no life no riceさんの投稿一覧

投稿
244
いいね獲得
307
評価5 66% 160
評価4 20% 50
評価3 10% 25
評価2 3% 8
評価1 0% 1
11 - 20件目/全205件
  1. 評価:5.000 5.0

    文学

    ネタバレ レビューを表示する

    マンガも文学になり得るのではないか。
    と思うほどの作者さんの才能、知性。
    言葉の選択、間あいが精錬されていて、呼吸しているようにじんわりと進行していくストーリー。登場人物の心の中が豊かに表現されているマンガだと思う。こういうマンガってあまりないんじゃ無いかな?勢いではなくて、一コマ一コマ丁寧に読みたくなる。

    槙生ちゃんの不器用さ、実直さ、正義感。
    朝ちゃんの素直さ、不安、正直さ。
    応援したくなる登場人物ばかりです。
    槙生ちゃんの友達がみんないい人だなーって思う。笠町くんをふくめ。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    先が気になるー

    ネタバレ レビューを表示する

    女で有りながら、男として強く生きていく月詠。血の十五夜の真実を知り、失踪した兄者の消息を知りたいと願っている。しかし、かぐや姫と出会うことで、話はまさかの展開に。月詠は人ではない??自分はどうやって生まれたのか?どうしてこんな力があるのか?自分の真の父と母とは?血の十五夜は、一体何が起きたのか??謎が謎をよぶミステリー。
    月詠の巡る男達の関係性も見所。一体月詠は誰と結ばれるのだろう??先の展開が見逃せません。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    これははまる

    ネタバレ レビューを表示する

    弱い、無個性、おひとよしの緑谷出久が、スーパーヒーロー、オールマイトと知り合い、ヒーローを目指す物語。
    なんとも言えないのは、オールマイトに「ヒーローになれる」と言われたときの、出久の表情。母には「(無個性に産んで)ごめんね」と言わたけれど、本当に言われたかったのは「君ならヒーローになれる」だったんだなと思うとジーンとする。それを憧れの人から言われたら、号泣するわ!
    色々ポンコツなんだけど、とことんハートがスーパーヒーローな出久と個性的なクラスメイト達のお話。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    弱いけど強い

    ネタバレ レビューを表示する

    校内や高校間でのケンカ、権力争いが主な内容。主人公の結城はいっけん真面目なおとなしい系にみえるのだけれど、実は頭脳を使って強い相手をなぎ倒す、超凶暴な人物。本当は平和に過ごしたいのだけれども、訳あって編入することになった遠田高は不良の巣窟。なんやかんやケンカを仕掛けられ、やむなくケンカすることに。クラスの頭でえらそうに幅をきかせていた速水をボコボコにした後は、平和になるかと思われたが…。他クラスの頭から目をつけられ、さらに他校の不良にも顔を知られるように…。芋づるのようにケンカをふっかけられ続ける日々に平穏は訪れるのか??
    結城くんがそこまで凶暴な力を身につけた親友とのエピソードが泣けます。
    個人的には、隣の席のメガネくんが応援したくなりますね!名前なんだっけ。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    色艶

    ネタバレ レビューを表示する

    はじめは与太郎が主人公なのかと思って読んでいたら、まぁ魅力的な落語家のたくさん出てくること。
    色艶の八雲さんも、ワイルドな助六さんも、ガハハと受け入れてくれる7代目も苦悩しながらもそれぞれの落語を極めていく。
    師匠に勘当される場面は辛いなぁと思って見てました。弟子も辛いし、ぶった切る師匠も辛いよな。でも、ここで心を鬼にしなくてはってところもあったり、ちょっと言葉の掛け違いでってこともあったり。
    この作者さんはものすごく人たらしなひとなんだろうな。だから、これだけ魅力的な人々を描けるのだと思う。

    なんか読んだあとは、ついついべらんめぇな口調がうっちまいやすね!へぇ!

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    爽やかな復讐劇。

    ネタバレ レビューを表示する

    復讐というとドロドロした二度と立ち直れなくする物が多いけど、これはまだ立ち直る余地がある救いのある復讐だなと思う。
    ところどころギャグ要素もあっておもしろい。

    マイクを取り出して反論するあかりんとか
    局長に呼ばれてすんってなるかおるとか
    バーカバーカって走り去るかおるとか
    顔が怖いんだけど、怖すぎて面白いとか?
    まだ何もやってません、流行語になれたらいいね。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    斬新な切り口

    ネタバレ レビューを表示する

    戦隊物のスーパーヒーロー達の裏の顔。それは残忍なものだった。怪人、ショッカー達は繰り返し繰り返し殺され、スーパーヒーロー達の活躍をお膳立てする駒に過ぎない。この負のループからどうやって抜け出すか?!考えて考えて、頭を使ってくぐり抜ける。その根性に本当に感銘を覚える。続きが気になりすぎて、やばい。
    戦いの場面も臨場感あってすごいんだけど、結構ギャグもおもしろい!これは買いだね。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    思春期のような

    ネタバレ レビューを表示する

    ハイイロオオカミのレゴシは劇団部員で、大道具を担当している。肉食動物でありながら、大人しく、謙虚。決して目立とうとしたり、力を誇示したりはしない。劇団のスター、ルイ先輩の言動や、いいことも悪いことも仲間たちと過ごしてだんだんと肉食動物としての自分を自覚し出す。でも、ウサギのあの子が気になる存在!これは肉食動物としての本能なのか?それとも恋?レゴシの変化がどう進んでいくのか続きが気になる。
    自我を認知し出すという点で、中高生の男子が自分の中の男らしさや凶暴な一面に気づいてモヤモヤするのに似ている。投げ出したい、暴言を吐きたい、乱暴な事をしたいという本能的な部分と、そんなことしたら周りに嫌われるという理性の葛藤。それを肉食という側面から切り込んだようなお話だと思う。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    宗教VS知的好奇心

    ネタバレ レビューを表示する

    テレビでもおすすめしていた作品なので、気になっていました。内容は思ったよりダークです。しかし、こんな暗黒の時代を乗り越えて今の天文学につながってきたのかと思うと、本当に人間のすごさを感じます。先人達の命を懸けた探求活動のリレーがつながっていく様は、アントニオ猪木氏のいう「その一歩が道となり、その一歩が道となる」であり、高村光太郎の「僕の前に道は無い。僕の後ろに道はできる」の体現に他ならないと思います。
    宗教の弾圧を受けながらも、あきらめきれない知的好奇心の純粋さに感激です。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    いいね

    ネタバレ レビューを表示する

    曽根くんは一見陰キャのネガティブ男に見えますが、本当は自分をしっかり持った自立した男です。趣味も独特で、自分を豊かに生きる方法を知ってます。路傍のフジイだったかな?そんなタイトルの作品にも、地味で一見何が幸せで生きてるんだろうみたいなフジイくんが出てくる話がありましたが、幸せは自分の心が決めるを体現している人です。
    曽根くんもフジイくんに近いけど、フジイくんより社交的で周囲への影響力もあると思う。はっきりもの申すし。パワハラに屈しないし。
    事なかれ主義の人達は読んで勉強すべき。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています