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571 - 580件目/全606件

  1. 評価:4.000 4.0

    家元発王道ラブストーリー

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     蜜を求めてひらひら、蝶のように花から花へ、女性から女性へ渡り歩いていた佳月が、純恋というたった一つの花を得て、道を開き、道を極めていく物語です。
     蜜樹先生の画は、時代物や異世界物などで特に魅力を発揮しますが、こちらの作品も日本舞踊宗家という特殊な世界を描いているが故に、一層絵の美しさが引き立ちます。
     佳月の婚約者問題、親からの反対、弟との確執などちょっと泥沼ですが、28話分なので、あまり深みに嵌らずにすみます。最後の終わり方が、ややご都合主義なところがありますが、ハッピーエンドに収めるためには仕方がなかったのかな?

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    悪し妻の真の姿

     北条政子、日野富子、コンスタンツェ…悪妻、恐妻と伝えられる妻たちは、その時々を精一杯生きていただけなのに、歴史上、悪妻としておいた方が都合がよかった…という話、このお話のヒロイン水松女の境遇を知るにつけ、十分あり得ると思ってしまいます。大海とむ先生の作品では、ヒーローの方に能力があることが多いのですが、今回は久しぶりにヒロインに能力がありそう…(魔女媚のココちゃん以来?)まだ、その力を十分に発揮するまでには至っていませんが、この先、ストーリー展開に大きく関わってきそうで、ワクワクしながら読んでいます。ヒーローの吉次郎サマは、これまた珍しく裏表がなく、ヒミツもなく、とても誠実で、「水松女、逃すな〜っ」って言いたくなるようなお方。大海作品では、貴重な存在です。
     1話分が100ポイントで不誠実というレビューが散見されますが、コミックスに換算するとほぼ正当な評価なのでは? 出版業界と電子書籍業界は互いを潰し合ってはならないと思います。ポイントのせいで、この作品が正当に評価されないのであれば、こんな残念なことはありません。

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    20話まで読んだけど…

     今日現在、レビューの評価4.3…この数値の高さについて行けてません。独特の世界観、時間の流れ、描写の工夫、話づくりの緻密さは認めます。けれども、どうしてもそれらが「面白い」とは感じられないのです。物語初頭からその感覚に捉えられたのですが、そのうち多くのレビューにあるような「よさ」に出逢えるだろうと期待して、読み進めました。けれども、無料20話まで読んでも「次も読みたい!」という気持ちは、湧いてきませんでした。感覚が鈍くなっているのかな? ちょっと悔しいけれど、課金は断念します。多分、単純なのが好きなんだろうな…。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    TVドラマから入りました!

     窪田正孝さん主演のドラマ「ラジエーションハウス」の大ファンです。正直、原作の方には全く興味がなかったのですが、大量無料配信にのっかって読み始めました。先にTVドラマから入ってしまったので、窪田正孝さん?本田翼さん?って思わない訳ではありません。けれども、医療関係の表記はTVドラマ以上に専門的(っぽく)かつ、人物の心理描写も繊細で、読めば読むほどハマっていきそうな予感がします。この原作にして、あのドラマありだったのですね。この先、エンケンさんや広瀬アリスちゃんの顔を思い浮かべながら、さらに楽しく読み進めていきたいと思っています。

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  5. 評価:5.000 5.0

    13の花束のような物語

     みつきかこ先生の同級生モノで、日英ハーフの世界的な学生起業家と、ごく普通の花屋の看板娘が繰り広げる花束のような物語です。「ラブファントム」の慧さんも「あい・ひめ」の仁兄も家庭的に恵まれず、ヒロインたちと出会う前は、かなり女性関係でヤンチャぶりを発揮していたようですが、この龍クンも然り!でも、雪乃と出逢って、雪乃一筋になるところが、他の作品同様たまりません!!
     花言葉をモチーフに編まれた13の物語は、さしずめヒロイン雪乃の心の有り様を表しているようで、特に「サギソウ」は心が震えます。最終話だけが「The Harvest」花の名前が付けられていません。2人が迎えた「収穫」のとき。何を得たのかは、ぜひ作品を読んで確かめてみてください。

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  6. 評価:4.000 4.0

    こんな幼なじみ、欲しかった…

     年上、年下、同級生。とにかく、こんなピュアな恋ができる幼なじみ、欲しかったなぁ〜と、女の子なら一度は思ったのでは? そんな宝石箱のような短編集です。
     表題作もよいのですが、イチオシは3、4話の「放課後と恋する瞳」 弓道部で活躍する晴香とそれを見守る志帆子との同級生Loveです。応援する事しか出来ないと言った志帆子に対し、晴香の答えは「別に応援なんかしてもらわなくても」でした。ショックを受けた志帆子は…。ベタです。ベタな内容ですが、もどかしい二人の関係が、青春なのです。
     4話とも誠実系イケメンの赤面照れ顔を拝むことができます。胸キュン間違いなしのオムニバス、お勧めです。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    ダブルエッジの意味するもの

