ワールド イズ ダンシング:テレビアニメが7月2日スタート 足利義満役は櫻井孝宏 飛田展男、能登麻美子、水瀬いのり、瀬戸芭月も出演 世阿弥の半生描く
配信日:2026/05/07 17:00
世阿弥の半生を描く三原和人さんの能マンガが原作のテレビアニメ「ワールド イズ ダンシング」が、7月2日午後10時からTOKYO MX、BS朝日、TVQ九州放送ほかで放送されることが分かった。追加キャストとして、室町幕府第三代将軍・足利義満役の櫻井孝宏さん、公家の二条良基役の飛田展男さん、足利義満の正室・業子役の能登麻美子さん、オリジナルキャラクターの千晴役の水瀬いのりさん、町の団子屋で働く隻腕の少女・サツキ役の瀬戸芭月さんが出演することも発表された。
バンド「マカロニえんぴつ」がオープニングテーマ「終宵」を担当することも発表された。メインPVがYouTubeで公開され、楽曲がお披露目された。PVは、鬼夜叉(後の世阿弥)と足利義満の出会いから始まる映像で、コガネ、増次郎、石也、観阿弥に加えて、世阿弥の後援者として歴史に残る二条良基、業子、原作には登場しないオリジナルキャラクターの千晴、サツキ、犬王が登場した。
足利義満役の櫻井さんは「歌舞伎の観劇経験はあるが能は未知の世界という人が多いのではないでしょうか。私も御多分に洩れず、古典芸能の一つのジャンル程度の認識だったというのが正直なところです。この『ワールド イズ ダンシング』はその能の起こりを目撃する作品です。私のように知識がなくても幻想的なストーリーと美しいアニメーションで存分に楽しめます。たくさんの方に見ていただきたいです」とコメント。
二条良基役の飛田さんは「出だしからとにかくテンション高く、振り切って演(や)ってください。この方はヘンタイです!との注文を受け、推しへの愛と執着にハマりまくって突き進みました。初登場の回の台本の表紙は二条様のどアップで、いやがうえにも気持ちが上がりました。地位も実力もあるお公家様でありながら、生きる縁はただただ藤若! 己の思いに正直で、その夢をかなえるためならたとえ火の中水の中! ひたすらに頑張る…… でも…… 私が私であるように、鬼夜叉は鬼夜叉なのでありました。嗚呼なんと切ない世の定め! そんな二条良基様を楽しく演じさせていただきました。このアニメ、見どころ、聴きどころ満載です。お楽しみに!」と語っている。
業子役の能登さんは「能の世界はあまり触れてこなかったのですが作品に関わり大変興味が湧きました。キャクター一人一人がそれぞれの場所で皆『生』をまっとうしている。ヒリヒリするほどこちらの生身に伝わるすごい作品で、毎回収録の度に持ち帰るものが多かったです。業子は物腰柔らかく優しい女性ですが、彼女の感性、大切にするもの、貫いてきたものが垣間見える時に、その奥にある強さや彼女の闘いを想像せずにはいられませんでした。ワンカットの気付きのシーンや、短いセリフの中にも彼女のすてきなところがちりばめられていますのでご覧いただけるとうれしいです。『ワールド イズ ダンシング』お楽しみに! 作品の中でぜひ皆さまの心の羽根も自由に舞わせてみてください」とメッセージを送った。
千晴役の水瀬さんは「本作でわたしが演じるのはオリジナルキャラクターの千晴です。彼女は自分の性別や立場に悩みもがきながらも力強くたくましく生きて行きます。日本の伝統芸能である能。お恥ずかしながら本作に関わるまでその歴史や在り方に細かく触れることなく生きてきました。絶えず在り続けることの尊さ。伝承・継承していくことの難しさ。変わっていくことを受け入れる強さ。現代を生きる我々にも発見や学びがある作品だと感じました。ぜひたくさんの方に届きますように」と話している。
サツキ役の瀬戸さんは「まず伝えたいのが、今回のキャスティングに一番驚いているのは私です。オーディション時点で黒柳(トシマサ)監督作品というだけでもワクワクしていたのに、キャストの皆様の豪華さを知った時は目玉が飛び出ました。素晴らしい方々とご一緒できたこと、そしてサツキちゃんに出会えたことを改めてうれしく思います。豊かな心を持ち、現実を軽やかに受け入れる強さが魅力的な彼女と、声で繋がれる幸せを噛み締めながら収録に臨みました。『ワールドイズダンシング』が今を生きるあなたに届き、さらに遠く。どこまでも羽ばたくことを願っております」と思いを語っている。
「マカロニえんぴつ」のはっとりさんは「素晴らしい作品に携われて光栄です。舞台に生き様をささぐことにおける覚悟と苦悩、己の『良い』を創り出し貫く度胸、そしてそれらが認められた瞬間の悦び。一つ一つに深く共鳴できたからこそ、呼吸を合わせて舞えたのだと思います。ありがとうございます」と話している。
映画「隣のステラ」などの脚本を手がけてきた川滿佐和子さんがシリーズ構成・脚本を担当することも発表された。川滿さんは「三原先生、黒柳監督、溝口(侃)プロデューサー……みなさん『自由に楽しく書いてみてほしい』とおっしゃってくださり、その言葉をずっと心の支えにしていました。あの言葉はただ気楽でいてほしいとか、愉快でいてほしいという意味では決してなく『あなたの舞を見せてほしいのだ!』ということだったのだと思います。自分の歴史を全て使って、必死に舞い続ける日々でした。今もそれぞれの歴史を持つたくさんのクリエーターの方々が舞を続けています。尊敬する皆さんとこの『ワールドイズダンシング』という作品の元に集えたこと、心から幸せです。数百年前を生きた鬼夜叉たちの物語が今日を生きるあなたへ届き、咲き乱れますよう祈っています」とコメントを寄せている。
アニメの第1、2話先行上映会が、6月21日に新宿ピカデリー(東京都新宿区)で実施される。鬼夜叉役の花守ゆみりさん、石也役の土屋神葉さん、コガネ役の内田真礼さん、足利義満役の櫻井さん、黒柳監督が登壇する。
「ワールド イズ ダンシング」は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で2021年3月~2022年10月に連載された。1374年、南朝と北朝の争いが続く動乱の時代が舞台。猿楽を舞う家の子として生まれた少年・鬼夜叉(後の世阿弥)が人と出会い、笑い、泣き、自分の情けなさと向き合いながら、無常の世に生きる新しい舞を形作っていく。
アニメは、「舟を編む」「バクテン!!」などの黒柳さんが監督を務め、「ウマ娘 シンデレラグレイ」などのCypic(サイピク)が制作する。花守さんが主人公の鬼夜叉(後の世阿弥)を演じる。
提供元:MANTANWEB











