5.0
最終話までのシルヴィア、ネタバレです
ドはまりして最終話まで一気購入して読みました。
シルヴィアは登場序盤から鬱陶しく、回を増す毎に性悪さがどんどん露呈していきます。最初こそ取り繕っていたシルヴィアですが、その正体は…
〜以下シルヴィアのネタバレです〜
聖女になる前は娼.婦としてその日暮らしの生活をしていました。ある日突然神の声を聞き、あれよあれよと言う間に聖女になります。これまでの生活は一変し、贅沢ができる、皆が自分を敬ってくれる、更に魅惑の魔法も使えるようになり、男を意のままに虜にさせられる力を手に入れたシルヴィアは、ウィルヘルムだけに飽きたらず、ハーレムを作って毎夜乱.行パーティーを開催するなど欲望のままに暴走。浄化の旅にも夜用の男を同行させ、イザークにも「一緒に楽しもう」と誘います。普通に断られましたが。
聖女としての役目を果たさず、民のことを蔑ろにし「民なんかどうでもいい」と言い放ち、傍若無人の限りを尽くしますが、諸々の悪事をコニーサイドにリークされ王家から追放されます。ウィルヘルムはその座を弟に奪われ王位継承権も剥奪され、戦場に送られた後、王家によって暗殺されます。
シルヴィアは修道院に送られ、聖女としての力も失います。最後の力でコニーの元に現れ、自らの手でコニーをコロそうとするも失敗、捕らえられますがほんの少しも反省せず、またもイザークに色目を使いついにコニーぶちギレ。「本物の聖女様は修道院にいるはず、ここにいるのは偽物よ」と言われ「聖女を騙った不届き者、これは偽物の聖女だから処刑する」とコニーの領地で首をハネられ、最期を迎えます。
イザークと結ばれたコニーはメルドルフで幸せに過ごしましたとさ。めでたしめでたし。
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婚約を破棄された悪役令嬢は荒野に生きる。