Mayayaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全393件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    拗らせ両片想いということでお願いします

     正統派イケメン美女量産の秋月綾先生と、愛しき拗らせ男子を描かせればピカイチのあさぎ千代春先生との強力タッグ、ありそでなかったこの組み合わせ、もう読む前から?期待大です。
    訳あって、半年前に結婚した芽衣子と13歳歳上の尊…うん、年の差訳あり婚あるある。
    芽衣子は、尊のことがずっと好きだった…うん、幼馴染初恋あるある。
    尊の「…終わりにしたい」発言…うん、離婚あるある?ってー、ちょっと待ったぁー!芽衣子、尊氏、「離婚したい」って言った?
    「俺はもう我慢の限界なんだ」「こんな結婚生活、いつまでも続けられない」「…終わりにしたい」これら断片的な言葉から察せられる、本当の意味は…?拗らせ両片想いの匂いを感じ取っているのは、自分だけでしょうか。
     いい大人なんだから、ひと言、たったひと言、本音で話し合っていれば…とも思うのですが、本当に好きな相手とは、モラトリアムを置いてでも一緒にいたいと思うのも、また大人。二人の「大人」の拗れっぷりを、大いに楽しみたいと思います。

    • 6
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW
    この「初恋」は、合格!

     ホストが彼氏…職業に貴賎はないという綺麗事を掲げたとしても、多分、自分は割り切れない。司のように、アフターなしの俺様路線(それで、No.1というのだから、どんだけ〜!)と分かっていても、もやもやして、最後には、自分を取るか、仕事を取るか、迫ってしまうような気がする。だから、ホストとガチ恋愛の作品の場合は、眉に唾して読んでしまうけれど、うん、この「初恋」は、合格!
     まず、司の「5歳頃からの初恋」に信憑性。高校時代に「再会」という、刷り直しの過程もあるので、ヒーロー司が、ヒロイン千鶴のことを想い続けていたという設定に、全然無理がない。
     そして、千鶴の生き方のブレのなさ。自分の目で見て、信じたことを基準に行動する…これって、なかなかできることじゃない。親の教育って訳でもなさそうだから、千鶴が生まれ持った、生来の気質?こんなヒロインだからこそ、周囲の雑音にも屈せず、「本物」に触れてこなかった人々を魅了し、ホストである司を司自身として受け入れても、何ら違和感ないんだろうな。
     ずっと兄弟の面倒を見てきた千鶴が、杓子定規で愛想がなかったとか、「水商売」と近所に引かれていた司の父が、大企業の経営者然としているとか、幾つか釈然としない点はあるものの、司と千鶴の強い想いの前では、些細なこと。売れっ子ホストと市役所管理職という組み合わせがあっても、もはや不思議でも何でもない…そんな応援したくなる二人の物語、まだまだ続きが気になります。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    NEW
    回帰というより並行世界?

     冒頭、いきなりアレックが戦死?はあ?アレクサンドラは、大陸統一に貢献する人物だから、本編1でビアンカが回帰して、あれやこれや頑張ったんじゃなかったの?アルノー公爵家が没落?アレックがアルノー公爵夫人!?じゃ、ビアンカやザカリーは???もう、頭グジャグジャです。
     少ない情報を繋ぎ合わせたところによると、アレックはコルシカ伯爵の息子と結婚して、アルノー公爵夫人となったようですが、舅にあたるこのコルシカ伯爵が、実はアレックと本作のヒーロー?語り手?のシリルを陥れた張本人。命を奪われたシリルは回帰して、騎士に憧れるアレックの背中を押し、一方、コルシカ伯爵への復讐を誓います。本人、結構ヘタレなんだけどね…(笑)
     シリルが戻った時間は、回帰前から10年ほど遡ったあたりで、まだアルノー公爵家は健在です。ヴァンサンを筆頭に、それなりに年齢を重ねた懐かしい面々が顔を揃え、嬉しい限り。ここから、公爵家の凋落が始まるなんて、考えたくもありません。
     シリルが回帰したのは、自らの願いを叶えるためでしたが、もしかしたら、ビアンカ同様、誤った方向に進んだ歴史を正すために、神の意思が働いているのかも…それは、いずれ明らかになると思います。
     本編1が、イボンヌ目線のビアンカの生涯を描いたものだとすれば、こちらは、シリル目線でアレクサンドラを描いたものか…W主演というところでしょうか。「忘れられない詩」とは何ぞや?期待は高まるばかりです。
     ところで、このままでは、同じ時空に、年齢の異なるシリルが、同時に存在する様相。とすれば、これは、回帰というよりも、並行世界の物語?答え合わせが、楽しみです。

    • 25
  4. 評価:5.000 5.0

    科学的に考察してみました(?)

