Mayayaさんの投稿一覧

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評価3 21% 330
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評価1 2% 24
591 - 600件目/全941件
  1. 評価:3.000 3.0

    設定が「ぎこちない」

     いろいろ設定の振り幅が大きすぎて、今ひとつ物語の世界にのめり込めなかったというのが、正直な感想。いろいろ「ぎこちなくて」ざわざわします。
     まず、久世くんの変装。特殊メイク?肉襦袢?でもない限り、洋服だけで体をあそこまで膨らませるのは、かなり難しいと思う。初っ端から、ここでひいてしまいました。あれ?肉襦袢着けてたんだっけ?
     それから、久世くんを取り巻く周囲の(特に、女どもの)反応。あそこまで、手のひら返し?いくらいい男なんだかどうだか知らないけれど、あの反応の落差は、相当デフォルメでは?それとも、あの会社が馬鹿ばっかしなの?
     どうでもいいけど、理央の元カレ?こいつも何考えていたんだか…。理央に振り向いてほしくて、他の女の子と遊んでた?今どき、小学生でもそんなことやんないよ。まさに、負け犬の遠吠え。
     あーすけ先生の作品は好きですが、こちらはどうだろ。登場人物が、みんなぎこちなさ過ぎて、ちょっとなぁ…。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    読めば読むほど味わい深く…?

     いろんな意味で、ヒロインミチコがダメダメ過ぎて、腹が立ってくる。で、話数が進めば、少しはスキルアップするのかなと思いきや、それもなし。口は悪いし、疑いすぎてイイ男逃しちゃうし、貯金はないし、さらには若くもないしで、ミチコさんの現状、目も当てられない。さすが「ダメな私」第1号です。
     個人的には「ダメな私」が、もう一人。それは、ヒーロー黒沢歩(通称主任)。この人も口が悪いし、横暴だけど、一番のダメダメは、兄の恋人を何年も想い続けて、拗らせまくっていること。せめて、お兄ちゃんや同棲相手に気付かれないように想えよ〜。ま、ミチコにバレるようだから、無理かぁ…。
     このダメダメコンビ、ホントに腹立つコンビなんだけど、二人の歯に絹着せぬ?丁々発止のやりとりが、たまらない。犬も食わぬ夫婦喧嘩?的な…破れ鍋に綴じ蓋とは、よく言ったもんだ。
     漫画の主人公として、好きになるポイントがほとんどなかった二人なのに、いつの間にか心をがっちり掴まれていた。毎日言いたいことを言い合って、食べたいものを食べて、そっかぁ、好きになるって、そんなもんだよな。等身大のダメ恋物語、付けたくないのに星5です。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    番外編もこっちでしょ!

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     初っ端から、胸が苦しくなるような展開。他の女の子とイタしているところを見ちゃったんだよ、せっかく旅行の約束をしたのに、他の女の子を優先しちゃったんだよ、弓弦を庇って、花、あんた殴られちゃったんだよ、就職するって言ってたのに、地方の大学の医学部に行くって、一人で決めちゃったんだよ、それなのになぜ、花は弓弦を想い続けることができたのか…刷り込み?おバカ?それとも、全ては愛の成せるわざ?あまりにも花の心が綺麗すぎて、弓弦も大変だったろうな。友達になれば癒されるだろうけれど、恋のライバルとなれば、最悪最強の敵!なんやかやで、ルカに勝ち目はなかった…。
     花と再会するまでの日々の中で、弓弦がしてきたことは、決して褒められたものではないし、認められることでもない。ただし、弓弦の両親、親戚たち、継母、昴の両親等、彼の周りに存在した大人たちの、なんと身勝手なことか。その中にあって、もっと酷い犯罪に手を染めたり、自ら死を選んだりしなかったのは、幼少期の母との、そして花とのあたたかい想い出が、心のどこかに残っていたからか。弓弦と花との決定的な違いは、大きな愛で見守ってくれる大人が、側にいてくれたかどうか。花の「与える愛」の源は、やっぱり花父だろうな。
     花と過ごす中で、弓弦が辿り着いた答えー「どこに生まれるかなんて 誰も誰にも選べない けどどうやって生きていくかは 全部自分のものだ」彼のような境遇で、この境地に辿り着ける子がどれだけいるのか…大人の責任は重い。そして、弓弦に花がいてくれて、本当に良かった。
     大学進学にあたって、二人が一度離れ離れになるラストには賛否両論。けれども、「いってきます」と言って花に微笑んだ弓弦の表情には、希望と信頼と、そして花への愛が見てとれた。もうこの二人は、何があっても大丈夫、そう思わせてくれるラストでした。だから、これはこれでアリかと…。
     一つ不満なのは、二人のその後を描いた番外編が、「センチメンタル キス」のほうにくっついていること。紙版は仕方がないにせよ、電子版くらいはこちらにくっつけても、よいんぢゃないですかぁ〜?

