5.0
いい!
自分の持っている未来を読む力を家族や周りに利用されてきたヒロイン。
力を使う度に自分の体の五感と引き換えに失っていきます。
自分の力と引き換えに家族や周りに必要とされたい、愛して欲しいというのはあるかもしれません。
でも、自分が引き換えたものの代償は大きいのに、自分を利用だけしているのは辛い。
五感がなくなっていくのはきつい表現だな…と思ってしまいました。
ヒーローはそんなヒロインがその世界から戻ってくるのを待ち続けます。
自分を大事にすること、それをちゃんとわかってくれる相手に愛をあげるということを表現している作品だと思います。
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消える私に夫の愛はいりません