見せるようになったり、ハルの年齢不詳っぷりがレベッカに注ぐ愛情を父性に昇華してくれて、レベッカののぼせ方と相反してそれが面白かったり、どちらが主人公かわからないくらい2人とも魅力的です。
    思わず星10個つけてしまったのはこれで2度目です。こんな秀逸な作品に今現在のレビューが3件なのは、やはり無料分が皆無なせいでしょうか。請け合ってもいいですが、1話目から購入しても絶対に後悔しません。是非、色んな方に読んでもらいたいです。

    • 3
  8. 評価:5.000 5.0

    長文失礼します

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    全話読みました。15話までのネタバレ含みます。
    ポイントギフター、初めて目にするスキル名だったので食いつきました。パーティーにポイントギフターがいると経験値が倍になって、その振り分けも自在に操作できます。ギルド『栄光の光』は主人公フィルドのそのスキルによって国内最強と謳われるまで成り上がります。ギルドマスターのクロードとその取り巻きはもうこれ以上の上積みも望めないとして、フィルドを追放します。
    パーティー追放モノが大好物なもので、フィルドの追放劇にはいくつも既視感がありました。特に目新しさはありません。
    最初わかりずらかったけどボクなりに理解したのは、クロードが常にフィルドをパーティーに入れて倍増する経験値を、フィルドには1ポイントも入れず自分とその取り巻きに振り分け、さらにはギルドメンバーの仕事量を精査して減らした分をも自分たちへ入れさせていたということです。
    ボクだったらそんな不条理な条件飲みません。フィルドの職業が明らかにはされてないけど、経験値を取り戻してのレベルアップループでレッドドラゴンをソロで倒せるくらい強くなれるんだから経験値を全譲渡する意味がない。そこは口八丁で騙されていたということでしょうか。
    最近のパーティー追放モノはざまぁ展開になるのが早いですね。『栄光の光』…光だらけなのは置いといて、15話までにすでにボロボロです。
    まだ話も序盤と思われるので何とも言えないけど、ポイントギフタースキルを有効活用する展開をたくさん見たいです。今のところパーティーはフィルドを訳ありで追ってきた剣聖ルナシスだけで、パーティーに入れたらどんなに弱くてもフィルドの経験値を振り分けて強くすることも可能でしょう。
    限りなく4寄りの、期待込みで星5つにしました。もう少し読んでみて、つまらなくなったらレビュー書き換えます。

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    言いたいことは山ほどありますが…

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    とりあえず☆5つとさせていただきました。
    展開はオーソドックスです。12才になると神器を授かります。それは最低ランクの見るも悲惨な外れ武器です。幼なじみの女子がAランクの神器を授かり勇者パーティーにスカウトされて離れていきます。う~ん、よくある展開。主人公ラストは二人で誓った目標に向かって努力します。ある日ピンチが訪れます。魔人に襲われている少女を助けようとさびついた剣を必死に振るっていると、剣がその真の姿を…
    いや!ここなんです!
    タイトルは『【さびついた剣】を試しに強化してみたら、とんでもない魔剣に化けました』なんです。てっきり、大抵外れに分類される『鍛冶』スキルの類を駆使してさびついた剣を打ち直したら規格外の剣に生まれ変わる、ような話なんだろうなぁと勝手に思ってたボクが悪かったんです。それにしてもこのタイトルだけはいかがなものでしょうか?試しに強化…?魔人と戦ってる時にラストの闘争心に反応して発現しただけだったと思うけどなぁ… 魔人が持っていた魔剣を吸収して強化もしたけど、試しにっていうか二本の剣を見比べていたらあれれって合体しちゃったし…
    ともあれ、無料は無かったのでボクのコミック鑑定スキルを発動、そして全話購入してしまいました。結局、面白かったんです。また、弱虫でいじめられても何も言い返せないラストの少年時代に自分を重ねてしまい、若干センチメンタルな感情になったのもあります。

    • 2
  10. 評価:5.000 5.0

    傑作

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    無料分が無かったため、一話目から購入して結局配信分全購入に至りました。一話が60ptだけど割高感は感じませんでした。ボクのコミック鑑定スキルは大分精度を上げてきたみたいです。
    どこまで引っ張るつもりなのか、貫き続けるのか、無自覚天然を最前面に掲げた作風です。この手の話は一歩踏み外すと単なるギャグ漫画に陥りがちです。本作品でも幾度かそんな流れに傾きかけるも、主人公ノールはそれすらもパリイしてしまいます。リンネブルグを救ったお礼にもらった古代遺物的マッチョな剣を片手で軽々と振るったと思ったら、剣幅がどぶさらいに使ったらぴったりなんじゃないかとブツブツ独りごちてたりして、実際にどぶさらいの現場におろして重宝しているのにはぶっ飛びました。
    努力に努力を幾重にも重ねひたすら磨き続けたパリイのスキル、やっと報われる時が来たみたいなので応援したくなります。無自覚も自覚してしまうとつまらなくなることもあると思います。
    作画もかなりのスペックです。文句なしの傑作と言ってもよいと思います。

    • 10

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