5.0
モヤモヤがないっ!(今のところ)
何だ何だ、一体何が起こっているんだ?っていうくらい、ヒロインすみれにとって、美味しい流れ続き…。すみれよ、前世でどんな徳を積んだのだ?理由も告げられず、前職をあっさり解雇されたまでは悲惨だったけれど(個人営業主だったら、そういうこともあるか)、その後は、恐ろしいほどのキュンとラッキーとドキッのシャンパンタワー!すべて、流星クンの仕掛けです。
すみれは、決して「できる」女ではないけれど、夢に向かってひたむきに努力できる、そのポテンシャルがいい。そして、コスメ大好きで、メイクで人を幸せにしたいと思っている。きっとそこが、流星の心の琴線にも触れたんだろうね。
ヒーロー流星は、そんなすみれを尊重しつつ、メイクアップアーチストとして、さりげなく導いている…ん?いったいどっちが、大人?あ、先に業界に入ったほうが、先輩かぁ〜。
こんな二人の関係は、あり得ないくらい?ハッピーで、建設的で、ここまでは、安心して読むことができました。仲月先生が、メイクの力を借りて、登場人物の女性たちを、可愛く美しく変身させていく画力も、推しポイントです。このまま、夢に向かって仕事も恋も頑張る二人を、ずっと安全安心に応援していきたいので、作者せんせー、くれぐれもこの先、拗れる展開にもっていかないでくださりませませ〜。
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メイクしてキスして、その先は。 分冊版