Mayayaさんの投稿一覧

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271 - 280件目/全408件
  1. 評価:5.000 5.0

    これは続編・番外編するっきゃない!

     さすが柚樹ちひろ先生!短編なのに、読み応え十分。もじもじとドキドキとワクワクと胸キュンがふんだんに盛り込まれていて、読後感も爽やか、あ〜、あの日々に戻って、もう一度「先輩」と恋をしたいって思わせてくれる良作です。だからこそ、絶対続編でも番外編でもよいから、再登場を期待してしまうのです。
     だって、梓先輩の「梓」って、姓?それとも名前?多分、姓のほうだと思うけれど、じゃあ、下の名前は?ヒーローが半分名無しのままぢゃ、格好つかないでしょ。
     それから、せっかく梓先輩が気持ちを伝えてくれたのに、「お友達から…」って、世良ちゃん、それ引っ張り過ぎ、続きが気になるでしょーが!
     世良がマロウブルーだとしたら、梓先輩は一滴のレモン果汁、二人の化学変化が楽しみすぎて、色彩のイメージがどんどん広がる作品です。これで200ptは、絶対お買い得!短編として十分完成している作品ですが、続編、番外編も期待できる着地のさせかたが施されています。やっと恋人同士の入り口に立ったばかりの二人、願わくばこれから柚樹先生らしいイチャらぶを、たっぷり見せてくださいませませー。

    • 20
  2. 評価:5.000 5.0

    焦れ恋ペンタゴン

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     男女の頭数が同じ数ずつなら、きれいスッキリ収まるところに収まったかもしれないけれど、男3と女2、これはどうにも収まりがつかない…。郁磨派?怜久派?宏紀派? 南塔子先生は、どのあたりで瑛茉の相手を宏紀に決めたのかなと、ちょっとネタバレ、気になります。個人的には、
    郁磨…根っこのところでは、やっぱりこまちゃんのことが好きだから、早々に脱落。(瑛茉を泣かせたー)
    怜久…ビジュアル的には一番好み。が、ここまで女の子との軽い付き合いが多すぎた。ちょっとモヤる…。
    宏紀…一番ピュア、瑛茉ひと筋!他の女の手垢がついていないのは、素直に嬉しい。
    てなことで、瑛茉争奪戦?の勝者は、やっぱり宏紀に決まっていたのでしょうね。
     年下で、一番甘えん坊だった宏紀が、瑛茉を想うことによって、どんどんイイ男に成長していきます。立場逆転の瑛茉のデレも楽しいかも?瑛茉、宏紀を青田買い、よい買い物をしたねー♡

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    魔力<<<人間力

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     物語の登場人物は、それぞれにキャラ設定されており、元来それを受けて行動している。けれども、その登場人物たちが、実は自我をもっていたり、内面に葛藤を抱えていたりしたのなら…必ずしもゲーム制作者の思いどおりに、物語が動くわけではないだろうな。
     交通事故死した女子高生が、ゲーム内の悪役公爵令嬢に転生、バッドエンドを回避して今度こそ天寿を全うするために、いろいろ奮闘するラブ?コメディーだと、初めは思っていた。けれども、読み進めるうちに、気がついた。これは、人間を愛し、命を大切にしたい人が、願いを込めて考えた物語なのだと…。
     そもそも、主人公はなぜカタリナに転生できたのか…鍵は、前世での親友あっちゃん?人は、生物学上の死と、誰からも忘れ去られることで迎える死と、併せて2回死ぬと言われているが、誰かの強い想いで、「悪役令嬢カタリナ」が誕生したことは、想像に難くない。
     当のカタリナ、チート能力低めながら、転生前の庶民気質と平凡さ故に、貴族社会の柵に縛られることなく、人間対人間のふれあいで、仲間と友達を増やしていく…「普通」って凄い!まさに、人間力の勝利。
     乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の未来は変わりつつある。そこには、カタリナだけでなく、カタリナを想う「誰か」の強い意思も感じられる。「人」が変われば、人生のカタチも変わる…それを信じて、この先もカタリナを見守っていきたい。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    極上騎士団副官も揺るぎない愛

     タイトルを見ても、出だしを読んでも、どう考えたって、セシリアとルディガーは絶賛両想い中でしょうに、何故にこの二人はくっついていないの?💢
     まず、セシリア。こんなにも強さと美しさ、そして、ひたむきさを兼ね備えたヒロインに出会うのは、久しぶり。使命感に縛られて、自分の気持ちを抑えがちなところ以外は、文句のつけようがないかも?
     そして、騎士団長ルディガー。イケメンハイスペックな上に、セシリアに対する思いやりのかけようは、どう考えたって「妹」の領域を超えている!
     これで、この二人が今現在くっついていないってことは、何か深い事情があるんだろうな…例えば、セシリアの兄セドリック絡みの何かとか?これは、絶対続きが気になります。
     単なる宮廷騎士恋愛モノではなく、ファンタジーやミステリーの要素もいろいろ含んでいるようで、今後の展開が楽しみです。けれども、間違いないのは、セシリアとルディガーが互いを想い合う揺るぎない愛。横恋慕令嬢や腹黒男子の魔の手をかいくぐりつつ、二人が愛を成就させてくれることを信じ、星5です。

    • 32
  5. 評価:5.000 5.0

    少年漫画か?

     ヒーローに惚れ込んだヒロインが、一生懸命ヒーローに働きかける少女漫画は数あれど、その逆パターンの少女漫画は、それほど多くはない。美少女ヒロインに、平凡主人公が片想いして…というのは、少年漫画。ヒロインに、美少年ヒーローが告白しようと毎回奮闘するパターンは、少女漫画ジャンルにはなかなかないかも?その意味で、このお話、なかなか目のつけどころがキュンです。
     だって、夏秋くんは、女子からモテモテのクール美少年。一方、梨子田ちゃんは、男子眼中なしの天然ちゃん。この二人の微妙にズレた掛け合いと、落ちるところに落ちてしまう話の落としどころが、絶妙に面白いのです。女子食い放題のはずの夏秋くんが、梨子田ちゃん以外は目に入らず、中身が意外と硬派なところもよいのですよー♡
     めちゃコミ話数で、2話ずつひとまとまりというところも、サクッと読めてお勧めです。イケメン夏秋くんが、いつまで頑張るのか(きっといつまでも)、どこまで頑張るのか(きっとどこまでも)、応援したくなること請け合いです。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    優しい時間と空間が待っています

     ス○バのシーズンメニューはいい、ドトー○の今日のコーヒーもいい、星○珈琲のスフレケーキ、○メダ珈琲のあんかけスパだって、美味しいコーヒーと一緒に食せば幸せ気分、マッ○や各種コンビニのコーヒーなんて、あのお値段であのクオリティ!そこそこ美味しいコーヒーを、廉価で手軽に飲めるようになったがために、私たちが失ってしまったもの…それは、それぞれ好みの純喫茶で、美味しいコーヒーを味わいながら過ごす至福の時間ではないでしょうか。「アネモネ」ではないけれど、客足減や後継者不足などの理由で、街から名物純喫茶の看板が、どんどん消えていったなぁと、今さらながら寂しく思っています。
     だからこそ「アネモネ」で、瑛都と凛久が醸し出す優しく柔らかい雰囲気が、とても懐かしく、そして素敵なんです。その優しい時間の中で、二人の気持ちもゆっくりゆっくり育っていく…じれったいけれど、ワクワクしながら読めました。
     持病の腰痛が悪化した瑛都の父は、「アネモネ」の閉店を決意…瑛都と凛久の選択は…?う〜ん、やっぱり、そうだよねぇ。希望に満ちたラストを、どうぞお楽しみあれ。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    負けるな、アヤちゃん!

     自立した強い女って、何だろ?正論言えて、仕事で成果出して、弱みを見せないような…ってこと?アヤちゃん、それはちょっと違う気がします。さんざ好き勝手言って、仕事を人に押し付けて、周囲を利用しながら要領よく生きていく女…そう、三木(さん)のように…あんなんのも、ある意味「自立した強い女」でっせ。
     自立した強い女って、毎日を精一杯頑張って生きて、1日の終わりに「ああ、今日も1日、自分なりに頑張った」って、胸を張れる人じゃないかな。だから、一生懸命働いて今のキャリアを築いたり、大衆食堂の手伝いという癒しをもっていたり、自らを振り返って涙を流したりできるあなたは、十分自立した強い女性だと思う。あと必要なのは、自信っていうか自己肯定感?
     その意味で「神山陽希」の存在は、面白い。アヤへのアプローチが、斜め上を行っていることに加え、まさかの泣き顔フェチ?いやいや、そうなったら、物語の性質が全く異なってくるので、考えないようにしよう。泣き虫アヤちゃんが、「泣ける自分」を肯定して、ついでにイケメンハイスペック彼氏もゲットして、強く楽しく生きていくサクセスストーリーを期待します。

