Mayayaさんの投稿一覧

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141 - 150件目/全1,080件
  1. 評価:3.000 3.0

    意外性を期待させて〜

     傷痕や痣があると「キズモノ」扱いとなり、嫁としての価値が下がるとされていた時代が、過去の日本には確かにあったから、麗華の身に降りかかる災難も、それほど荒唐無稽ではないのでしょう。それにしても、両親と妹の性根は、これ以上ないくらい歪んでいるのに、同じ親から生まれた麗華は、なぜ真っ直ぐ、忍耐強く、気高く育ったのでしょう。祖父母の教育の賜物?隔世遺伝?逆に、この凛とした感じが、八つ当たり母やマウント取り妹の癪に触るのかもしれません。
     この手のお話によくあるように、本作も、ヒーローが「美しい」妹よりも、悲運のヒロインのほうを選びました。それには、当然理由があるし、むしろここから、麗華の新たな試練が始まるもよう。そして、このヒーロー氶太郎様、本当にいつも不機嫌顔!麗華と出会ったその後の10年のうちに、一体何があったのでしょう。タイトルにも繋がる重要なキーワードだけに、大いに気になるところです。
     さあ、麗華は氶太郎を笑顔にできるのか…そして、自業自得&因果応報物語は、ここでも健在か…よい意味での意外性を期待したいと思います。

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    30歳って、こんなもんだったけ?

     明治の30歳と昭和の30歳、平成の30歳と、同じ「30歳」でも、社会に対する考え方や個人としての意識が、随分違うであろうことは理解できる。でも、夏乃と千紘、ともに令和の30歳だけれど、この二人、精神的に随分幼くはないか?男女共同参画、マイノリティー教育、諸コンプライアンス等の意識改革、働き方改革等、個人最重視の教育を浴びるように受けてきた世代なのに…である。
     まずヒロイン夏乃…経験有り無しを「普通」で括ろうとするその考え方に、すごく違和感。一体、誰が、何のきっかけが、彼女をこんな偏った価値観に導いたのか、探ってみたい気がする。
     それから、ヒーロー小林千紘…この草食系肉食男子、何とかならんのかね?一般的にはガツーンと言えるし、夏乃にもカツーンと言えるのに、一番大事なことを伝えるタイミングを逃し続けるって…これは、地味に呪われているか、マジにヘタレかも!?多分、作者様の陰謀です(笑)
     子どもの頃の30歳って、すんごく大人に見えていた。でも、夏乃と千紘の行動を見る限り、高校生かーいと、ツッコミを入れたくなる初々しさ…心の若さは必要だけれど、社会性は、やっぱり年齢相応に経験を積んでほしいかな。せめて、今後の二人の活躍をお祈りします!

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    女性の自立とお仕事と、時々、恋

     初めは、生活の糧を得るためと、前世で果たし得なかったデザイナーという仕事への欲求のために働いていた、ヒロインユーリ。男装も、この社会では、それしか自分を認めさせる方法がなかったから、やっていただけで、そこには大義もポリシーもなかったはず。だから、見ようによっては、ただ口の上手いこまっしゃくれた男装女子の、薄っぺらいサクセスストーリーかと思っていました。そんなユーリが、多くの人々と出会い、影響を与え合うことによって、女性の地位向上や仕事をすることの意味に気付き、自己実現を果たしていく様子が、非常に痛快です。
     物語には、多くの女性が登場しますが、特に印象が強いのは、女王セシアと領主アルシノエ。二人とも、高い身分にあるものの、女性故に結婚と出産を期待され、理想と現実の狭間で、息苦しさを感じている様子。彼女らが、ユーリとの交流を通して、どのように自分と向き合っていくのか…そのあたりも注目ポイントです。
     時々、恋…レスタやエナンは、最高に魅力的だし、彼らの想いが変化していく様子も胸キュンですが、それがメインディッシュとは言い難い。あくまで主題は、ユーリの成長と女性の意識改革でしょう。日本でも、先人たちが苦労したであろう女性が自由に息をできる社会づくり…実はまだ、実現途中なのかもしれません。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    ロマンスの神様のお気に召すまま(笑)

