Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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21 - 30件目/全590件

  1. 評価:5.000 5.0

    目指せ!王道シンデレラ物語!

     タイトル〜マイフェアフットマン、ヒロイン名〜イライザと聞いて、オードリー・ヘップバーン主演「マイフェアレディ」を連想した人は、余程の映画ファンか昭和に足を突っ込んでいる人。(男性として生きてきた)イライザを、社交界で通用するレディに仕立てようとするところまでは、似ているかもしれないけれど、多分そこまで。映画の方は微妙な終わり方ですが、こちらはしっかりハッピーハッピーエンドを期待しています。
     だってアルバート、絶対イライザを好きでしょ。身分が低い(と本人も周囲も思い込んでいる)せいで考えないようにはしているけれど、イライザだってアルバートのこと、とっても気になっているじゃない?この美男美女をくっつけない展開なんて、少女漫画の風上にもおけない!
     二人の恋路を阻むものは、身分差だけ。でも、イライザの出自については、あれこれフラグが立っているようだし、それが無理でも、きっとアルバートが何とかしてくれる!!タグに「シンデレラストーリー」とあります。それを信じています。たまには王道の“シンデレラストーリー“で、わたくしたちを楽しませてくださりませ。

    • 40
  2. 評価:5.000 5.0

    ハーレクイン風傲慢社長で始まって…

     ヒーロー(多分)斗真は、ヒロインまどかのことを「お前」呼ばわりするほど傲慢な印象。 そんなもんだから、まどかが「心はあなたに捧げない」って言いたくなるのもうなずける。でも、さしたるメリットもなさそうなのに「子ども」にこだわったり、まだ正式に結婚もしていないのに子づくりを始めようとしたり…この男、絶対に何か隠してる! 勝手にハーレクインというつもりはありませんが、病気の父親を支えながら会社のために便宜結婚しようとする健気なヒロインと、実は素直に気持ちを認められないイケメン傲慢CEOモノの香りがぷんぷん感じられるのは、私だけでしょうか。(ハーレクイン、大好物です!)
     ラブいシーンの描き方はまだまだソフトですが、TLジャンルで多く作品を描いている秋月先生の女性漫画です。これから大いに期待しています。

    • 37
  3. 評価:5.000 5.0

    従僕の光源氏と囚われの紫の上

     うわー、それにしてももの凄い設定。一瞬大正かって思ってしまった…現代のようですが。藤乃の父の旧態依然とした男尊女卑っぷりも凄まじいけれど、それに従う母も母。だから藤乃が、「籠の鳥」の如く家の方針に従おうとするのも仕方ない。教育と情報統制の犠牲者です。
     そんな藤乃の唯一の「窓」が、廣臣さん。彼女にとって、家族以外の「他」は彼しかいないのではないかと感じるくらい、彼女の人格形成に大きな影響を与えてきたと思う。さしずめ光源氏と、幼い頃に見初められた紫の上との関係のような…。盤石のようでいて、危うい関係。
     こんな二人が、東京で共同生活を送るようになって…で、何も起こらないわけがない!既に、お互いに対する気持ちが溢れ過ぎて、読者の気持ちを鷲掴み、期待と不安を行ったり来たり状態です。
     淡々と藤乃の父に従っているかのように見える廣臣ですが、時折彼が見せる能面のような微笑みが、とても気になります。反撃の狼煙をあげる機会を伺っている…?苦しくて、切なくて、もしかしたら目を背けたくなるような過酷な現実が待ち受けているかもしれませんが、それでも最後には結ばれてほしい二人。期待を込めて、星5です。

    • 36
  4. 評価:5.000 5.0

    サリフィ譲りの人たらし王子サマ♡

     よもやよもやの「贄姫と獣の王」スピンオフ、サリの白髪とおーさまの赤眼を受け継いだリチャードくんの登場です!前作のおまけで、アヌビス相手にやんちゃし放題だったあの子の、新たな一面に出会えそうで、もう楽しみしかありません。
     それにしても、何て愛に溢れた少年なのでしょう。身内の愛に恵まれず、寂しい子ども時代を過ごしたサリフィとレオンハートが、二人で力を合わせて、愛ある家庭を築いてきたことがよくわかります。そんなリチャードだから、新レギュラー(?)のラビィとスバルも、メロメロなんだね。非力な少年ながら、その分け隔てない態度と揺るぎない価値観で、どんどん味方を増やしています。さぁすが、サリフィの息子!よっ、天然人たらし!(魔物も…)
     知らず知らずのうちに、王への道を歩み出したリチャード。その愛と優しさで、きっと人間と魔族のより強い架け橋となってくれると信じています。立派に母親をしているサリフィをはじめ、懐かしい面々も顔を出していて、嬉しさしきり。さらに、修行の旅をするうちに、あの国に行ったりこの国に行ったりして、懐かしいあのキャラクターたちとも出会うんだろうな…うん、星5じゃ足りないくらい期待しています!

    • 36
  5. 評価:5.000 5.0

    フィリップ急降下中 着地点は何処に?

     あー、出だしが間違っちゃたのよね〜、この奥手で不器用な二人…。格差婚の上、愛が生まれそうもないと判断した女は、別れを演出し、突破口を模索中だった男は、ピンチをチャンスに変えるべく、大博打に打って出た!さあ、狐と狸の化かし合い?の始まりです。
     ヒロインやヒーローが、本当に記憶喪失になっていて、その恋人やパートナーが以前の冷たい関係を隠しつつ、愛の再生を図る…というなら、よくある話、ハーレクインあるある、テッパンですね。けれども、こちらの二人は、記憶喪失のふりをするヴィオラと、愛し合っているふりをするフィリップと、Wのトラップが…。いったい、どちらが先に「ウソ」を認めるのか、続きが楽しみで仕方ありません。
     スカイダイビングの如く、策略の大空に飛び出したフィリップくん。一体、どこにどのように着地するつもりなのか、お手並拝見です。まあ、それを言うなら、ヴィオラのほうもですが…いつまで記憶喪失のつもりを続けるのでしょう。不器用な二人の超不器用な作戦を、高みの見物で楽しみながら、恋の成就を見届けたいと思います。

    • 34
  6. 評価:3.000 3.0

    転生ものぢゃなくてもよいのでは?

     転生物というよりは、今のところ、キツネ(ルイ)とタヌキ(アデライド)の化かし合いという体です。どうしてアデライドは生まれ直しで、ルイは現物支給となっているのか、その転生の仕方の違いは謎ですが…。転生時期の差による年齢の誤差の説明も不十分だし。フルカラーで画が綺麗な割には、場面と場面の隙間を埋める細やかさが足りないために、時々???となることもあり、それで61pt とすれば、やや割高な印象。同時期に、転生物を重複して読んでしまっていたためか、それぞれの登場人物や設定がごっちゃになって、頭の中は大混乱!まあ、そこまでのお話だったのでしょう。フェリックスとアデライドは、それなりに魅力はあるのですが…。1話61ptは、かなり勿体ないので、一旦この作品から離れ、とりあえず完結を待って、また戻ってこようかなと考えています。ん?ずるいって?普通、普通。

    • 36
  7. 評価:4.000 4.0

    ついにフルカラー♡

     いずれフルカラーになるんだろうなぁと、覚悟していたのですが(フルカラー苦手)、予想を超える出来具合にびっくり!この作品、多分フルカラー大成功です。
     主演二人が黒髪だから、そのまま表現したら、絶対画が重ったるくなる。でも、藤子さんを紫基調で、仁科さんを栗色で塗ったことで、ぐっと画が明るく、かつ締まって見えます。この色指定、ナイスです!
     それにしても、改めて読み返してみると、最初の頃は偶然の上に偶然が重なって、「藤子さーん、恋のチャンス到来だよー。」と、少女漫画チックに応援したくなる内容。それが、途中から大どんでん返しのサスペンス?仕立てに。そしてラストは、ちょっと急いだ感はあるけれど、ヒューマンドラマ風へ…と、起承転結どころか、ここまでテイストがコロコロ変わる作品も、ある意味珍しいかも?!
     フルカラーとして、なかなかの水準を保ってのスタートですので、この作画のレベルのまま、この後も続いてほしいかなぁ。あ、ストーリーをお知りになりたい方は、ぜひモノクロ版へどうぞ。

    • 33
  8. 評価:5.000 5.0

    西洋風「天に恋う」どうするルーク?

