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5巻の親友がおすすめ
生まれながらの悪女なのかもしれないが、周りの男たちがもっと誠実だったなら、父親がもう少し優しく温かくヒロインに接してあげていたなら、別の人生を送れたかもしれない。
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30247位 ?
生まれながらの悪女なのかもしれないが、周りの男たちがもっと誠実だったなら、父親がもう少し優しく温かくヒロインに接してあげていたなら、別の人生を送れたかもしれない。
今でも、親や経済的なしがらみのせいで、愛し合っている相手がいても、許されない恋愛というのはきっと存在するのだろうが、愛し合えた思い出は結ばれなかったからこそ美しいのかもしれない。
優秀な姉に比べられ、孤独な子ども時代を過ごしたために、妄想癖が悪化し、パラノイアになってしまったのだろうか。 作中では母親は優しくて、子どもを追い詰めるようなタイプには見えないのだが。
友人たちからはありのままを理解されないクローディーヌだが、家族みんなから愛され、母親はクローディーヌを心では理解し、上手に接しているように見える。
自分には縁のない私立のお嬢様学校の華やかな学園生活がのぞき見られて、おもしろいです。紆余曲折を経ておにいさまと最後、結ばれるのかな?と予測していたのですが…。
やはり原作は絵が繊細で華麗で圧倒されます。ストーリーも歴史に忠実な部分もありながら、男装の麗人というフィクションをうまく組み込んでいて、惹き込まれます。
前作に見られた禍々しさが、ストーリー的にも画風でも薄められたような印象を受けますが、これはこれで読みやすくて好きです。
コロナ禍での主人公のお仕事内容がかわいい。凄腕の殺し屋だったという過去と無愛想な風貌と、優しくて素朴な性格とのギャップに惹かれる。
とても親しみやすい、優しいお巡りさん。傷ついた少年少女たちに寄り添ってくれて、悩みも一緒に解決してくれます。
一見、平凡なお父さんが娘のために犯罪に手を染めてしまうお話。お母さんもおとなしそうに見えて、どこか肝が据わっていて、ただものではない雰囲気。
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わたなべまさこ名作集 悪女シリーズ