    • 3
  4. 評価:3.000 3.0

    大化けするか、このままか…

     ネグレクト?ヤングケアラー?あゆみの置かれた状況は、まさにそういうこと。タグに「社会問題」も付け加えよう。親が親としての役割を果たさない為に、子供が子供らしく生きられない現実がある。にも関わらず、奨学生の資格を勝ち取って、自力で自分の人生を切り拓こうとする彼女を、心から応援したい。
    「放課後、恋した。」「なまいきざかり」等、運動部と並行してストーリー展開する作品はいくつもあるが、ヒロインの立ち位置は、大抵マネージャー。こちらのように、ヒロイン自身も汗水流す作品は、久しぶりかも…。ただし、陸上競技好きの視点で言わせてもらうなら、唯愛をはじめとする陸上部員たちの走るフォームが、全然速そうに見えない。短距離、中・長距離毎でも、走るフォームは異なるから、そこは描き分けてほしいかなぁ。
     苦労人勤労高校生あゆみとイケメンモテ男唯愛、普通なら交わりそうもない二人の人生だったが、「走る」ことに込められた想いを共有したことによって、運命の歯車が回り始めた。ベタな展開か、それとも大化けするのか、今のところ評価は五分五分。瞳の表現が特徴的なので、好きか嫌いか好みが分かれるだろうな。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    ちょいワル男子更生?物語…かも

     幼い頃からお互いを想い合っていたのに、大人の都合で別れ別れになっちゃって、高校で再会したら、男子のほうは闇堕ちしてチャラ男になっていて…となると、どこかで聞いたような話。小森みっこ先生の「僕に花のメランコリー」と設定が似てるな〜と感じたのは、私だけでしょうか。
     ほぼ同時期の作品なので、厳密にはどちらが先着なのかはよく分かりませんが、話の長さや深まりを考えると、あちらのほうに軍配が上がるかもです。
     ただし、こちらは40話完結!ひりひりするような切なさは少なめだし、綾月もか先生が描くソイソース顔のヒーローは、イケメン過ぎず親しみやすいし…で、読み易さでは、こちらにポイント追加。
     そして、双方のヒロインとも、健気で、ヒーローのことが大好きで、どんな困難にあっても二人の関係を諦めなくて…が、共通項。原典は「雪の女王」かとも思える、天然ピュアヒロインによるちょい悪男子更生?物語、程よい長さでオススメです。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    暴力反対(基本)ですが…

     しかしまあ、昨今いきなり婚約破棄される令嬢の多いことといったら…もう、どれがどれだか、誰が誰だか区別がつかなくなっています、凡人には…。それでもこの作品は、とことんはっちゃけているので、いくら健忘症でも、ヒロインの属性と見分けはつきました。
     属性は肉弾系、本名スカーレット、二つ名、通り名は…この先、もっと増えそう(それも不穏なものが)なので、割愛します。はっきり言って、この女、超危険!
     正直、暴力は苦手です。テレビや映画でも、痛そうなシーンは、部屋を移動するか、耳塞いで目を瞑っているか、どちらかです。もし、この作品がカラーだったら、多分読まなかった。
     では、なぜ読んでしまうのか…それは、スカーレットの価値観に賛同してしまうから。本来なら、裁判だ、法の裁きだとなるのでしょうが、そんなの待ってられっかぁ〜💢というのが、スカーレットと読者の本音。
     現代人としては「非武装非暴力」を推奨したいのですが、それが通じる相手じゃないもんねー。ジレンマ?カタルシス?あ“〜、日本国憲法の下、育った身としては難しい…。

    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    婚約期間、最低1年間ってサ

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    「年の差十五」の結婚なんて全然不思議じゃないのに、どうしてタイトルに?と思って読んでいたら、なるほど、この国の結婚は、新郎新婦二人の年齢差が大きければ大きいほど、面白おかしく語られるとか…年齢の割に初な辺境伯ギルバートのギャップ萌えだけで、十分に興味深いから、こじ付けみたいな設定を無理につくらなくてもよかったのにね。
     不思議といえば、シェリルが「豊穣の巫女」認定をされる件。初めは、不器用な年の差ラブストーリーかと思って読んでいましたが、「豊穣の巫女」のワードが出始めたあたりから、どんどん異世界ファンタジー化が進みます。転生者が出てこないだけ、まだマシかぁ〜。
     さて、物語は、二人が気持ちを確かめ合って、無事ゴールインめでたしめでたし〜と思いきや、え”?伯爵家のしきたりで、最低1年間の婚約期間が必要?!なるほど、「花嫁候補」のタイトルは、ダテではなかったようです。そういえば、「豊穣の巫女」候補のシェリルに呪いをかけて、魔力を横取りしていた件もうやむやになっていたし…。まだまだ物語は続きそうです。
     初めの頃よりも、ずっと表情が豊かになったシェリルとギルバート。新たな困難が待ち受けていそうですが、愛と「豊穣の巫女」の力できっと乗り越えて、二人で幸せを掴み取ってくれることを信じています。

    • 5
  8. 評価:5.000 5.0

    「緑陰の冠」を冠る者は?