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     タイトル「ダブルエッジ」の意味。それは、地球上の男全てが滅びてしまえばいいと思う反面、普通の女子高生のように恋がしたいと願う謡の心そのものを表しているのではないでしょうか。手を伸ばしたくても伸ばしきれない、そんな苦しみを抱えた一人の少女の再生物語です。
     どんな形でも暴力は許されない…このお話を読むと、本当にそう思います。14歳で男に襲われた経験から、男性恐怖症になってしまった謡は、傷付いた心と記憶を抱えて、この先も生きていかなければならないのでしょう。噂だけが独り歩きして、一家で引っ越しせざるを得なかった謡一家の当時の苦しみは、SNSの情報に振り回されがちな私たちにとって、決して他人事ではないような気がします。
     謡にとって幸いだったのは、それでも、家族が味方になってくれたこと、血の繋がらない弟修平が(当時の謡は知りません)ずっとそばにいて、守り続けてくれたこと、そして、彼女自身、芯の強い心の持ち主だったことです。そんな謡だからこそ、とのさんを見つけ、とのさんに向かって一歩を踏み出すことができたのでしょう。
     初期には、とのさんの元カノなども登場して、多少波風が立ったものの、基本的には3歩進んで2歩下がる謡を、とのさんが我慢強く、あたたか〜く、大きな愛で包みながら、4年間+2年間待ち続けるお話です。現実の男でそんなに待てる男いるかぁ〜?と思わないわけではありませんが、ま、夢を見させてくださいな。
     3歩進んで2歩下がる2人の関係は、読者をヤキモキさせるかもしれませんが、それだけ謡の心の傷が深いということ。一進一退を繰り返しながら、それでも好きになった人に向かって歩み続ける謡の姿は、応援したくなるし、きっと共感できると思います。とのさんが作ったギターが、謡を守っていたこと、このギターが10年前から2人を結び付けていたことのエピソードに至っては、もう奇跡としか言いようがない!少女漫画よ、ありがとう。
     個人的には、修平絡みのエピソードが推しです。修平の謡への思いが切なくて切なくて、謡が2人いればよかったのに…と思ってしまうほどでした。せめてすみれさんが、セカンドベストではないことを願っています。
     ところで、素直な疑問を1つ。年齢不詳のとのさんですが、結婚後、謡はとのさんを何と呼ぶのでしょうね???

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    ツッコミどころ満載でも…

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    ツッコミどころ満載です! いくつか例を挙げると…
    ①キャラクターの描き分けができていない。老若男女、髪型や髪色が変わると誰が誰だか、本当に分からなくなる! 特に華明と雅明は、華明が前髪下ろしたら、もはや同一人物!いくら兄弟だからといったって、似過ぎでしょ。
    ②名前が混乱する。この人、前に出てきてたっけ?感多すぎ。日本人に、漢字2文字か3文字の名前を覚え続けろっていうのは、かなり無理があると思うよ〜。
    ③三兄妹の相手が、全部日本人ってどうよ。それも、闇社会で絶大な力をもつ一家だよ。好きになった理由が、今一つ分からない。まあ、命を助けられた雅明、ボディーガードが相手の小明は、まだあり得るとして、華明は??? まさかの一目惚れ??? 普通だったから???

     吹き出しの台詞から、あ、これは華明ね、こっちはアリスね、てな具合に判別しながら、最後まで読み切りました。あれだけ文句を言っているので、さすがに星5は付けられないけれど、うん、面白かった。星4です。ユルいときの華明のかわいさ、雅明のかなりズレた一途さ、天の邪鬼な小明が時々見せる弱さが、このよく分からない物語を魅力的なものにしています。

    大量課金を避けたい人は、まず最終96話を先に見て、判断してもよいのでは?
    いきなり7年後かよっ!と、ツッコミたくなるような、ヌルくユルい終わり方をしていますよ…。

    • 10
  9. 評価:4.000 4.0

    ほんとの「おくりびと」

    映画「おくりびと」で、納棺師という仕事があることを知りました。
    東日本大震災で、納棺師がいかに被災者遺族の支えになっていたかを知りました。
    そして、この「新米納棺師しおりの最後のはじめまして」で、
    納棺師という仕事のリアルを知りました。

    多分、私にはできないお仕事です。
    誇りをもってこのお仕事に従事してくださっている
    全ての皆さんに感謝です。

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  10. 評価:5.000 5.0

    カラーもよいけれど…

     モノクロで読み始めて、カラーで完結し、また、モノクロに戻ってきました。結論=カラーも悪くないけれど、やっぱり白と黒の線は特別!です。白黒という制約があるからこそ、表せる繊細さもあるのです。青島くんがいじわるなのは最初のほうだけで、(それも、ただ掴みどころがないというだけ)どこが意地悪なのか?と思うほど、タイトルとは真逆の甘甘な物語、白黒でも健在です!

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