Mayayaさんの投稿一覧

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141 - 150件目/全1,142件
  1. 評価:5.000 5.0

    私だけが「使える」聖女でした…的な?

     聖女モノですが、登場人物がみな一癖も二癖もある、ある意味カオスなコメディーです。ヒロインロレッタとヒーロールーシュも、それなりに癖ありですが、それ以上に脇役のクセつよ度合いが素晴らしい。
     その筆頭が、王太子シルヴェスター。ドン引きするほどの聖女フェチで、自分は第一聖女と結婚しているのに、第二聖女ロレッタの熱烈追っかけを公言して憚らない。その陰には、第一聖女詐称疑惑問題があるようで、この王太子さま、言動はおバカでも、仕事はしっかりやっている?
     ロレッタの婚約者第二王子をNTRする男爵令嬢ココも、なかなかのクセつよ女。有名な王族ハンターらしく、典型的な成り上がり者。第二王子が王族から廃されたら、さっさと乗り換えそうだよね。
     さて、疑惑の第一聖女兼王太子妃殿下は、単なる神官長の傀儡?それとも手段を選ばぬ悪女の自覚あり?第二王子バーランドは、全方向におバカ過ぎて、箸にも棒にもかからないけれど、彼女を巡っては、いろいろ悶着がありそうです。
     どうやら今期5人の聖女(二人は王子ですが…う〜ん、ジェンダーレス…)のうち、「使える」聖女はロレッタだけ!?ルーシュ&シルヴェスターと、どう共闘しながら復権していくのか、三人のお手並み拝見です。

    • 3
  2. 評価:3.000 3.0

    読者はイライラの荒野に生きる。

     原作上の「悪役令嬢」が実はヒロインで、「正ヒロイン」や聖女がゲスい悪役という設定の物語は、そう珍しくもなくなりました。けれども、全編に渡って女ヒール役が幅を利かせる作品は意外と少なくて、大体は中盤くらいで退場し、その後、新シリーズに入っていくパターンが多い気がします。
     そんな中、こちらは聖女シルヴィアが、最後までヒロインコンスタンツェにまとわりつき、苦しめ続けた筋金入りの悪女物語。たまたま?神の祝福があっただけで、信念も貞操観念も何もない、「聖」の文字を取り替えたくなるような彼女。あまりにも小物だからこそ、こんな女にコニーがいいように振り回されるなんて…💢と、ムカムカさせられること必至です。自らの矜持に従って、ヒロインと最期まで争い続けた「復讐の皇后」の悪女ローズモンドの爪の垢を、煎じて飲ませてやりたい。
     こんな小物のシルヴィアが、全編に渡って好き勝手するもんだから、物語はかなり鬱屈とした印象。コニーの表情も、いつも下を見て悩んでいるものが多くなりがちで、この手の物語に期待したいスカッとやザマァの比率は、かなり少なめかと…。それでも、イライラの荒野に生きる忍耐力をお持ちの方にはオススメできる、興味深い作品です。

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    いつか王子様が〜石の上にも6年+α物語

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     石の上にも6年+α年待ち続けて、とうとうヒロインを堕としたのは、もちろんヒーロー葉山崎薫。タイトルで既にネタバレしているという、安全安心の契約婚王道物語です。起ー二人の再会 承ー契約結婚にまつわるあれこれ 転ー執着横恋慕女の横槍 結ー大団円と、絵に描いたような展開も、さすがマーマレードCという印象で、すっきり読めます。
     ただ、今回自分的にすっきりしなかったのは、ヒロイン茉莉の頑なさ。離婚がトラウマで、恋愛に興味をもてないというところまでは、よく聞く話。でも、離婚の全貌が分かった後でも、父親を拒否し続けたことに関しては、何だこりゃ?という感じ…父親の経済的援助を受けていれば、自分の夢も家族の生活も、もっと守れたんじゃないの?百歩譲って、プライドが邪魔していたとしても、いつまでも父親に恨みがましい思いを抱き続け、結婚はしない、外交官は嫌いと近視眼的に世の中を見ているヒロインの、一体どこがよかったんだい、葉山崎薫サン?と思ってしまう訳です。
     こんな一途なヒーローが、無条件で(作戦上は契約婚という条件付き)迎えにきてくれる眠れる非婚の森の美女?物語、ヒロインの魅力を探ってみてください。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    これはやはり運命だ!(笑)