     ヒロインが異世界間を行き来しているうちに、ヒーローとの年齢が逆転して…という設定で、真っ先に思い浮かぶのは、望月桜先生の「天に恋う」 ただ、あちらのヒーローは、一国の皇帝だったため、立場上、妃を何人ももたなければならす、ちょっとモヤッ。その点、本作のルークは、単なる騎士なので、ほとんど障害なしの溺愛一直線!安心して読むことができます。
     強いていえば、ヒロインのサラが鈍チンで、今のところルークが寄せる愛情を、殆どスルーしてしまうところが、障害っちゃあ、障害かな? だって相手は、姉?母?のような気持ちで面倒を見ていた男の子で、家族みたいなもんだからねぇ…。急に年上といわれても、気持ちが追い付かないのは、仕方のないこと。
     さて、ルーク様、弟ハンデがあるとはいえ、あなたがサラのために積み重ねてきた15年間の努力は、決して無駄ではない。天性の美貌と一途な愛を武器に、サラの心をしっかりホールドしてくれることを、期待しています。二人の恋の行方、星5をかけて、見守っていきたいと思います。

    • 31
  9. 評価:4.000 4.0

    あ〜あ、やっちまったなぁ…

     年の差政略結婚結婚あるあるって感じのスタートです。エルクシードくん、口さがない友人の関心を、美しく成長したリリアージェから逸らすつもりで、「子供を押し付けられた」とか「女性として見ることはできない」とか言って、牽制したつもりだったんだろうなぁ。でもさぁ、言葉って一度話し手を離れたら、独り歩きを始めちゃうんだよね〜。あ〜あって感じです。
     リリアージェ、エルクシードのことが本当に好きだからこそ別れを選ぶって、どれだけ良い子なの?こんな健気な子には、絶対に幸せになってもらわなくっちゃ、少女・女性漫画は成り立たない。
     今後の展開としては、リリアージェが義母と王太子妃を後ろ盾に、エルクシードは王太子を味方につけ、夫婦喧嘩?の二重構造、ちょっとしたドタバタ?が楽しめるのではと期待が膨らみます。図らずも、乙女の心を傷付けたエルクシードくん、この責任はしっかりとっていただきましょう。さあ、ベタベタ溺愛物語の始まりです。(きっと)

    • 30
  10. 評価:4.000 4.0

    実力派中堅神官はツラいよ

     電子漫画の流行は、転生悪役令嬢モノから、獣貴公子モノへとシフトチェンジ?って思いたくなるくらい、最近マイフェアレディ逆バージョン(女性が男性を育て直す)が増えています。その中でも、本作は一番獣性が強く、手がつけられない感⤴️って印象。
     特別に選ばれた子どもたちを、「呪術」によって無敵の戦闘部隊に仕立て、戦いに勝利したまではよかったけれど、その後始末を押し付けられた体の神官ディアリン。その強力な神聖力と鋼のメンタルで、数々の障害を乗り越えながら、英雄ケレスを「人」に近付けていきます。お約束ですが、ヒロインにヒーローが、どんどん懐いていく様子がいい!普段は狂犬のケレスが、ディアリンの前でだけ垂れ耳大型犬風になるのがいい!この手のお話の醍醐味ですわな〜♡
     ディアリンの立場は、「男はつらいよ」ならぬ、実力派中堅神官はツラいよってところでしょうか。設定は重めながら、脳内ディアリンの登場頻度が高く、ギャグ要素ぶっ込みの遊び心増し増しなので、結構笑いながら読めます。世の中の不条理をうまく受け流しながら、わんこのケレスと幸せになってほしいかな〜と願う今日この頃…あれ?神官って、結婚できたっけ???

    • 29
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