押井守監督:「攻殻機動隊」田中敦子さんへの思い明かす 「素子そのもの」

配信日:2025/03/02 15:31

「イノセンス」「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の4Kリマスター版のトークイベントに登場した押井守監督(左)と大塚明夫さん
「イノセンス」「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の4Kリマスター版のトークイベントに登場した押井守監督(左)と大塚明夫さん

 士郎正宗さんの人気マンガ「攻殻機動隊」の劇場版アニメ「イノセンス」「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の4Kリマスター版が上映されたことを記念して3月2日、TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)でトークイベントが開催され、同作を手掛けた押井守監督とバトー役の声優の大塚明夫さんが登壇した。押井監督と大塚さんが、昨年8月に亡くなった草薙素子役の田中敦子さんへの思いを明かした。

 押井監督は「敦子さんと個人的に話したことはあんまりない。マイクの前に立つと素子になる。僕にとっては素子そのもの。廊下で立ち話していると、田中敦子という女性なんだけど」と話した。

 大塚さんは「音響監督の若林和弘さんから『素子役がいないんだよね?』と話があり、(田中さんを)推してみたんです。『攻殻機動隊』を通して(田中さん)と一緒に年をとってきました。山ちゃん(トグサ役の山寺宏一さん)もそうだけど」としみじみ語った。

 1995年に公開された「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」は、草薙素子ら公安9課(攻殻機動隊)が国際手配中のハッカー、通称・人形使いを追うことになる……というストーリー。全米ビルボード誌のビデオチャートで週間1位を獲得するなど海外でも人気を集めた。2021年9月に4Kリマスター版が公開された。

 「イノセンス」は、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の3年後の2032年が舞台の続編で、日本のアニメとしては史上初めて、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出されたことも話題になった。2004年に劇場公開され、昨年20周年を迎えた。同作の4Kリマスター版が劇場上映されるのは初めて。

提供元:MANTANWEB

この記事をSNSで共有する

新着ニュース記事

人気のニュース記事

新着の診断コンテンツ

ショート漫画の新着記事

インタビュー・取材の新着記事

コラムの新着記事

めちゃマガで人気の記事

copyright(C)2016-2025 アムタス > 利用規約

サイト内の文章、画像などの著作物は株式会社アムタスあるいは原著作権者に属します。文章・画像などの複製、無断転載を禁止します。

  1. めちゃコミック
  2. おすすめ無料漫画コーナー
  3. めちゃマガ
  4. ニュース
  5. 押井守監督:「攻殻機動隊」田中敦子さんへの思い明かす 「素子そのもの」

めちゃマガとは?

電子コミックサイト「めちゃコミック」がお届けする、無料で読めるアナタの漫画情報マガジンです。

漫画がもっと面白くなった!

みんなにオススメしたい作品が見つかった!

漫画の新しい読み方に気づいた!

人生の1冊にめぐり合えた!

こんな運命の出会いをアシストできるように、独自の視点でたくさんの作品を紹介していきます。

【公式SNSでも情報を配信中!】

めちゃコミックとは?

CM・広告や口コミで評判の国内最大級・電子書籍サイトです。

テレビや映画で話題の最新人気漫画から定番作品、無料立ち読みまでラインナップも充実!

いつでもどこでも気軽に漫画を楽しめる毎日を提供します。

※めちゃコミックは、docomo / au / SoftBankの公式サイトです。

めちゃコミックについて詳しく見る