ソムタム田井のコスプレリポート:「GS美神」レイヤー 特徴的なまつ毛を再現 タイトな衣装は露出対策
配信日:2024/10/05 21:01
コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
世界最大級のフィギュア、造形物の祭典で、プロ、アマチュアを問わず、誰でも制作したキットを持ち寄って展示、販売できるイベント「ワンダーフェスティバル2024[夏](ワンフェス)」で撮影、インタビューした「GS美神 極楽大作戦!!」の美神令子に扮(ふん)するよしかさんを紹介する。
「ワンフェス」といえば、旬のコンテンツだけでなく、ちょっと懐かしいタイトルのキャラクターに扮したコスプレーヤーも大勢遊びに来ていて、写真撮影はもちろん、レイヤーとカメラマンが一緒になってアニメ談義やゲーム談議で盛り上がれる……という点も、参加するうえでの醍醐味(だいごみ)の一つ。
コスプレをしたまま展示ブースを見て回り、自身と同じ作品のフィギュアを展示しているディーラーと楽しそうに話すレイヤーの姿も各所で見られた。
よしかさんも同じ作品が好きなコスプレーヤー、カメラマンとの交流を目的に参加を思い立ったそうで、こちらの衣装は急ピッチで用意したという。
「往年の名作アニメのリメーク発表が相次ぐなか、SNS上で“『GS美神』もリメークしてほしい!”という声が上がっているのを見かけまして。このタイミングでコスプレをすれば、『GS美神』好きの方と交流できるかなと思い、挑戦してみました」
特徴的な顔立ちをメークで再現することに加え、露出度高めのタイトな衣装ということで、露出対策にも気をつけたと話す。
「こだわったポイントは特徴的な目尻のまつ毛です。重力に負けないよう、ピンと張った状態をキープして。原作の雰囲気を忠実に再現できるよう工夫しました。また、今回は真夏のイベントということで、露出対策に加え、暑さ対策も万全の状態で参加したので、撮影&交流を思いきり楽しませていただきました」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB