4.0
深い
突如両親失った女子高生と変わり者小説家の同居話、という簡単なものじゃなく「人間とは」くらい考えさせられる深い内容だった。マキオさんの物事の考え方、捉え方は本当に今の自分に刺さるものがあり、面倒でも折り合いつけて生きていくって必要だなと。
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突如両親失った女子高生と変わり者小説家の同居話、という簡単なものじゃなく「人間とは」くらい考えさせられる深い内容だった。マキオさんの物事の考え方、捉え方は本当に今の自分に刺さるものがあり、面倒でも折り合いつけて生きていくって必要だなと。
育児放棄、親ガチャ等、現実的な話の中にイケメン3人組との学園要素。昔あった人気マンガ(ドラマ?)の現代版?という感じでしょうか。どちらにせよ、ヒロインは強かに逞しく、浮世離れの坊っちゃま達には眩しく新鮮に映るんでしょうね。
血が繋がっているからこそ逃げ場がなく、まさしく真綿でじんわり締め続けられ疲弊、消耗していく。読んでいてどんどん空気が重く感じられ苦しくなってきた。自分の育った家庭は違うけど、親になった今、気が付かない間に子供ら、家族を縛り付け、縛り付けられたりはしていないかと考えてしまった。
天使が「神様(天)の使い≒公務員」というイメージとは遠い姿で描かれていて最初はファンタジーものとして読み始めましたが、読み進めるうちに間の欲深さや、罪の意識がない悪意等、全てにおいて引き込まれていきました。この作者の描く登場人物はいつも色気溢れる美男美女が多くて素敵です。
家族に一人虐げられているヒロインが王子様(的な存在)に救い出され、紆余曲折しながら成長&幸せになっていくという、よくある設定。
自分の身内だったらと考えさせられました。福祉に繋がれば何とかなると思ってたけど、そこからが長い道のり。しかも、必ずしもハッピーエンドを迎えるわけでもない。「死にたい」とSOS出せるだけまだよいということが辛い…。今のご時世、どのくらいの数がいるんだろう。
自分だったらどうするか、子供がいる身としては、今後有り得る話として考えさせられた。余命関係なくても「ママ卒業」希望は常にあり、自分のご機嫌を自分でとれるようになりたいと思ってるけど、仕事&育児&家事に忙殺され毎日すり減る神経(と体力)。この主人公のパートナーは大切なことに気付くことがてきて良かった。
映画を見てからの原作。鎌倉の情景、人物描写、ストーリーと本当に忠実に再現されていたんだと改めて感じた。季節ごとの空気感も感じられる大好きな映画でしたが、この漫画を読んで改めて好きになりました。
タイトルとヒロインの顔から気になって読み始めました。太田母斑、容貌失認のことは、何となく知っていた程度でしたが、この漫画で改めて当事者の抱える問題、苦しみが分かりました(分かった気持ちでいるだけかもしれない)。「個性」と思って前向きに生きるというのは、綺麗事かもしれないけれど、ヒロインや親友、先生、初恋の元同級生、それぞれ思い悩み苦しみながら前に向かっていく姿に勇気付けられました。
絵が素敵で読み始めました。身代わりとして王宮に入ったニーナが少しずつ周りを巻き込んで成長し、敵国に入ることになっても周囲を巻き込んで…。周りを魅了するニーナ、二人の皇子との間で揺れる気持ちが切ない。セトもアズも悪くないって、分かっている分、心が締め付けられるんだろうなと。
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違国日記