王女様、最後は良い人で去って行ってくれて良かった。
でも、私には「喧嘩友達に近かった仲の良い男友達に彼女か妻ができた時の値踏みをする女性」の視点や態度に近いものを感じてしまった。
結婚の話が出てきた時に相手を全然意識しない人っていないと思う。相手のことを好きか嫌いかは置いておいて、「その人と結婚生活を送れるか」「好きになれるか」「子供を作るような行為ができるか」「相手の実家や資産、親、親戚関係」を瞬時に考えると思う。
リフタンはマクシーが大好きだし、結婚もしてるから「あ?意味わからねー」で終わってしまったけど、多分、お守りをさせられてる気分にもなったと思う。
型破りで王道に外れ、周りが慌てるような行動をしがちな人って、周りが諌め、盛り上げてくれる人がいるからこそ、楽しそうにできる。周りが相手をしなかったら、ただの痛い人で孤独な人で終わる。
マクシーは自分が誰であろうと誠実に生き、盛り上げてくれる人がいようがいまいが、基準はリフタンと領民なんだよね。
マクシーの才能を認め、王家に帰ることになって良かったよ。
王女に良い印象をあまりもてなかったから、そう思ってしまうのか
…?
リフタン、最後はただ、見て嗅いだ匂いをそのままひとりごとを言っていたと思いたい…!
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オークの樹の下
077話
第77話