メダリスト:鈴木明子、松岡修造が絶賛 フィギュアスケートシーンに「ちょっと上手すぎる(笑)」 テレ朝フィギュアスケート中継コラボ
配信日:2025/08/14 19:46

「次にくるマンガ大賞2022」でコミックス部門1位に選ばれたことも話題のフィギュアスケートマンガが原作のテレビアニメ「メダリスト」とテレビ朝日のフィギュアスケート中継がコラボしたイベント「TVアニメ『メダリスト』×フィギュアスケート中継スペシャルコラボイベント!」が8月14日、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)で開催された。
コラボイベントは、テレビ朝日、六本木ヒルズ(東京都港区)で開催中の夏祭りイベント「SUMMER FES」内で実施された。アニメ「メダリスト」のフィギュアスケートのシーンの振り付けを担当するプロフィギュアスケーターの鈴木明子さんは、同作の魅力について「選手同士のやりとりやコーチと選手の関係を見て、『こういう親いる!』『こういう選手たちいる!』と共感しました。実際の演技を見ている時は心情などは分からないのですが、アニメ上では、心情や感情などがセリフに入っています。そういった部分がよりリアルに皆さんの心に届くのだと思います!」と語った。アニメならではの部分として、「ちょっと上手すぎる(笑)。あんなに早くジャンプは習得できない(笑)」と明かし、会場から笑いが起こった。
同局の「フィギュアスケートグランプリシリーズ/ファイナル」でメインキャスターを務める松岡修造さんもアニメを見ていたといい、その魅力を「全部ですね」と力説した。
イベントには、アニメで声優を務める結束いのり役の春瀬なつみさん、明浦路司役の大塚剛央さんも登場。鈴木さんが振り付けした演技シーンのアフレコについて、大塚さんは「いのりさんの演技を初めて見た時のリアクションを大切に演じさせていただきました」とコメント。春瀬さんは、学生の頃から「フィギュアスケートファン」だったといい、「感情豊かな振り付けで演じている時の、選手として“感情豊かにしなければならない気持ち”と、次のジャンプに向けた“冷静な気持ち”を持ち合わせていなければならないというバランスを意識しました」と語った。そんな春瀬さんに対し、鈴木さんは「ありがとうございます!」と笑顔を浮かべた。
「メダリスト」は、10月のグランプリシリーズ、12月のグランプリファイナルとのコラボも決定している。松岡さんは「『メダリスト』というのは、どんなものでも自分が輝けるもので、みんな持っているもの。グランプリシリーズやファイナルでは、僕は選手たちの『メダリスト』と感じられる部分を少しでもしっかりと伝えていきたいです!」と意気込みを語った。
鈴木さんは「アニメ『メダリスト』で描かれているキャラクターたちも、グランプリシリーズに出ている選手たちも人生を懸けて競技に挑んでいるので、アニメもグランプリシリーズもどちらも楽しんでいただけたらいいなと思っています」と話した。春瀬さんは「『メダリスト』もグランプリシリーズもどんどん盛り上がっていく時期になってまいりますので、どちらも応援していただければなと思います!」とメッセージを送った。
「メダリスト」は、マンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で2020年から連載中のつるまいかださんのマンガ。スケーターとして挫折した青年・明浦路司が、フィギュアスケートの世界に憧れる少女・結束いのりと出会い、指導者と選手として栄光のメダリストを目指す……というストーリー。
テレビアニメ第1期が、テレビ朝日系の深夜アニメ枠「NUMAnimation(ヌマニメーション)」で1~3月に放送された。第2期が同枠で2026年1月から放送される。
提供元:MANTANWEB