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これは、あのヒールで策士で拗らせ女子だった胡桃の成長記です。人を好きになると自分を知ると言いますが、自覚していなかった”自分”が雪崩のように現れてビビりまくる胡桃の姿が何とも微笑ましい。君に届け以上に甘酸っぱくてステキなお話でした。他の子達のその後も読んでみたいです。
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これは、あのヒールで策士で拗らせ女子だった胡桃の成長記です。人を好きになると自分を知ると言いますが、自覚していなかった”自分”が雪崩のように現れてビビりまくる胡桃の姿が何とも微笑ましい。君に届け以上に甘酸っぱくてステキなお話でした。他の子達のその後も読んでみたいです。
彼が妻に去られた原因に目を向ける方が多くいますが、そこは問題じゃないと思うんです。離婚後、親権を取った(奪った)妻が彼に子供を会わせないことが問題なんです。
どれほどのダメ夫でも(DV除く)子にとっては大事なお父さん。養育費だけ貰って(足りないとか関係ない)住所も知らせず子供に会わせないのは間違いだと思います。ユウカイと言いたくなる気持ちも分かります(家裁がこれを許しているのが理解できない)。その結果、娘と父親に及ぼした心理的な影響が丁寧に描かれています。
最後は娘が父親に会いに行ったのだと理解しました。そこに希望を見ました。良い終わり方だったと思います。
近野智夏は鴨たちや朝食会に消されなくて良かったと思える唯一の人物でした。確かに深い闇を抱えた子ですが、その後が気になっていたので読むのが楽しみです。
こんな王道の青春ラブストーリー、10代の頃ですら読んだことありませんでした。多分、おばちゃんになって読んだからこそ響くのだと思います。恋することの甘酸っぱさとか初めての気持ちとか。懐かしさと、もうこんな想いをすることはないんだなぁという寂しさとで読んでいて胸が一杯になります。この作品に出会えて良かった。
リベンジ編は登場人物が多く、話も枝分かれが多くてついて行くのが大変でしたが、最後までとても楽しめました。
最初は絵に慣れなかったけど、ストーリーが面白くて毎日読むのが楽しみになりました。風疹や梅毒など若い人に読んでもらいたいエピソードがたくさんあります。
この作家さんの作品は何冊も読んでいてファンではあるのですが、不満や苦労の多い妻が出てくるものばかりだったので今回も構えて読み始めました。が、全然違った(笑)。若いファミリーのあるあるが妻目線で面白おかしく描かれていて楽しいです。
思春期の女子特有の心の機微がとてもうまく描写されていると思います。大きなドラマは無いけれど、若かった頃の自分の気持ちを代弁してくれているような場面が多くあり、読めて良かったです。
ブロガー中傷エピソード、一気読みしてしまいました。闘うために何が出来るか、どんなことが待ち受けているか、裁判はどんな流れか、本当に良く分かり、且つ面白い。あのクセのある弁護士は冷たい奴だと思うけど、その分パラリーガルさんが寄り添ってくれるし、仕事はばっちりするから私も依頼したいと思わされました。
コタローから来ましたが、大家ご夫婦、只者ではなかった。すごくパンク!コタローを読んでいて大家さんのことも知りたいと思っていたので、これで叶いました(笑)
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君に届け 番外編~運命の人~