     後宮モノはお妃様がたくさん登場して、いずれヒロインひと筋になるにしても、それまでがなんかモヤるな〜と思うことが多いので、今作のヒーロー董星の設定はマル◎ 彼、37歳ってホント?逆サバ読んでいたりして…と疑いたくなるほど、美丈夫です。
     対するヒロイン紅稟、確かに占いの腕は抜群なよう、そして「気」も視える…何それ、本物じゃん!百年に一度の才の持ち主(自分)が、「皇帝陛下の運命の人は、私」と占っちゃったんだから、これはもう諦めるしかないっしょ!(笑)
     奮闘?虚しく、結局は後宮に入ることとなった紅稟、やっぱり受難の相は、本当だった!?(笑)今のところ、董生の頭痛軽減係(←確かにこれも運命には違いないけど)としての入宮のようですが、この後Love に発展する可能性十分にあり。いや、そうじゃないと困るわい。
     占いで戦争を回避してきたほどの力をもつ一族の中でも、特に高い能力を誇る紅稟。この先も占いで、後宮の揉めごとをバッサバッサと無双してくれそうな予感です。課金してもよいと思える作品を、また一つ見つけました。

    • 3
  5. 評価:4.000 4.0

    「皇子妃にだけ」に夢を託して

     ヒロインが、公爵家の生まれでありながら不遇な対応を受けている、足に障がいがある…う〜ん、どこかで読んだ設定…あ、「生贄の皇女様」だ!そりゃそうか、作者様、同じだもんね。
     ヒーローが、高貴な身分でありながら、十分な教育、待遇を受けていない…これは「狂犬な彼を貴公子に変えてみせます!」と、ちょっと似ている。残念ながら、今休載となっているけれど…。これだけいろいろな作品が出版されていると、どうしても既視感があるのは、多分仕方のないこと。
    「呪い」のせいで、人間扱いされていなかった第一皇子セザールに、真心で接し、「人間」としての尊厳を取り戻させたヒロインイレネア。セザールにとって、彼女は唯一無二の人。そんな二人の間に、今更クルクル縦ロール女のジョヴィネッタや皇宮の思惑の入り込む余地なんぞ、あろうはずもありません。にも関わらず、イレネアがセザールを信じきれないのは、育ってきた境遇に由来する自己肯定感の低さゆえ。二人の愛の強さが、試されるときです。
     キャラクターの顔が馬面気味に感じてしまいますが、多分それは、作者さんの画風。ここでは「皇子妃にだけ」という王道のワードに希望を託して、完結まで盛り上がり続けることを祈りたいと思います。

    • 9
  6. 評価:4.000 4.0

    溺愛もの<バディもの…かな?(笑)

     謎解き中華後宮ファンタジーとあるけれど、ファンタジーというよりはミステリー?そこに「冒険」の二文字を加えて、謎解き冒険中華後宮ミステリーとしておきましょう。それほどにヒロイン翠蘭、お転婆です。男装なんぞしなくても、十分オトコマエですわ…
     従って、皇帝義宗の興味をひいてはいるものの、世継ぎを産む「妃嬪」としての興味ではない雰囲気。義宗も見た目ほど穏やかでもたおやかでもなく、結構腹黒です。今のところ、溺愛とか寵愛とか、そっち方面に発展するとは、全然思えないのですが(翠蘭があまりにも山猿すぎてー笑)、何があるか分からないから、ちょっとは期待しておこう。
     でも、中華モノ皇帝にありがちな奥さん山ほどいます問題。情報が正しければ、義宗だって1+4+18人以上?皇子はまだいないものの、公主は何人か?こりゃ、ガチの恋愛はめんどくさい。結局いろいろ起きている事件だって、皇帝の寵愛を巡っての後宮内の駆け引きが、その一端。
     翠蘭が男装する必要性はあまり感じないし、男女逆転!?というほどには、逆転しているわけでもなさそうだし、無理に色っぽい関係にならずとも、このまま皇帝&男装妃バディものでよいんぢゃないかい?(笑)

    • 1
  7. 評価:3.000 3.0

    大は小を兼ねなかったぁ〜(笑)

     Blu-rayでDVDを再生できるけれど、その反対は無理。ならば、Sランク以上をテイムできるなら、普通それ以下も大丈夫なはずなのに、ティーゴくん、そこが盲点だったぁ〜という、大は小を兼ねられなかったお話。
     冒頭、主人公の扱いは胸ク◯悪だったけれど、早々に真のスキルが判明してからは、もう頂点無双を目指すしかないって流れ。幼馴染パーティーのメンバーがみんなクズだったとか、「幸運」の数値が低いのに、使い獣のスキルを使えるようになっているとか、ご都合主義の部分が見え隠れしているけれど、そこはフェンリル銀太のもふもふに免じて、何とか…。
     可愛い絵柄だけに、幼馴染パーティーのえげつなさが際立ちますが、その分聖獣たちにざまぁされることへの期待感も高まります…ってぇ、人の好いティーゴは、そんなセコいことしたりしないかあ(笑)