    • 15
  8. 評価:5.000 5.0

    「すき〜っ」が溢れている

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     ヒロインののかは、ただ「カレシと一緒にカウントダウンを迎えたい」から、彼氏がほしいと思っている本末転倒な女の子。だから、やることなすことが微妙にズレていて、同性から見てもイタい感じだったわー。むろん、男子相手には空回り…でも、そんなイタいところが、桐山くんの興味をひいたとしたら、人生何が幸いするのか分からないよね。
     正直、優秀な女の子は出てこない。桐山くんの元許嫁もどきや元カノは論外としても、友達のエリハや結だって一時期闇堕ちして、ののかと読者をモヤらせた張本人たち。でも、等身大のいやらしさを兼ね備えた彼女たちにだからこそ、結局は共感できたのかな。ののかが桐山くんを好き過ぎて、好きがダダ漏れでカッコ悪くて、でも、そんななりふり構わぬ一生懸命さがカッコよくって…。ここまで、ストレートに「すき〜っ」が溢れている少女漫画も、そうそうないと思います。
     願わくば、桐山くんサイドからのお話、もう少し(いや、もっともっと)描いてほしかった。無表情「ははは」の桐山くんには、ののかがどんなふうに見えていたんだろ、一体何を考えていたんだろって、すご〜く気になります。ラストのカウントダウン前夜、プロポーズの指輪を用意した桐山くんのところだけでもいいから、河原先生、描いてくださらないかなあ…。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    タグに「逆ハーレム」も加えようか?

     ヒロインが転生すると、原作と全く異なる展開になるのはなぜ?ってくらい、話が変化するのが常だけれど、中でもこの作品は凄い。なぜなら、ヒロインユリアーナ(アラサー由梨)が、バッドエンド回避の努力を何もしていないにも関わらず、どんどん自分に都合のよい展開になっていく…うーん、幼さと可愛さは無敵だ。
    「ぐっ」でスイッチが入るベルとうしゃまをはじめとして、おにいしゃま、お師匠様、国王陛下、冒険者オルフェウス、ん?セバしゅも?もう、完全に逆ハーレム状態ですわー。アラサー由梨なら、誰を選ぶんだろ?
     気になるのは、このお話の行く末。このまま、幼女のまま引っ張るのか、それとも、成長させて、惚れた腫れたにもっていくのか…今のところ、着地点が全く予測不能!だから、面白いのかも?
     願わくば、変にまとめたりせずに、ランベルトとユリアーナの(模擬)親子漫才を、ずっと見ていたいなーと思うのは私だけ?結末を予測できない、今、とても気になっている作品の一つです。

    • 25
  10. 評価:5.000 5.0

    まずは第一部終了、続きは…

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     テレビドラマの1クールではないけれど、13話でとりあえず第一部終了…という感じかな?フローラが、王家の出した「王子の婚約者候補」の条件にぴったり?あったり前じゃん!だって「フローラを探すため」に、王子レイノルが出した条件だったんだから…。もうこの時点で、王子サマの溺愛路線決定です。
     異世界ファンタジーには珍しく、ヒーローがメガネ男子。知的で、誠実なキャラは、七里先生の画で魅力倍増。フローラが「平凡」を諦めてでも、想いを貫きたくなった気持ちが分かります。
     そして、フローラ。地味女子姿でも十分可愛いのに、本来のブロンドストレートヘアに戻ったときの美しいこと、さすが聖女の末裔です。こりゃ、間違いなくヒロインの器だわ。
     14話以降は、婚約者同士になったフローラとレイノルのイチャコラを、堪能できると期待しているのですが、むむ?何やら気になる新キャラ登場かもかも?フローラの力も未知数の部分がありそうだし、まだまだ興味は尽きません。けれども、王子サマの溺愛路線だけは決定事項なので(あくまで個人の意見です)、安心して楽しんでいこうと思います。もちろん、星5です。

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