Mayayaさんの投稿一覧

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131 - 140件目/全1,142件
  1. 評価:4.000 4.0

    鈴菜よ、ここからだ!

     婚約中だったのに、婚約を解消する前に他の女と付き合った疋田は、確かに不誠実極まりない三流男。でも、入院中に自己を見つめ直した鈴菜の結婚観も如何なものか。
    「誰にも助けを求められなくなった大人の自分が 唯一頼っていい関係」が夫婦…「頼っていい」には賛同できるけれど、「唯一」!?それは、重すぎる。その割に「恋人としてちゃんと愛せていなかった」「不満を話さなかった」「自分を守っていただけ」では、「唯一頼っていい関係」の覚悟が本当にあったのか、甚だ疑問。鈴菜も疋田くんも、二人とも、結婚しなくてよかったよ。結婚に対する鈴菜の不安定さは、自身の両親の離婚が、少しは影響しているのかな。
     だからこそ、次の恋愛の機会には、この「回り道」を生かしてほしい。幸い、愛してくれる人の準備は、20年前からできている模様。イケメンハイスペックという能書きに絆されることなく、北斗自身の「今」と向き合って、もう一度「結婚という関係を築くことの意味」を考えてほしい。鈴菜よ、ここからのリセット&リスタートだぞ、きっと!

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    ざまぁされそうなキャラ、いないし!(笑)

    「心を入れ替えて」とか「生まれ変わったように」とか、よくいうけれど、人はそう簡単に変われるものではない。大きな失敗や挫折、後悔を経て、それを教訓により良くあろうとしてこそ、変わっていけるのではないでしょうか。ヒロインユリアンヌにとっては、それが「前世での後悔」でした。転生モノだけれど、原作に縛られる訳ではない。悪役令嬢だけれど、誰かに憑依された訳ではない。前世を思い出すというアドバンテージ付きとはいえ、ヒロインが自分で自分の過ちに気付き、人生を再構築していくステップアップストーリーです。
     冒頭は、みんな腹黒の一癖も二癖もある登場人物ばかりと思いきや、それぞれ想いの方向性がぐちゃぐちゃだっただけ。根っこはみんな、情の厚い不器用なキャラばかり。ユリアンヌが変わることによって、周囲もどんどん変わっていく様子が、小気味良いです。
     相手の話に耳を傾けること、言葉で思いを伝え合うこと、相手に寄り添って理解しようと心掛けること…ゲッスールファミリーやユリアンヌとアルフレッドの間に必要だったものは、そのままどこの誰との関係にでも必要なものでしょう。そんな当たり前だけれど大切なことを、絶妙なツッコミと笑いで教えてくれるユリアンヌ奮闘記、星5で逆ざまぁです!

    • 1
  3. 評価:2.000 2.0

    多分、この元カレ、駄目…⤵️

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     散々遊んでた男が、ヒロインと出会って、心を入れ替え、ヒロインひと筋って話は、まあギリセーフ。「遊んでた」ってことは、人間関係を大事にしていなかったり、女性を馬鹿にしたりしているようで、あまり好きにはなれないけれど。もちろん、初めっからヒロインだけって話が一番好き。そんな夢のような話、現実では滅多にないので、夢見ていたいじゃない?
     だから、ヒロインと別れた後、その鬱憤を晴らすように遊びまくった理玖みたいなタイプは、かなり嫌。結局心が弱そうで、似たような挫折があったら、すぐに繰り返してしまいそうで、信用ならない。
     ヒロイン真子が、こんな男を10年間引きずった理由も意味不。もっと、誠実でいい男もいたでしょ。もしかして、ダメンズに惹かれるタイプ?
     一応更生したっぽいダメンズと、クズ男に惹かれてしまう優等生乙女の拗らせ恋物語…なのでしょうが、ああ、やっぱりこの二人のグスグズ感、そして元カレのヘタレ具合、性に合わんわ…⤵️