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    本当に後悔しませんように…

     神に強く願って、二度目の人生が許されるのなら、どれだけ多くの人々が「二度目」の人生を送っているのだろう…この手のお話があまりにも多過ぎて、かなり皮肉っぽくなっている自分です。悪人も同じくらい強く「二度目」を願ったら、その願いは叶えられているのでしょうか。
     そう突き放したくなるほど、「一度目」のセリニエルは世間知らず脳内お花畑娘。持参金はショボい鉱山だけ?それ、伯父伯爵の思う壺。そもそも、両親の突然の事故死だって怪しいし…。結婚したのに、初夜の床だけ?おかしいとは思わなかったんかーい。お金がないのに別荘購入、おまけにそこを利用したこともないって?人を信じるなとはいわないけれど、やっぱり最低限の自己管理&自己防衛は必要。騙されないと、人は賢くなれないのかな。
     一度目がお人好し過ぎた分だけ、二度目での憎悪と復讐の念は半端なさそう…多分、レクシオンの力を借りつつ、浮気夫カリアンと親友もどきレライエへの復讐を進めていくんだろうけれど、それにしては相手が小物過ぎだわさ(笑)
     そして、復讐心に囚われ過ぎるあまり忘れてほしくないことは、罪があるのはカリアンとレライエであって、その息子ベニーには何の罪もないということ。もしベニーを否定したら、妾腹であるレクシオンをも否定することになると、セリーは気付いているかな。
     さて、後悔しないはずの二度目の人生、本当に後悔しないのか、お手並み拝見といきましょう。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    「逆転する正義」の物語

     朝ドラの影響をもろに受けて「逆転しない正義」が、今の自分のマイブーム。このお話は、その逆「逆転する正義」が隠しテーマのような気がします。
     冒頭を読んだだけだと、早々に離脱したくなる。そのくらいヒロインノヴァと、その弟ニルの境遇が悲惨。そして、ヒーローは誰?ディエス第一皇子?ニル?黒狼獣人のノクス?よもやの魔神王アートレータ?盗賊王アグニはアートレータと同一人物だし…。彼らにも、それぞれ秘められた背景があって、誰がヒーローポジでもそれなりに魅力的ですが、結局は表紙が全てを物語っているのでしょうね。
     絶対、暗い展開になると思い込んでいたのですが、アグニの軽さに救われて?思いの外ユーモア&ペーソスの効いた読み易いストーリー運び。そして、あれだけ悲惨そうな空気感だったのに、味方にはほとんど被害がないという、ハピエン好きにはこれ以上ない美味しい設定。
     では、何と何が「逆転」したのか…最後まで読んで、ぜひ確かめてほしいと思います。

    • 4
  10. 評価:3.000 3.0

    途中まですごく面白かったのに…のパターン

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     前世の記憶に囚われて、自分の幸せについては妥協しがちなヒロインが、どうやって現世で折り合いをつけていくのかという赦しの過程と、リリー、レオナール、ジル、それぞれに生き辛さを抱えた3人が集まり、本当の家族となっていく過程とを描いた、メインテーマ二本立ての物語です。ヒロインリリーの、女子高生を一度経験しただけとは思えぬ思慮深さには、正直疑問を呈したくなるところ…まあ、それがヒロインの神設定なら仕方がありません(笑)
     で、すごく面白いのですが、結構話の進みがゆっくりでした…ん?嫌な予感…。そう、丁寧に描き過ぎたのか、コミカライズに原作が追い付いちゃったのか、そこんとこの大人の事情は分かりませんが、160話完結なのに、完結感がない!!いや、あるか…でも、やっつけ仕事で終わらせちゃった感は否めない。「魔力のないリリーを、邪神を降臨させるための器として、邪神教がほしがっている」という、物語の核心に迫るすごい話は、どこへいっちゃったの?!
     一度「完結」となった作品が、ある日突然「配信中」となるのは、決して珍しいことでもありません。いつか再び、リリーとレオナールとジルの物語が、復活しますように…。それまで、星5は保留にさせてくださいな。

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