    ・太陽がない国ノイモント…地球的にいえば、「極夜」状態。北極圏や南極圏にノイモントがあるということ。200年前に自転軸がズレた?(笑)
    ・暗闇病…日光不足による「ビタミンD欠乏症」の可能性
    ・黒い髪に赤い瞳の呪い姫…そもそも黒髪のほうが、優先的に遺伝するし!赤い瞳は、アルビノの可能性。黒髪と赤目の並列は難しそうですが、神業的奇跡が!?
    …ということで、ノイモントの皆々様、グランツィアの「太陽の王子」ディートリヒ殿下に、国中を照らす巨大な紫外線ライトを発明していただく&ビタミンD錠剤を開発していただくで、見事お悩み解決!…とは、いかないだろうなぁ。ヘルミーナ、そして、ディートリヒが、どうやってノイモントの危機に立ち向かうのか、興味津々です。
     それにしても、ヘルミーナのポジティブなこと!その容姿と血筋のせいで、自他国問わず偏見をもたれているのに、凹むことなく、自分のできることに精一杯取り組む…こんなに潔いヒロインお姫様、久しぶりです。「やらなければ可能性も生まれません」そのとおりだよね、ヘルミーナ。
     ディートリヒが、心を閉ざすようになった理由は、追々分かってくるのだろうけれど、不器用なだけで根は悪くなさそう…。二つ名どおり、ヘルミーナとノイモントの「太陽の王子」となってくれることを、大いに期待して、星5です。

    • 8
  5. 評価:5.000 5.0

    女性の自立とお仕事と、時々、恋

     初めは、生活の糧を得るためと、前世で果たし得なかったデザイナーという仕事への欲求のために働いていた、ヒロインユーリ。男装も、この社会では、それしか自分を認めさせる方法がなかったから、やっていただけで、そこには大義もポリシーもなかったはず。だから、見ようによっては、ただ口の上手いこまっしゃくれた男装女子の、薄っぺらいサクセスストーリーかと思っていました。そんなユーリが、多くの人々と出会い、影響を与え合うことによって、女性の地位向上や仕事をすることの意味に気付き、自己実現を果たしていく様子が、非常に痛快です。
     物語には、多くの女性が登場しますが、特に印象が強いのは、女王セシアと領主アルシノエ。二人とも、高い身分にあるものの、女性故に結婚と出産を期待され、理想と現実の狭間で、息苦しさを感じている様子。彼女らが、ユーリとの交流を通して、どのように自分と向き合っていくのか…そのあたりも注目ポイントです。
     時々、恋…レスタやエナンは、最高に魅力的だし、彼らの想いが変化していく様子も胸キュンですが、それがメインディッシュとは言い難い。あくまで主題は、ユーリの成長と女性の意識改革でしょう。日本でも、先人たちが苦労したであろう女性が自由に息をできる社会づくり…実はまだ、実現途中なのかもしれません。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    ロマンスの神様のお気に召すまま(笑)

     ロマンス強制力社会(笑)…こんなもんがあったら、晩婚化とか、生涯未婚率とか、少子化なんて言葉、そもそも誕生しなかったかも。そんな世界で、理性?を保っていられるのだから、ルイズの非恋愛脳も筋金入りです。ま、前世の女兵士としての記憶があるのだから、それも当然か。
    「…俺の願いはー」…一方、おそらく、甦りの?転生の?あるいは、ルイズとの幸せな未来を?願ったであろう(読者としては、そこは外したくない)エーリッヒのほうは、転生前の記憶はなさそう。別人?それはない、では、敢えて隠してる?それは、分からない。でも、運命の赤い、もとい光の糸の導きで、このロマンス強制社会でも、二人の人生は密接に絡み合っているよう(笑)。光の糸さん、ええ仕事してますわ〜♡
     さて、利害の一致から、とりあえず「清い結婚」をすることになった二人。でも、ルイズ、どうもエーリッヒの手のひらで、転がされているようなんだけどなぁ…。それに、本人は認めていないけど、エーリッヒのことを日記に書いたり、服を盗んだり(?)、それ、相手のことを好きじゃなかったら、やんないから、前世のルイズさま。さあ、ロマンスの神様、今世こそ二人の隠された想いを、成就させてくださりませませ♡

    • 3
  7. 評価:5.000 5.0

    思春期全開!?奥手な二人(笑)

