5.0
短くて深い
早起子さんが享年27歳で亡くなることから始まり、
6歳歳の離れた兄、涼青さんが
亡くなった妹の身辺整理をしながら
自分の知らない早起子さんの生前の姿を知っていく。
田村由美先生独自の心に染みる言葉や
ふと自分に置き換えたくなる想いの表現が
所々に散りばめられていて、短編読み切りだけど
心の深いところに響く素敵な作品です。
1、2話は淡々粛々と話が進む感じですが
3話に色々なことが回収されていき、
私は自然と涙が流れていました。
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空に続く青