Mayayaさんの投稿一覧

投稿
1,782
いいね獲得
23,540
評価5 38% 675
評価4 34% 611
評価3 22% 394
評価2 4% 74
評価1 2% 28
591 - 600件目/全1,074件
  1. 評価:4.000 4.0

    三白眼風ウサギの王子サマ

     ウサギ化した大公ハデルンと、身代わり公女ゼノビアの、「真実」を試される恋物語です。だから、ハデルンの獣化は、全く理に適っている。だって、大公の前ではいいフリしていても、ウサギの前では油断しちゃうからね〜。相手の本質が分かるってモンだ。だから、ゼノビアの性格の良さも、彼女の抱えている葛藤も、全部理解した上で、それでも彼女に惹かれていくのだから、ハデルンの気持ちは本物なのでしょう。
     一方、ゼノビアはというと、ウサギのルンのことは好きでも、人間のハデルンには会ったこともない。さらに突っ込むなら、そもそもゼノビアの正体は、平民のラリサ。大公のハデルンとは、とんでもなく身分の差がある。お伽話でもあるまいし、この二人、どこにくっつく余地があるんだい?
     イケメンのハデルンなのに、ウサギ化中は、目つきの悪い三白眼風黒ウサギ、そのギャップが笑えます。同時に、大公として、人間として、少しずつ成長していく様子は、頼もしい限り。ハデルンとゼノビア(ラリサ)、超絶身分差と「真実の愛」の壁を超えて、無事結ばれるのか、しばし見守っていこうと思います。

    • 2
  2. 評価:4.000 4.0

    なんで婚約破棄できないのかは…

    ネタバレ レビューを表示する

     悪役令嬢キャサリンが、処刑エンドを回避すべく王太子レオナルドとの婚約を解消しようと、あれやこれや画策するのに、どうしてもうまくいかない…おまけにレオナルド自身が、キャサリンを好きで好きでたまらなくて…という「悪役令嬢転生王道ラブストーリー」です。王道ですから、勿論ラストも他作品と同様、ハッピーエンド♡安心して読むことができます。
     では、「なんで婚約破棄できないの!?」か…それは、レオナルドが、子どもの頃からキャサリンを自分の「心」と定め、必ず王族に迎え入れようと策を巡らしてきたから。まあ、自分の配下をキャサリンの家に潜入させて、監視と護衛をさせるくらいは分かるけれど、彼女の食事に毒を盛って、耐性をつけさせたって!?本人の了承も得ずに!?そりゃ、やり過ぎだよ、レオナルド…たとえ結果オーライであってもね。
     それに、“ヒロイン”マリアンネが、稀に見る真性悪女だったので、もし「原作」どおりレオナルドとマリアンネが結ばれていたら、オータニアは戦火に包まれていたかも…。その意味でも、婚約破棄はできなかったと思います。王道の悪役令嬢再生物語、話数もちょうどよくて、なりなりにお薦めですよー。

    • 9
  3. 評価:5.000 5.0

    「君たちはどう生きるか」山田版

     ん?300歳の死神さんで、余命半年?十分の一の人間時間でいけば、体感的に半月ってこと?!そりゃ、短いわ…あれ?10倍の6年?人間時間と死神時間、どっちに合わせればいいのか、分かんなくなっちまった〜い。
     それはさておき、自分の時間が限られていると分かった場合、人はどう生きるのか…そして、周囲の人々は。それをどう支えるのか…命のQOLについて、ユーモアを交えつつ、真剣に取り組んだ秀作です。
     普通なら、余命は闘病生活で占められるのでしょうが、山田さんの場合は、「死神病」。目立った症状がなく、元気に過ごせる期間の多い、余命半年です。だからこそ、「どう生きるか」の選択肢が広がり、迷いが生じ、後悔が残ってしまうのです。そんな山田さんと、彼女を取り巻く人々(ヒトぢゃないけれど…)の日常を、淡々と描いている本作、ほのぼのします、クスリとさせられます、鼻がツンときます、泣かされます…。
     全ての生きとし生けるものに対して、いつか必ず平等に訪れる「死」。そのときを迎えるまで、自分はどう生きるのか、どう生きたいのかを、改めて考えさせてくれた作品、もちろん星5です。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    ヘンタイ全裸単細胞ヒモ男の成長

