天幕のジャードゥーガル:関根明良「感動で胸がいっぱいに」 小清水亜美、齋藤潤、下野紘、鈴木崚汰と語るアフレコ秘話 サイエンスSARUの映像美
配信日:2026/06/19 11:09
「このマンガがすごい!2023」(宝島社)のオンナ編1位に選ばれたことも話題のトマトスープさんのマンガが原作のテレビアニメ「天幕のジャードゥーガル」の世界最速上映会が6月13日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場(東京都港区)で開催された。第1~3話が世界最速上映され、シタラ役の関根明良さん、ドレゲネ役の小清水亜美さん、ムハンマド役の齋藤潤さん、オゴタイ役の下野紘さん、トルイ役の鈴木崚汰さんが登壇し、作品の魅力やアフレコ秘話を語った。
◇齋藤潤に「あ!ムハンマド坊っちゃんだ」
「天幕のジャードゥーガル」は、秋田書店のマンガサイト「Souffle(スーフル)」で連載中の13世紀のモンゴルを舞台としたマンガ。モンゴル帝国の捕虜となった元奴隷の少女・シタラが、同じくモンゴル帝国に対して複雑な思いを抱くモンゴル皇帝の第六夫人・ドレゲネと出会い、知恵を駆使して帝国を揺るがしていく。アニメは「平家物語」「聲の形」「きみの色」などの山田尚子さんが総監督、「ダンダダン」第2期などのAbel Gongoraさんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」「OVERMANキングゲイナー」「地球外少年少女」などの吉田健一さんがキャラクターデザイン、作画チーフを担当。「映像研には手を出すな!」「平家物語」「ダンダダン」などで知られるサイエンスSARUが制作する。テレビ朝日系のアニメ枠「IMAnimation」で7月4日午後11時から放送される。
関根さんは「キャスト&スタッフ一同から本作を良くしたいという気持ちが本当にあふれ出ている収録現場だったので、完成した映像を見たときは感動で胸がいっぱいになりました。デフォルメされた可愛い絵柄の中にリアルを感じさせる描写が散りばめられていて、だからこんなにも生々しく、そして胸が切なくなるんだと、ただただ感動しておりました」と手応えを感じた様子。
小清水さんは「絵本のようなタッチで描かれていて、柔らかく温かいけれども、その温かさがあるからここからのシリアスな展開も受け止められるというか、その独特な塩梅がすごい」、下野さんは「映像がすごすぎて、我々もその絵のクオリティーについていけるように頑張らなければと思った」と映像美に圧倒されたという。
シタラを演じる関根さんは、出演が決まった際の心境を「本当にうれしかった」と声をはずませて「秘めた思いなどを抱えるいろいろな側面のある役柄なので繊細な機微もあって、本当にやりがいのあるキャラクターですし、演者としてすごく楽しい経験になるだろうと思いました」と熱弁。
ムハンマド役の齋藤さんがテレビアニメの声優に挑戦するのは初めてで「ベテラン声優の皆さんの中で、え?なんで僕だけ……という不安と緊張がありました。自分の声の表現の幅がとてつもなく狭いとも感じた」と恐縮すると、下野さんは「シタラとムハンマドの会話は淡くてキラキラしていて良かった」、関根さんは「完成した映像を見たときに『あ!ムハンマド坊っちゃんだ』という思いでいっぱいになりました」と太鼓判を押した。
鈴木さんも「品があって知性を感じる声」と称賛すると、の齋藤さんも「もうやめてください~! 恥ずかしい! 次の質問にいってください~!」と初々しく反応した。下野さんは「改めて思う、俺、おじさんになったな。なんだろうあのキラキラした感じは。俺は単なるおしゃべり大好きおじさんだよお」としみじみした。
◇耳で聴いているだけでも面白い作品
サイエンスSARUによる映像表現が話題になると、下野さんは「アフレコ収録用の色が入ってない絵の状態であっても、キレイなアニメになるだろうという予感はあった。実際にオープニングから引き込まれました。キレイな絵や美術もさることながら、使われている音楽やSEも作品の世界観にピッタリで、耳で聴いているだけでも面白い作品だと思いました」などと驚いた様子。
鈴木さんは「建造物も現代と違って複雑な構造をしているので、それを絵本のような絵柄で表現するのはすごく難しくて技術のいることだと思います。そんな映像美の作品の中に自分の声が入ったときに、その世界観を邪魔しないことはできるのだろうか?と思ったりしました」とプレッシャーを明かした。
最後に、鈴木さんは「教科書や授業で習ったモンゴルのお話しはどうしても戦いがメインになりがちですが、本作は戦に出向いた旦那を待つ妻たちの策謀や計略が描かれていて、僕自身も知識や知恵は財産なんだと胸に響きました」と魅力を語り、下野さんは「それぞれの思惑が蠢く会話劇を聞きながら、素敵な映像、素敵な音楽、いろいろなものを五感で感じて最後まで楽しんでいただけたら」と期待。齋藤さんは「今日見た感動をそのままご自宅に持ち帰っていただき、以降のお話も楽しんでいただきたいです。僕もこの作品を通して、知恵とは自分を高めてくれるものなんだと実感しております」と呼びかけた。
小清水さんは「この作品を見て何を感じどう受け止めるのか。それぞれがいろいろな思いになると思いますが、この作品に関しては皆さんがどう思ったのか、それを大事にしてほしいです。自分はどう受け止めたのか、それを大切に心の中の宝物にしてほしいです」とアプール。関根さんは「今後も魅力的なキャラクターが次々と出てきます。モンゴルを感じられる風習も随所に出てくるので、気になったところを調べていただくと作中のシタラのように新しい知恵と楽しさを得ることができると思います。また、オープニングやエンディングもとても素敵なのですが、アニメの最終話まで見届けていただいたあとに曲の歌詞や絵を観ていただくと、より感じるものがあるのではないかと思います。ぜひ最後まで見届けてください」と語っていた。
提供元:MANTANWEB











