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シディスの溺愛が止まらない!
ただ一人「皇帝つき女官」に任じられたオルウェン王国男爵家令嬢リーゼ…実はその前世は、幼き皇帝とその従弟を助けて命を落とした、帝国の女性騎士カトラだった…というところから物語が始まります。
なぜ「イノシシ娘」と罵られているリーゼが、唯一の皇帝つき女官に選ばれたかは、きちんとした理由があるのですが、とにかく、初めっから最後まで、皇帝付き騎士シディスのリーゼに対する独占欲が、半端ない!視線、何気ない言葉、行動全てに、彼女に対する愛情が溢れ出ている感じです。
どうしてそこまでって?大方の読者は、気付いているはず。実は、前世のカトラが助けた子どもっていうのが、皇帝の従弟シディスで、その頃から彼はカトラが好きで、同時に自分のせいでカトラが死んだという悔恨の気持ちも持ち続けていて、そんでもって、リーゼに出会って、すぐに中身はカトラだって分かって…。そりゃあ、溺愛になるよねー。
リーゼが17歳、シディスが148歳って、この歳の差どーすんのって、いろいろツッコみたいところだけれど、それについてもしっかり設定がなされているので、十分納得できます。
みんなで帝国に帰ってきて、無事結婚♡と思いきや、この二人、まだまだ乗り越えなければならない壁がありそう…う〜ん、続きも楽しみ♡転生婚約ラブコメディ、星5で絶賛オススメです!
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皇帝つき女官は花嫁として望まれ中