    • 2
  4. 評価:4.000 4.0

    イヴェッタの生き直し物語

    「神の切り花」とも呼ばれ、その祈りによって、様々な恵みをもたらす力を秘めたヒロインイヴェッタ。ある種の「天才」は、自分の興味あるものに集中すると、他のものはどうでもよくなる「孤高の人」にもなり易い。断罪イベントで、イヴェッタが孤立したのは、多分そういう理由。色ボケバカ王子ウィリアムはもとより、その浮気?相手マリエラにも「魅了の力」なんぞなさそうなのに、誰もイヴェッタの味方をしなかったのは、わざわざ王子に刃向かってまで、彼女の味方をするほどの友人がいなかったのだろう。
    「王子の婚約者」という軛から解き放たれたことによって、彼女の本当の人生、本当の人脈づくりが始まるのだと思う。これまで「人生は茶番劇」「生きることはお芝居をすること」と感じて生きてきたイヴェッタが、新しい土地、人々との新たな出会いによって、どのように変わっていくのか、とても楽しみである。
     ウィリアムとマリエラへのざまぁ?そんなもん、イヴェッタがルイーダ国を離れた時点で、自動的に始まっている。だって、スピアの領地以外は、もう使い物にならないだろうから…(笑)

    • 4
  5. 評価:4.000 4.0

    道を踏み外したのはクズ伯爵でした

    ネタバレ レビューを表示する

     記憶を失ったアニエスと、幼い頃に約束を交わした「婚約者」を探し続けるギルべアドと…義家族の陰謀で、偶然「結婚」することになった二人ですが、彼らの関係については、初っ端からかなり匂わせられている感じ。使用人にさえ虐げられてきた眠り姫ならぬ忘れ姫アニエスの、逆転シンデレラストーリーです。
     綺麗な絵柄とは裏腹に、怪我をする(させられる)登場人物が多く、ちょっと「痛い」印象。カーラお嬢様もイタいクズ令嬢でしたが、それ以上にラスボス?クズ伯爵の残虐非道さは、目を覆いたくなるほど…それでも読み続けられたのは、ひとえにギルベアドの深い愛と、それに伴うアニエスの急成長が魅力的だったからかもしれません。全36話という量感も、丁度よかった。
     ところで、ギルベアドって日本人には馴染みが薄い響きだけど、英語的には「ギルバード」なのかしらん?どうでもよい話ですが…(笑)

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    最強の二人(笑)

     最強の大魔法士レオナードと最強メンタルの持ち主コーデリアが、タッグを組んだら…最強の夫婦漫才コンビが出来上がりました。この二人、あーいえば、こーいうで、お互い一歩も引かない。さすが人間関係がギスギスしている家門内で、生き抜いてきただけのことはあります。
     それにしても、赤毛でソバカスいっぱいのヒーローなんて珍しいわ〜と思っていたのに、レオナード、途中で本来の自分の姿に…。うん、やっぱりヒーローは、黒髪やブロンドのほうがしっくりくるわなぁ。(意見には個人差があります)
    「神聖な家門」といいつつ、コーデリアの実家バスケスも、嫁ぎ先のエイブラムスも、そしてレオナードのアティレイも、み〜んなトラブルが絶えないクズ家門。それでも、心折れずに頑張ってきたコーデリアには、拍手を送りたいと思います。彼女、周囲の認識以上に高度な魔法の力を秘めているみたいだし…
     さて、レオナードは自分の「本当の体」を取り戻すことができるのか、赤毛のクレイグの「精神」は、今何処…?衝撃的なタイトルにこう続けましょう〜「夫が死んでくれて、助かったと思ったのに、俺様魔法士にこき使われています、もしかして恋も?」ってか?(笑)

    • 3
  7. 評価:5.000 5.0

    独身なのにイクメンになった男の成長記(笑

     ドロップアウトさせられた元企業戦士と、庇護の必要な環境におかれた少女のステップファミリー物語というところでしょうか、現代風にいえば…そこに、謎と陰謀と冒険とが加わり、性別、立場、世代を超えて楽しめる作品になっていると思います。あ、ロマンスはないかも、今のところ…(笑)
     それにしても、ヒーローダグラスのほぼパーフェクトな「イクメン」ぶりには、感心しきり。一時的な保護から、共にいることが常態化するまでの心境の変化はあるにせよ、娘ファーストの義務感&愛情は、とても子育て経験のない37歳独身男性とは思えない。何より素晴らしいのは、大きな選択を迫られたとき、娘ラビの気持ちを聞きながら、その意志を尊重しようとする姿勢。きっとダグラス自身が、そのように育てられたから、できることなんだろうな。
    「子育て」の過程は「子離れ」の過程。いつか訪れるであろう、ダグラスとラビの「その日」まで、二人の冒険を見守りたいと思います。それにしても、37歳でおっさんって…活動終了を発表した、某5人組国民的アイドルグループの誰よりも、若いのになぁ(笑)