     ヒロインのラン(本当はモブだけど)は、賢く、愛情深く、かわいいし、ヒーローのユスタフ(こちらは正真正銘の主人公)は、沈着冷静でクールなイケメン!今まで読んだ異世界転生ファンタジーものの中では、一番キャラクターデザインが好みです。特に、普段は無表情なユスが、ランがらみで時折見せる緩んだ表情…その微妙さがたまりません!そのうち、破顔一笑のユスを見ることができるのかな?
     正直なところ、設定は注釈の必要な専門用語?が多用されるなど、一度では把握しきれない感があります。が、あまり気にせず読んでも、面白さは十分伝わってくるので、大丈夫。粗探しをせず、ぐいぐい読むことをお勧めします。
    「緑陰の冠」…それは、最上級のエメラルドを配したラチア公爵夫人のティアラ。果たして、ランが「緑陰の祝福のあらんことを」と挨拶を交わす日がやってくるのでしょうか。そしてその隣で微笑んでいるのは、ユスなのでしょうか。血は繋がっていないとはいえ、義姉弟であることは、かなりの障害のはず。物語の「本当のヒロイン」の存在も気になるし…。けれども、ユス・ラン推しとしては、困難を乗り越えて、ぜひ二人一緒に幸せになってほしいと願っています。もちろん星5で、大応援です。

    • 19
  9. 評価:5.000 5.0

    普通な大人のピュア恋応援歌

    「大人の恋」というと、男女どちらかが(あるいはどちらも)非現実的にハイスペックだったり、カラダの関係とか後腐れがないとか、カッコつけだったりで、ワクワクするというより「疲れる」というイメージが強かった。漫画として楽しむ分にはよくても、実際にこうだっら、ドロ沼〜的な?でも、この漫画は違う!普通に真面目な子供たちが、普通に真面目な大人になって、普通に普通同士で恋をする…そんな普通の恋の物語です。
     学生の頃と違って、社内恋愛、勇気いるよね。失敗が許されない感じがしちゃうのは、常に「年齢」「立場」「結婚」がちらつくから?だからこそ、黒澤ー葵ペア、大島ー小津「ダブルケイ」ペア、坂本ー市川ペアの焦れ焦れキュンキュンがたまりません。なんぼ大きな会社か知らんけど、同じ会社内で、そうそう男女の修羅場を演じられたら、生産性落ちるじゃん。このくらいが、丁度良い。
     大人だからって、誰もがスマートに恋をできるわけじゃない。実際は、こんなモンでしょ?だから、カッコつけなくてもいいんだよ、そう背中を押してくれるような大人の恋の応援歌、星5超で激推しです。

    • 1
  10. 評価:3.000 3.0

    いろいろ回収不足…

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     異世界転生モノに、整合性を求めてはいけないことは、分かっちゃいるけれど、やっぱり気になる!綺麗にまとまっているように見えて、な〜んも解決しておらんだろって感じかな。
     まず、国王陛下ソルバイトは、舞花のどこにそんなに惚れたんだ?ある日、突然舞花の声が頭の中に聞こえてきてって…その程度で、こんなスパダリになっていーんかい?
     それから、「救世の力」を子孫に伝えるために、王族や血族以外との婚姻は許されないのが絶対ルールのはずだけど、結局舞花でいーんかい。ソールの様子を見ていると、そもそも「救世の力」を強めているのは、重すぎる愛に由来する強い意思ぢゃないの?
     異世界に飛ばされた理由が、はっきりしていない様子からすると、またいつか元の世界に戻ってしまうと考えるのは、舞花も読者も当然のこと。そこんところも、全く放置されたままで完結しちゃった。
     何より、最後の最後まで、ソールに対する舞花の返事は「お断りします!」ま、これはツンデレだからいいんだけれど。でも、ここまでソールが入れ込む舞花の魅力、最後まで分からなかった…。
     厳しめレビューですが、異世界転生ドタバタラブコメという点では、とても楽しめます。多少人物の交雑が見られるものの、文月路亜先生の画も好みなので、ツッコミを入れつつ、最後まで一気に読み通せました。軽めの異世界ファンタジーがお好みの方に、おすすめです。

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