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とりあえず黙々とやれる系の資格を取ろうか。
レールは自分で敷いてもいい。
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10097位 ?
とりあえず黙々とやれる系の資格を取ろうか。
レールは自分で敷いてもいい。
あー……14~15歳で妊娠出産でこれはやばいな。父親は母親が年齢をごまかして働いてたキャバに来た客か。この年齢差だと当然周りの噂になるし、生活が安定する堅い仕事は無理で準夜勤とかあるキツイ仕事しかない。
絵美がいじめられたのは多分モノが買えないからじゃない。母親たちが絵美の家庭について噂してるのを子どもが聞いて、仲間外れにするために絵美が買ってもらえるはずもないモノをおそろいにしよーとか言い出したんだな。
あの初対面マウントの取り方からお水やってたなと思ったけど、やっぱりな。気の利かせ方がプロなんだよ。酒がなくなるタイミングを見計らうのとか、自分も吸うとはいえ灰皿換えてくださーいとか。
しかし、中身を見ずに外見や持ち物だけで近付くか離れるかを決めるやつらが大嫌いなんだから、雅也に行かずに見た目判定される虚しさを分かち合える洋介と付き合って結婚しときゃ良かったのに。愛か自分を信じられなかったか。
大した復讐はないが、イライラしたのはそこではない。DQNな男とその友人達を娘よりも優先し続ける、自分というものがない主人公に心底腹が立った。
この主人公の中には人間の価値基準が『明るさ』と『見た目』しかない。人柄や努力などはまったく眼中にない。歪み過ぎている。そんなだからDQNと陽キャの区別がつかず、自分をいつまでも低く評価していて暗く、高校生のまま価値観が育たず浅いままなのだ。自分が明るく小綺麗にするのではなく、『明るく見た目もいい彼と結婚できた自分』というステイタスで同類扱いしてもらおうとするから、地味なノリと見た目の自分を何もないと感じて恐怖で別れられない。それを『好き』という感情なのだと自分に言い聞かせている。ただの依存なのに。
結果、母親よりも女でいたいがために娘を傷つけ続けたDQN男を何度も許しては繰り返し娘を背中から撃っている。しかも、離婚は大人である夫婦二人だけで話し合うべきなのに、最終的に娘に丸投げして決めさせている。クズだ。そんなものは意見の尊重でもなんでもない。離婚の責任は大人が持て。案の定、それからずっと娘が負い目を感じていたことに主人公は気付かず、告白されてからさもいい母であるかのようににっこり諭す。きつい言い方になるが虫酸が走る。
結局、この夫婦は明るくなければ人に非ずというゴミみたいな価値観と、DQNの仲間入り権と引き換えに○隷契約を結べる利害関係の一致でひかれ合ったのだろう。復讐はそれほどでもない代わりに、自己評価低過ぎ主人公が離婚をきっかけに血ヘドを吐くほど自らと向かい合って成長しましたという物語なら良かったが、そういう過程は一切ない。養育費を養育費以上にとらえ、相変わらず娘よりもなんとなくDQN元夫の方を思いやっているので、依存する性格は変わっていないことがわかって気分が悪い。
しかしまあ、それはそうだろうと思う。主人公は自前の明るく強い自我に目覚めたわけではない。成長するきっかけになるはずだった苦しくて重大なことはすべて娘が決めてくれて、主人公はそこに乗っかっただけなのだから。職場と娘にソフトに依存しつつ新たな男は作らないことで、とりあえず落ち着いてはいるようだ。
依存症は治らない。依存先を変えるか分散するか、一日一日断ち切り続けるかしかない。その意味では真実を描き出していると言えるかも知れない。
この夫婦の涙は自分のための涙。自分の気持ち優先だからそれに沿った勝手な解釈を人の行動に与えて、本当の自分の弱さ身勝手さに言い訳を与えようとする。だからいつも後からじゃないと他人の心に気付けない。
ゆみちゃんを母親が抱き締める流れもなんだかなー。ゆみちゃんにとっては母親しかいないんだから泣きながら謝られればわかってもらえて嬉しいし、でも母親のおかしさを指摘できなくなるでしょ。この対応は受動側がダブルバインドにならざるを得ない。だめんずうぉーかー製造機だよ。
とにかくまずはハグなしで一人の人同士として謝らないと。抱きしめるのはその後でいい。それができない母親も父親同様まだ子どもだなと思った。気付けるだけ父親よりはわずかにマシではあるが、自己憐憫で必ず一回間違う病気が果たして治るのかな。
車道側を歩くだの出産を泣いて喜ぶだのは自分のためでもやれることなのに、それを『まともさ』の基準にするのがそもそもおかしい。このダメ母親が、骨の髄までモラハラなクズ父親を本当に捨てられる日が来るなんてまだ思えない。自分がゆみちゃんの立場なら、あなたは認知が歪んでるからカウンセリングを受けてくださいと母親に言うね。
うまい!忠相どこだと思っていたらここか!自ら模範となり質素倹約を進めるも融通は利く吉宗公、何なら史実よりカッコイイんじゃないか。こっちは歌舞伎などの文化面でも抜け穴を作ってくれそう。
1話目に誰もが知る有名将軍を持ってきてわかりやすく、男女逆転にいたるまでの設定も作りこまれていて面白かった。菅野美穂と堺雅人のドラマは観たが映画は観てなかったので新鮮な気持ちで読めたし、続きを読みたくさせられた。
やっぱりか。しかも、手駒の柏木がうまく御側室に収まれば間に誰が入ろうと引き続き権勢を振るえるという狙い。えげつない
赤坂、好きな相手の必死な横顔を見て水野への嫉妬心よりも指示通り針探しを優先するなんて、ただの女代わりかと思いきや意外と本当に好きなんだなと感心。水野のおかげで好感度も上がってその実力を認めたとはいえ、想い人のために恋敵に頭を下げられるとは、なかなか。
お信への想いを胸に秘めた水野が人のために動き、それが周囲の美点を引き出している。
美といえばまた、肩の線に映える裃の意匠もさることながら、袴から匂い立つ男の色気が素晴らしい。
淀んだ金魚鉢の水に馴染みきってしまった人間と、まだ水面に顔を出して息ができている人間と、対比も鮮やか。
畳の目に落ちた針は見つけにくいだろうな。鑑識方式は確かにいい。
倹約将軍きたー
さてどうなるか
パパ、浮気してるよ?娘と二人でクズ夫を捨てます
014話
第18話