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    悪女の「定義」についての考察

    「悪女」を調べてみると、①心のよくない女 毒婦 ②みにくい女 醜女 と記されていることが多い。漫画の世界では、ほとんど①の意味で使われているように思う。
     では、本作での「悪女」とは…?当然、悪役令嬢「シャティ」が悪女スタートであるが、これはあくまで原作視点、シャティに対抗する勢力視点で考えた場合。シャティからすれば、自分の家門を守るために、いろいろ対策を練り、ライバルを凌ぐことのどこが悪いのかということになる。
     物語はあくまでシャティ視点なので、読者の視点もまた然り。彼女の邪魔をしようとする皇后やもう一人の皇后候補アイリーンの悪く見えること、悪く見えること…。シャティと読者からすれば、紛れもなくこの二人の存在は「悪女」と定義されるはず。
     一方、皇后とアイリーンからすれば、目的達成の障壁となっているシャティの役どころは、まさしく「悪女」。仮に、自分たちが犯罪に手を染めていたとしても、「シャティ憎し」の立場は変わらないだろう。多くの場面で人は、自分の行動を正当化することが得意である。
     歴史が物語っているように、勝った方、生き残った方が「正義」として伝えられる。では、ヒーローレオフリドの選択は?彼の中での「悪女の定義」がどのように変化していくのか、実は、それこそがこの作品の主題であるような気がする。

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    婚約解消の真実は?

     ヒロインベルベット父、「女王」の弟なのに「伯爵」?この国の王位継承制度って、どーゆー仕組みなん?って、入れたいツッコミはその程度。余分な登場人物は極力省かれ、ベルベットとヒーローキリアンとのやり取りに焦点が絞られたストーリー展開なので、じれったいことはあっても、イライラすることなく読み進めることができます。
     伯爵令嬢なのに、そして、妖精令嬢と謳われるほどの存在なのに、庶民的ポジティブ力を発揮して困難に?立ち向かっていくベルベットが、とにかく素敵。侍女「ベル」として、使用人スキルを磨いていく流れも納得です。こんな素敵なヒロインに、いきなり「婚約解消」って、どーゆーこと?キリアン様💢
     その秘密は、彼が受け取った「一通の手紙」にありそうです。これは一体誰からの手紙で、どんなことが綴られていたのでしょう…
     キリアンの記憶は戻るのか、元婚約者「ベルベット」と侍女「ベル」が、同一人物と知ったときの彼の反応は?そして、婚約解消に秘められた真実は…?最終話まで続く面白さは、星5の折り紙付き。超絶不器用キリアン様とポジティブベルの大冒険、絶対オススメです。

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  10. 評価:5.000 5.0

    転生憑依者の選択と成長の物語

     冒頭、転生したばかりのセレーナの、ちょっとコミカルな雰囲気とは裏腹に、物語はどんどんシリアスな方向に…そこが、興味深い作品です。保身だけを考えて行動していたヒロインが、人々との交流を通して真の聖女としての使命に目覚め、この世界で生きる決意をしていく過程は、ワクワクしきり。画力、ストーリー構成力ともに充実した逸品です。
     さて「原作」では、第二王子ディートリヒと結ばれて暴君を産むこととなるセレーナですが、この世界では、第一王子フォルクハルトのほうと結ばれそうな気配。表紙絵はさておいて、黒髪で品行方正な第一王子と銀髪で傍若無人な第二王子、どちらがセレーナの心を射止めるのか、早くも結末が気になります。
     序盤から王妃テレーゼが悪役感全開放で登場。その後も、ライバル聖女や影の黒幕らがセレーナたちの行く手を阻んで、息つく暇を与えません。一角聖獣フリーデや女神ラティスの存在と、その役割も気になるところです。
     各話にサブタイトルが付いているので、気になる話をピックアップして読むことも可能。ヒロインセレーナの成長ぶりを、とくとご覧くださいませ。

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