5.0
147年の時を越えた夫婦漫才(笑)
「鳥籠のお姫様」のタイトルから、鳥に姿を変えられた(白鳥とか金糸雀とか、美しく儚いイメージの鳥)美しいお姫様が、黄金の鳥籠に囚われて…な〜んて勝手にイメージを膨らませていたら、はい、鶏!?それも、おそらく白色レグホン?あの、卵を産ませるための?昭和の時代に夜店では、雄ばかり売っていた?ソリア姫にフラれて、呪いをかけた魔法使い殿、相当イヤミなタイプのようです。
そして、呪いを解くため…というか、国の未来を憂えて荊の道を乗り越えてやってきたクロシア皇帝レノク、普通なら姫に一目惚れしてめでたしめでたしとなるところなのに、相手は白色レグホン、そうそううまくいくはずもない!かくして、147年の時代を越えたプレ夫婦漫才の始まりです。
とにかくこの二人、あーいえばこーいうで、お互い歩み寄ろうとか共感し合おうとか、そういう色っぽい話は全くなし。これで、Love路線にもっていけるの?という感じですが、これだけ飾らずに、本音を言い合える相手って、そうそういないよね?その事実に、どちらが先に気付くのか、今後の展開が楽しみです。
聞けば、レノクは真面目に皇帝業に励み過ぎて、いまだDTのもよう…そこも萌えポイント。ソリアに呪いをかけた魔法使いの存在や、147歳の年の差?をどうするのか、まだまだ気になるところはありますが、1話に一度は必ず笑える夫婦漫才、星5でおすすめです。
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鳥籠のお姫様