     少年漫画ジャンルなので、いつものパターンの、チート冒険者クエストもの?と思って読み始めたら、ところがどっこい、純情青年のマドンナ攻略モノでした(笑)。ほっこりすること、間違いなしです。
     冒険シーンが、ないわけではない。でも、既にヒーロージェイドは、最高位の十つ花ランクに達しているため、大抵あっさりとクエストを達成し、無駄にバイオレンスに走ることはありません。
     また、ホワイトドラゴンのドラミ(何という命名だ!)を預かっている関係で、子育て漫画の側面もあるかも…ジェイド、独身なのに、なかなかいいお父さん、してるよね?
     でも、何といっても一番の見どころは、ジェイドとガーネットさんの超絶スローモーな純愛のゆくえ。現代日本なら、中学生レベル?の気持ちの近づき方が、この上なくもだキュンで、ニマニマしてしまいます。この二人、一体何歳設定だ?と疑いたくなるほどの奥手っぷり。でも、こういうピュアな恋愛、悪くない。
     最近は、少女・少年ジャンルと銘打ってはいても、なかなかアダルトな表現をぶっ込んでくる作品が少なくない中、こちらは安心してお勧めすることができます。ガーネットさんを想うジェイドの心の声、思春期全開で、大いに楽しめますよ〜。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    原作改変は既に始まっていた!?

     いきなり衝撃的な展開!バッドエンドを回避するために、伯爵のカーエルと契約結婚したつもりだったのに、実は黒幕大公その人だったと…まるで、ヒッチコックばりのホラーサスペンス!おまけに、エンリカの命を奪うはずの黒幕大公サマ、彼女を絶賛溺愛中!?ヒロインが「エンリカ」に憑依して、約1か月。その間、彼女が行った努力といえば、「悪女」サラを懐柔することくらい。にも関わらず、これだけ原作が変わり始めているのだから、あれ?エンリカ以前に、原作を変えようとしている子がいるかも???と考えるのは、荒唐無稽過ぎるでしょうか…
     それにしても、黒幕大公カーエル様が、悪魔的に美しい…。そして、彼の周辺男子たちも、負けず劣らず美しい…。ちょっとしたイケメンパラダイスです。
    「あなたに私が必要であるように 私にもあなたが必要なのです」カーエルは、なぜ詐欺師のような真似をしてまでも、エンリカと結婚する必要があったのか、そして、失われたエンリカの魔力は取り戻せるのか、今後の展開が、とても気になるところ。金曜午前零時の楽しみがまた一つ増えました、が、同時に、夜更かしと金欠病も、二人三脚でやってきそうです…

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    亀の甲より年の功!?

    「亀の甲より年の功」という諺があるけれど、そして、鼈甲は貴重だけれど、やっぱり39歳(42歳?)滅私奉公日本人サラリーマンの仁徳は、侮れない。見た目少年、中身アラフォーのおっさん竹林竜馬のやり直し転移物語です。
     若い肉体、そこそこの?容姿、かなりの魔法スキルに恵まれた上に、精神的に成熟しているんだから、ヒーローとしての条件は、十分に満たしている。おまけに、「セイルフォール」の神から祝福されている?何?それ、最強じゃん!
     転生ものって、転生・転移させただけで、前世の人物の生き様には触れないことが、結構多い。でもこの作品は、「竹林竜馬」の人生を丁寧に拾い上げ、セイルフォールのリョウマと比較することで、「自分のために生きる」ことの意味を考えさせてくれます。
    「捨てる神あれば拾う神あり」地球の神には、見捨てられていたかもしれない竜馬が、セイルフォールの神に拾われて無双する…何と気持ちのよい物語でしょう!徐々に「素」を出し始めたリョウマが、ありのままの彼で幸せを得られるよう、見守っていきたい作品です。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    この結婚、今度は必ず成功するよね?

    「責任を取れない者同士が子を持てば 苦労するのは子どもだ」
    言い得て妙、リオナの師の言葉です。結果、一周目のリオナは、伯爵家の後継であったにも関わらず、最後まで自己有用感を満たせず、命を落とすこととなりました。では、なぜ彼女は、レロイとの結婚前に回帰できたのか…それは、誰の願いで、どんな代償を払うことになるのか…物語は、まだ始まったばかりです。
     よく「絵が綺麗」というフレーズを目にしますが、本作は、間違いなく「絵が綺麗」。カラー処理の仕方は勿論、登場人物一人一人が個性的で、思わず見入ってしまいます、モブでさえも…。◯塚かS◯Dかばりにアイラインが濃く入って、目力が強くなり、格調高い雰囲気を生み出しているので、この物語の世界観にぴったり。その分、時々見られるイオナの微笑みや、レロイの照れたような表情がギャップ萌えで、二周目の彼らの「結婚」、期待大です。
    「この結婚で不幸になることがないように 一緒に努力しよう」リロイがイオナに告げた言葉…まだ、二人の間に「愛」は生まれていないのかもしれないけれど、その兆しがしっかりと感じられる象徴的なシーンです。この結婚、今度は必ず成功するよね?金曜午前零時のワクワクが、また一つ増えました。

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