     古今東西「真実の愛」をテーマとした物語は、多々ありますが、こちらもその一つ。何故暴君ネロが現代日本に?に関しては、彼が王として君臨する世界にそのままいては、その価値観を変えるのは難しいし、何故桜子の前に?に関しては、婚約者に裏切られ、真実の愛を信じられなくなっている彼女なら、簡単には金髪イケメンに靡かないので、この世界でのナビゲーターとして適任だったと考えられます。魔女サマ、なかなか粋な計らいですね。15万円の本を売っていた店主サマ、あなたはそのままの人?
     そもそもこの二人、愛を知らない、信じられない体で描かれているけれど、桜子はヨリちゃんに、とても愛されているし(友人として)、ネロだって帝国民に愛されている。愛されているからこそ、「魔女の呪い」という学び直しの機会を与えられたんでしょ。「アナと雪の女王」じゃないけれど、真実の愛にはいろんな形があるもんねー。ま、元カレ俊一や、その相手のマウントあざと女の千紗には、ぜってー分かんねーだろーけど?
     普通なら絶対に出会うはずのない二人が、「真実の愛」を見つけるまでの?あれやこれやを、ユーモアたっぷり、笑いたっぷりに描いた高山版人魚姫、星5で絶対お薦めです。ホント、夫婦漫才ですよ〜。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    勝手にアルフォンス・ミュシャ風

     正直、無料分だけでは、このお話の面白さは分かりません。ヒロインイリーナがタイムリープしている上に、異能力のあるなしが加わって、そこへ謎の言葉「夜を盗む」…ざっくりいうと、イリーナがイアンの夜を盗むのですが、それ自体も読者が煙にまかれているようで、実際あったことなのか、誰かが夢で見たことなのか、それとも想像上のことなのか…。2周目の人生では失敗しないようにと奮闘する、イリーナの努力は認めたいけれど、もう少し分かり易い設定の方がよかったかなぁ…。
     画のほうは、好みが分かれるところ。勝手にアルフォンス・ミュシャ風と語っておりますが、多色刷り石版画のような輪郭線のはっきりした感じと色使い、画が静止している感が、ミュシャ風だなあと勝手に思っています。ミュシャ推しの自分としては、結構好物ですがね。
     いろいろと謎の多い本作ですが、一番の謎は「誰の裏切りに感謝するんか?」です。順当に考えれば、1周目で夫だったヘンリーなんだろうけれど、そんな簡単でいいんかい?難解な分、読解できた暁には、優越感この上なしの作品になりそうです。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    ん?1話60pt誰が読むの?

    「乙ゲー破滅フラグ」の「タテヨミ」版が配信開始ってことですが、正直これ、読む人いるのかな?だって、1話60ptよ。先行版は、もっと安いよ。話数も進んでいるよ。先行版を縦スクロールで読んだら、タテヨミ版にならないの?どなたか「縦スクロール読み」と、「タテヨミ」の違いを教えてくださいませませ。
     内容に関しては、もう文句なしに面白いです。自分が物語の中の悪役令嬢という立ち位置だと思い出したカタリナ、そこからバッドエンドを回避すべく、破滅フラグをバッキバキにへし折りまくります。もう笑っちゃうくらいに…そりゃ、そうだよね。だって、中身は17歳の日本人女子高生、不幸になることが分かっていて、わざわざ悪役令嬢の人生を選ぶほど、日本の教育、馬鹿は育ててない。
     きつめの容貌で、魔法もショボめ、公爵家という家柄以外は意外とポンコツなカタリナですが、バッドエンド回避に向けての飽くなき執念と、真っ直ぐで素直な気質(前世のJKのものだけれど)が功を奏して、周囲の人々を魅了していきます。その様子が非常に痛快で、楽しく読めること間違いなしです。
    「タテヨミ」にこだわらなくてもよいのであれば、今にところ無料分がたっぷりで、1話分が安価な先行版で十分なのでは?形式はさておき、内容は星5で、超絶オススメです。

    • 4
  7. 評価:4.000 4.0

    「王の菜園」の救世主は?

     江本マシメサ先生の作品は、単純に腹が煮え繰り返るようなクズ悪役の登場が少なく、気持ちよく読めるから、好きです。今作の敵役も、素直に気持ちを表さなかったために、ヒロインリュシアンの恋愛対象外になってしまった、幼馴染みのロイクールくらいかな?でも、全然悪人じゃないし、むしろイタくて可哀想なお坊っちゃま…。完全に、ヒーローコンスタンタンの引き立て役です。
    「北欧貴族と猛禽妻」でも感じたけれど、漫画でありながら、それぞれの土地風土に目を向けたり、さりげなく異文化を紹介したり、経済活性化について触れたりするなど、読めばちょっと頭が良くなる?印象。(個人的に「江本マシメサ講座」と呼んでいます)今作も、人材活用や税金の無駄遣いについて問題提起して、「王の菜園」再生に向けて、リュシアンとコンスタンタンとの恋模様を交えながら、楽しく紹介しています。
     一つ気になったのは、ロイクールに攫われて、夜明かししたリュシアンが、ロイクールと結婚させられなかった件。普通は名誉が穢されたとして、スキャンダル対策で、絶対結婚させられるでしょ。そこだけ?でしたが、規格外令嬢のリュシアンだから、まあ、誰も気にしなかったんだろうなー。