     ロマンス強制力社会(笑)…こんなもんがあったら、晩婚化とか、生涯未婚率とか、少子化なんて言葉、そもそも誕生しなかったかも。そんな世界で、理性?を保っていられるのだから、ルイズの非恋愛脳も筋金入りです。ま、前世の女兵士としての記憶があるのだから、それも当然か。
    「…俺の願いはー」…一方、おそらく、甦りの?転生の?あるいは、ルイズとの幸せな未来を?願ったであろう(読者としては、そこは外したくない)エーリッヒのほうは、転生前の記憶はなさそう。別人?それはない、では、敢えて隠してる?それは、分からない。でも、運命の赤い、もとい光の糸の導きで、このロマンス強制社会でも、二人の人生は密接に絡み合っているよう(笑)。光の糸さん、ええ仕事してますわ〜♡
     さて、利害の一致から、とりあえず「清い結婚」をすることになった二人。でも、ルイズ、どうもエーリッヒの手のひらで、転がされているようなんだけどなぁ…。それに、本人は認めていないけど、エーリッヒのことを日記に書いたり、服を盗んだり(?)、それ、相手のことを好きじゃなかったら、やんないから、前世のルイズさま。さあ、ロマンスの神様、今世こそ二人の隠された想いを、成就させてくださりませませ♡

    • 5
  5. 評価:4.000 4.0

    ブルースターに込めた想い

    なかなかツッコミどころ満載です。
    まあ、ヒロインが忘れられない誰かを忘れるために、ワンナイトラブに走ったことは、女性漫画だから、ままあるとして…
    宰相の娘で、副騎士団長の妹、何故働いている?貴族じゃなかったの?
    平民も貴族も無礼講の仮面舞踏会?政情が落ち着いているとは言えないのに、余裕こいて大丈夫?
    ワンナイトの後、ヒロイン、どうやってあのドレスを着て、「お城」から帰ってきた?
    妊娠したアイリスを連行した騎士団長の横暴ぶり、平和な世を目指しているレイナードのさせたこと?
    そして、何よりアイリスの父の死の真相…事実を明らかにする機会って、いくらでもあったと思うんだけれど、アイリス、レイナード、何やってんのぉ〜???
    それでも、こんなタイプのお話がそう嫌いじゃないから、ついつい読んでしまいました。レイナードが、庭いっぱいのブルースターの花言葉に託した「幸せ」「信頼」「身を切るような思い」…あ〜あ、「男は黙って…」の時代じゃないけれど、なんて不器用なんでしょう。彼の想いは、アイリスに届くのか…レイナードの奮闘ぶりをご堪能ください。

    • 2
  6. 評価:3.000 3.0

    不器用な大人の再生恋物語

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     瓢箪から駒?棚からぼた餅?いえいえ、ここは、嘘から出た誠といきましょう。なぜに北海道?なぜに官公庁?と、舞台を絞った割には、その設定を活かし切った感が少ないなぁと思いつつ(意見には個人差があります)、不器用な大人の再生恋物語として、読めばよいのでしょう。
     それにしても、麻紀も巧も、なぜにこう、恋に苦労しているのかと…美男美女ハイスペック組だよね?なのに二人とも、一度恋愛で傷付いたからといって、「結婚には向かない」と線引きするのは、如何なものかと…今どき親からのお見合い話〜結婚半強制と同じくらいには、考え難い設定です。
     美男美女だったからとは思いたくないけれど、決して聖人君子ではなかった二人。こんないい年をした「大人」な二人が、まるで初めて恋を知ったかのように、もたもたしながら距離を縮めていくところが、この物語の醍醐味。ちょっと綺麗にまとまり過ぎた感はありますが、「嘘」から始まった割には、まあ、良いんぢゃないですか?

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    今度は「白魔導師」かーい!

     この手の不遇職業モノを、いろいろ読んでいると、今、目の前にいる主人公が「何設定」なのか、ついつい忘れがちになってしまう。これは、全く個人的な理由で、決して作品のせいではないのだが…。
     本作のヒーローロイドも、赤魔法師?黒魔術師?支援職?あ、白魔導師だった、何する人?って、思い出すの、大変!セルフレジが増え、それぞれ仕様が異なるから、その都度混乱するのと似てるかも…。
     このロイドくん、師匠の指導方針の賜物か、自己肯定感が異様に低い。勇者パーティーでは、勇者及びその周辺がアホで、その価値に気付かず、その後のSランクパーティーでは、いくら褒められ感謝されても、通常運転。控えめなところは日本人好みだけれど、そろそろ自分の価値に気付いてもよい頃だよね。
     ロイド周辺キャラに、クセつよ女子が多いのも、この手の作品によく見られること。ハーレム的にというよりは、読者が「推しキャラ」の選択の幅を広げられるように、というご配慮なのかな?
     ヒーローロイド、確かに無自覚に規格外の大活躍。でも、規格がいろいろだと、ほんっと混乱するので、できれば作品間同士、規格を統一してくんないかなぁ…

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    思春期全開!?奥手な二人(笑)

     少年漫画ジャンルなので、いつものパターンの、チート冒険者クエストもの?と思って読み始めたら、ところがどっこい、純情青年のマドンナ攻略モノでした(笑)。ほっこりすること、間違いなしです。
     冒険シーンが、ないわけではない。でも、既にヒーロージェイドは、最高位の十つ花ランクに達しているため、大抵あっさりとクエストを達成し、無駄にバイオレンスに走ることはありません。
     また、ホワイトドラゴンのドラミ(何という命名だ!)を預かっている関係で、子育て漫画の側面もあるかも…ジェイド、独身なのに、なかなかいいお父さん、してるよね?
     でも、何といっても一番の見どころは、ジェイドとガーネットさんの超絶スローモーな純愛のゆくえ。現代日本なら、中学生レベル?の気持ちの近づき方が、この上なくもだキュンで、ニマニマしてしまいます。この二人、一体何歳設定だ?と疑いたくなるほどの奥手っぷり。でも、こういうピュアな恋愛、悪くない。
     最近は、少女・少年ジャンルと銘打ってはいても、なかなかアダルトな表現をぶっ込んでくる作品が少なくない中、こちらは安心してお勧めすることができます。ガーネットさんを想うジェイドの心の声、思春期全開で、大いに楽しめますよ〜。

    • 2
  9. 評価:3.000 3.0

    ああ、空回りヒロイン(自称悪役令嬢)…

     推し活ゴリゴリのアラサー女子が、推しの存在する世界に転生しちゃったもんだから、まあ、しつこいわ、しぶといわ、あざといわ…目論見が全て外れても、次なる策を講じ、推しのために体を張る心意気…佐藤飛鳥改めアリアネルさま、あなたは、どこへ出しても恥ずかしくない、立派なアレキ担です。
     ストーリー自体は、ヒロインアリアネルのドタバタぶりと、ヒーローアレキサンドライトのシリアスぶりのギャップが、面白いかもです。アリアの最終目的が、アレキと「正ヒロイン」マリンとのハッピーエンドなのに対し、原作補正のせいか、マリンは、弟王子のオニキスとどんどんよい雰囲気に…。それを正さんと、孤軍奮闘するアリアがイタ過ぎて、正直ちょっと引いてしまいます。
     一方、アレキはアリアのことが気になってたまらないのに、勘違い&行き違い&不治の病(呪い)のせいで、なかなか素直に気持ちを伝えられないよう…。まさしく「推し(アレキ)の一途すぎる執着を、私(佐藤飛鳥=アリアネル)はまだ知らない」だね。ああアリア、完全に空回り…(笑)
     アレキの想いは、アリアに届くのか、そして、彼の命の灯火は…?ハピエンを期待しつつも、しばらくはこのドタバタから、目が離せません。

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  10. 評価:3.000 3.0

    「13番め」である意味は?

     ん?これが女性漫画ジャンル?って思うほど、少女漫画っぽい設定、展開です。義妹いじめ、婚約者の地位を巡る陰謀、逆恨み、ダメ父のダメっぷり、元婚約者の暗躍etc…etc…。どれも、めんどくせ〜と思うようなネタですが、変に長引かせないのが、この作品の良いところ。大体10話程度で解決しますので、ストレス指数は許容範囲内です。
     タイトルの「13番めの婚約者」には、期待したほどの意味はなさそうですが、よく考えれば、男爵令嬢のイリアが公爵のエリオットと婚姻だなんて、家格が違い過ぎる。もしかしたら、「13番め」だったからこそ実現した縁組だったのかもしれません。
     イリアと知り合う前の、エリオットの無表情&諦めた感&冷徹さも、それなりに謎。お姉サマと腹違いってことが、何か関係ある?設定が甘くて、ご都合主義に走っているのか、それとも、これから深掘りされていくのか、今後の展開が気になるところです。
     けれども、こういった全ての疑問を凌駕するのが、ヒロインイリアのスーパーポジティブ脳内お花畑滅私奉公慈愛の聖女思考。結局、彼女に絆される?こんなお人好しのヒロイン、一人くらいいてもいいよね?

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