さらさもこんな表情をするように。そして……覚悟だ。
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さらさもこんな表情をするように。そして……覚悟だ。
あー…ね。構成の妙に唸る。じいちゃん優しいな。
そんな気持ち、わかんないやつよりわかるやつの方が絶対うまくなれるよ。芝居は人を描くものだから。二人とも応援したくなる。
『絶対』。ほんと、この差は大きい。
誰よりも歌舞伎役者になりたくて父親似と言われる寺島◯のぶが、なぜ歌舞伎とも浅からぬご縁のある◯塚を選ばなかったのかを察せられるような、いや外の人間なぞに計り知れるようなものではないなと思わせられるような、そんな回。
才能のない人間には違いなどそもそもわかりはしない。わかるということはやはり才能があるということ。天才の前に一度は己の弱さに負け、膝を折ってしまった暁也。性の壁の前に立ち尽くすしかなかったさらさ。次へと向かう力にできるかどうかは自分次第。どうにも変わらぬ宿命を、自由に運命を切り拓くための力に変えて欲しいと、どうしても願わずにはいられない。
『国宝』よりもさらに複雑なこの関係、さらさは生まれついてのスター、苦難すら彼女を輝かせる星屑になる『大丈夫な子』。男であることの優位性、主体性のない始まり、気の弱さに甘えることができなくなった暁也は、だからこそひとまわりもふたまわりも大きく化けられる可能性を秘めている。
歌舞伎の家の子なのに外の子みたいに部屋子に?と思ったら、なるほどそういう事情かと。
二人の幼少時エピソードは、◯塚だけでなく歌舞伎のあるある(血筋ながら辞めた方がいたり、苦労した親の方がやらせたがったり、さらりと描かれた大大先生の鼻筋だとか)も詰まっていて、よく調べてあるなと感心。
しかし持ち物だけで人生は決まらないよ、暁也。芸事は特にね。
昭和でも妻に敬意を払わないこんな男は女から蛇蝎のごとく嫌われていた。彼が悪いわけじゃない、なんてことはない。
自分ならこんな昭和老害ジジイまんまなやつとは飲まないし、縁を切る。他の二人の連絡先を知ってるなら後日田代抜きで会えばいいし、知らないなら連絡先だけ聞いて注文せずに帰る。
優先順位がおかしい、響かない、他人のことは許さない。自己中超理論を展開して謝らない。
このストレス、誰かに似てると思ったら戸田奈◯子じゃん……。
実際、浮気野郎ほど束縛がきついよ。ただしコレ、愛なんていいもんじゃなくて単なる支配と優越感。物に対する所有欲なんだよな。
夫婦はお互いを肩書きで呼んじゃダメだよ。
それは人間の名前じゃない。
かげきしょうじょ!!
022話
第8幕(1/3)