    • 2
  8. 評価:3.000 3.0

    大人で子供でドラゴンで…

     海外モノってなかなか謎設定が多いけれど、この作品も複雑怪奇で、無料分終了後も読み続けるか、諦めて離脱するか、正直迷っています。
     まず、ヒロインのアルセリアだけれど、転生者歴6年の転生者で、この世界のストーリーを知っていて、「真実の目」という特殊能力があるのに、それを上手く活かせず、巨額の借金を押し付けられた悲運の?女子。
     ヒーローのカシアスも、また複雑。実は300年以上生きているドラゴンなのに、「神のカケラ」がないために魔力をコントロールできず、成人男性の姿を保てない。だから、時々ユージーンという子供になって、魔力の省エネに努めているらしい。
     この二人が、協力して「神のカケラ」を探すんだけれど、う〜ん、今ひとつ盛り上がりに欠けるかなぁ、今のところ。確かにカシアス子供型ユージーンの外見は可愛いけれど、性格はカシアスのままで、俺様男子。どこが、私にだけ可愛いのぢゃ?これからかな。おまけに、アルセリアの借金問題や、カシアスの正体を知る皇帝親子も絡んできて、このお話、ちょっと枝葉が伸び過ぎの印象です。ん?こりゃ、課金はないかな…。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    考察「しがみついても無駄です」

    「しがみついても無駄です」誰が誰にしがみつこうとしているんだろう…これが意外と分からない。そこで、主語と目的語を入れ替えつつ、様々な角度から考察してみました。
    ①ラカンが、カイラに「しがみついても無駄です」←2周目のラカンも転生者だから、これ、最有力本命?
    ②ビエナが、カイラに「しがみついても無駄です」←間違いないけど、逆に弱すぎ…。
    ③ビエナが、ラカンに、侯爵家養女の地位に、その他諸々に「しがみついても無駄です」←同上で、弱っ。
    ④トラビスが、オルシェ侯爵の称号に「しがみついても無駄です」←ビエナ以上に弱いから、却下。
    ⑤皇后が、皇后の地位、権力に「しがみついても無駄です」←意外と穴馬?ラスボス的存在やもんねー。
    ⑥フェイロンが、カイラに「しがみついても無駄です」←よもやよもやの?!それだけは、やめてぇ〜。
    う〜ん、案外全部(⑥を除く)だったりして…。多分、最後まで読んで「あ〜、そーゆーことかぁ〜」って思うんだろうなぁ。
     ラカンもフェイロンも、1周目及び2周目の最初は、随分と幼い印象だったのに、回が進むにつれ、男っぽく、カッコよくなって、同一人物たちとは思えないほど。これって、意図的?たまたま?どちらかしらん???

    • 1
  10. 評価:3.000 3.0

    あざと女子のバイブルか?

     はっきり言って、画・星5、ストーリー展開・星3、ヒロインのキャラ設定・星1だなぁ。エレニカ、ちょっと頭ぽやぽや過ぎて、あざとくて、現時点では、あまり応援する気分にはなれません。
     画は透明感があって、すっごく綺麗、エレニカ可愛い、エウレディアン(舌噛みそ)イケメン。でも、ストーリーは、エレニカのモノローグが多すぎて、なかなか話が進まない。これ、ヒロインで、一国の王女様で、人質だからまだ相手にされているけれど、普通ならいきなり「私と結婚してください」なんて言われても、正気かっ?って感じだよ。
     そして、彼女ほど、弱っちいヒロインも珍しい。普通、転生してくれば、ある程度物語をコントロールする能力があるのに、このヒロインができたことって、姉の代わりに勝手に人質になったことくらい。出会ってそれなりの期間が過ぎても、エウレディアンのことを「お父様」と“うっかり”呼んでしまうあたり、あざとい?それとも、本当に覚えられない?「魔力不適応症」が、依存心に拍車をかけています。
     それでも男子って、こんな子のほうが可愛くて、ほっとけないんだろうな。塩対応だったエウレディアンも、だんだん絆されてきたみたいだし、あざといけれど、基本素直な性格だから、良しとするか…ま、頑張れ、エレニカ。

    • 2

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています