みんなのレビューと感想「年々彩々【単行本版】」（ネタバレ非表示）

落語+BL

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金魚すくい　デラシネの花　小向家の事情
上記の三話　+　描き下ろし

～金魚すくい～
落語の元ネタ知らずに読みました
働かずに女房に逃げられた与平の前に現れた貧乏神が
与平の代わりに働くが結局金を盗まれ
貧乏神も出ていく羽目に…

最後病気になった与平のもとに
死神に転身した貧乏神が戻ってきて…
交わす言葉に…グッときてじ～～～ん…感涙

さすが人気作家さん
やっぱり凄い

斬新な…

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落語と秀さんとのマリアージュ。世界観が独特ですなー。絵が美しいし、斬新な解釈が素晴らしいです。切ないけど、心温まる落語の世界です。

作者買いです。登場人物がとにかく色っぽくてハマってしまいました。BLだからこその純愛、悩みを表情で描ききっていて、何度も読み返したくなります。

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この作者さんのかく他の作品が大好きでこちらも読んでみました。設定はキテレツだけど、その中に切なさ恋しさなどなどが散りばめられていて、何度も読み返しています

落語だから。

まあ、とぼけた話です。BLカテゴリーだけど、ソッチを期待してはいけません。もっとしっかり落語チックだと良いと思いました。どっち付かず的な…。

この作家さんの他の作品がとても良かったので、読んでみた。なかなか設定がキテレツで興味深い。流石だわ。

幾時代生きても愛は

読むにつれ、切なさ、哀しさ、愛おしさが胸に迫りきて、ああ、嬉しい漫画に出会ったなと、何日も、というか何か月も反芻しています。秀良子さんの作品の中でも大好き中の大好きなものになりました。

紙で持ってます

秀さん作品の独特な空気感が好きで、最近はもっぱら紙で購入しています。

落語モチーフとうたってますが、特殊な設定のキャラクター(貧乏神とか、寿限無とか)という点だけなので、落語を知らなくても全く問題ありません。

『もう、人間てしょうがない生き物なんだから、ねぇ』と愛情を持って笑うという点で、新作落語と言えるのではないかな。