5.0
めっちゃ長い感想です
面白すぎて最終回まで一気に課金して完読しました。
盛大にネタバレしまくったレビューですので、見たくない方はご注意を。
わりと早い段階でブリュノの裏切りが発覚。ブリュノの悲しい過去には同情はできるけどやりすぎましたね。まるで自分がサウーベルカを救う救世主であるかのように、己の行いを全て正当化して命の選別までする始末。ノアムは勿論、生まれつき力のある者への妬み嫉みがブリュノの生きる術になってしまったのが残念です。
フェレメレンの元王家の皆様の最期はハッキリと書かれていないけど、義母は強制収容所で過酷な生活の末、囚人達からレイ●されたような描写でした。オロールは逃亡の末ヤバイ奴に捕まり、奴.隷のように首に鎖を付けられ、毒の被害によって息子を失った公爵邸へ引きずられていき…その後は分からないけど、きっと想像を絶する暮らしになったことでしょう。諸悪の根元、元皇帝クレイグはアメリアの毒によって何度も何度もコロされる幻覚に苛まれる。ブリュノの策略で処刑が途中で中断されたので、幻覚で散々苦しめられた後に改めて斬首になりそうですね。この3人はアメリアを散々苦しめたので、簡単にシを迎えない最後で良かったです。
アメリアに嫌がらせしてノアムから出禁をくらったソフィア嬢、なんとも良いキャラになって戻ってきました!個人的にこれがとても嬉しかった。貴族令嬢にも関わらず日々農業に汗かき働き、ひねくれながらもすっかり毒気が抜けてアメリアに助言をしたりと、素敵なお友達になれそうな感じで良かったです。
アメリアとノアムは最終回直前にやっと結ばれました。復讐優先だったからしょうがないけど、両思いになってからここまで長かった〜〜!最終回、アメリアの妊娠発覚シーンでのノアム様に泣きました(´;ω;`)娘ちゃん、可愛い!!最後が完璧なハッピーエンドで良かった。途中中弛みすることもなく、最後まで疾走感溢れ、どんでん返しが続いたことで飽きることなく読み進められる最高傑作です!
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政略婚皇后は復讐の毒に咲く