オススメ料理・グルメ漫画6選。今日の料理はこれに決めた!
更新日:2016/10/07 10:00
1980年代、日本でのグルメブームに寄り添うように「美味しんぼ」 (雁屋哲、花咲アキラ/小学館) や「クッキングパパ」 (うえやまとち/講談社) などの漫画作品誕生により、漫画界でもグルメ漫画が根付いたといっても過言ではありません。
グルメ漫画の料理を実際に調理する「再現料理」や、実際にレシピを公開しての「料理本」など、グルメ漫画の勢いは現実世界へも多大な影響を与えるジャンルと化してきました。
現在ではグルメ漫画のなかでも、食材についての雑学や知識を詰め込んだ「専門系」、料理を基点としたほのぼのとした生活を描く「日常系」、その他多くの要素を組み合わせたジャンルが次々と誕生し、漫画界にとっても欠かせないものとなりました。
今回は、そんなグルメ漫画のオススメ作品6選と登場する料理を紹介しながら、その魅力の秘密に迫っていきます!!
グルメ(料理)漫画とは
グルメ(料理)漫画とは、主に料理や食材などの「食べ物」を基点としてテーマに扱う漫画を指します。現在ではそのテーマも細分化され、「専門」「日常」「サイレント」「リアクション」「ギャグ」など、漫画として多彩で魅力あるジャンルと言えます。
クッキングパパ
「クッキングパパ」 (うえやまとち/講談社) は、主人公の荒岩一味を中心に、日常のなかの家庭や仕事を通しての料理シーンを主軸に物語が描かれる作品。
扱われる料理は家庭的で親しみのあるものが多く、登場する料理には詳細なレシピもついています。
そして料理だけではなく、日常のなかでの人間味あふれるハートフルストーリーも魅力の一つです。
「オムライス&ドラオム」
大平課長の想い出の味「オムライス」を食べたいという気持ちに応えるように、荒岩は課長の自宅に向かいオムライスを作ることになった。
簡単な作り方
- 肉・野菜を細かく切りごはんといっしょに炒める
- 炒めたごはんにケチャップと、かくし味にしょう油とウスターソースを入れる
- フライパンに大さじ1杯のマーガリンを入れ、溶けきる前に卵を入れる(1人前3個とたっぷり使う)
- ハシで軽くかきまぜごはんを片側に半月型にのせる
- そのまま皿に落としていき卵をかぶせるように型をつくる
※ケチャップのかわりにカレーパウダーでドライカレーにすればドラオムになります
大平課長は、妻にオムライスを食べたいと話すと笑われてしまいますが、やはり男子たるものこの「オムライス」には弱いものです。ドラオムもありそうでなかった組み合わせなのでぜひお試しください。
「ビーフストロガナス」
失恋をしてしまい食欲が無くなってしまった田中のために、荒岩主任が優しさの差し入れに作ったのがこのビーフストロガナスです。
簡単な作り方
- 肉は1口大に切り、ナスは皮を向き塩水につけてアクを抜きます
- バターとサラダ油でナスを少しホクホクした状態まで炒める
- 別でミジン切りしたニンニクと牛肉を入れてこんがり色付くまで炒める
- 途中で炒めたナスを加え、ワイン・スープを少量、トマトビューレを加える
- 少し煮詰めて塩・コショウで味付けしてサワークリームをお好みで
- できたソースをバターライスにかけてパセリをふりかける
食欲が無かった田中くんも思わず食が進むビーフストロガナス。ビーフストロガノフに秋野菜のナスを加えて語尾がナスに変わっているのが面白い一品です。
「カレー焼きうどん」
海にやってきた会社の同僚へ、鉄板も材料も持参して荒岩主任が作ったのがカレー焼きうどんです。
簡単な作り方
- 鉄板にラードを溶かし肉を焼く
- 肉に火が通ったらキャベツやピーマン、ベジタブルミックスを入れ軽く塩コショウ
- 野菜がしんなりしてきたらうどんを入れる
- おたふくソースをたっぷりかけてかくし味にしょう油も少々
残暑の夏バテも吹っ飛ばすような、食欲をそそるカレーの風味と、鉄板で焼くとよりおいしそうなうどんを合わせたこのカレー焼きうどんは、最強タッグの簡単料理です。
きのう何食べた?
「きのう何食べた?」 (よしながふみ/講談社) は、弁護士の筧と美容師の矢吹のゲイカップルの同棲生活のなかでの料理シーンが描かれる作品。
扱われる料理は日常のなかで作るような家庭料理が多く、料理中のシーン演出が詳細に描かれるのでレシピそのもので驚きます。
また料理以外でもゲイが抱える家庭的な問題もテーマに含めた他にはない魅力もある。
「厚揚げとニラとキャベツと豚ひきのみそ炒め」
弁護士の筧はスーパーで厚揚げが底値であることを見つけ、家に残るキャベツを使って料理を作りはじめます。
簡単な作り方
- 厚揚げを6~7mm幅にカットし、ニラは4~5cm程のざく切りに
- キャベツは芯の部分はうす切りにして、葉の部分はざく切りに
- 中華鍋に長ネギ5cm、しょうがとにんにく1かけのみじん切り、トウバンジャンを入れて油で炒める
- 豚ひき肉120gを入れる
- 肉がほぐれたら厚揚げとキャベツを投入
- 酒、みそ、砂糖、しょう油で味付け
- 最後に片栗粉でとろみをつけてニラを入れてさっと加熱
厚揚げ以外は残った野菜でも作れる、お手軽料理でおいそうな一品。おなかの減る匂いが漂って、食欲増進間違いなしの一品です。
「キャラメルりんごのトースト」
あるきっかけでりんごを1ダース手に入れた筧は、何個かは熱を通してキャラメル煮に。そしてそのキャラメル煮をトーストに乗っければキャラメルりんごのトーストの出来上がり。
簡単な作り方
- りんご4個に対して砂糖は150gを準備
- りんごは皮をむかずに薄いくし形に切る
- 大きい鍋に砂糖を入れて中火でキャラメル色になるまで焦がす(水はいらない)
- 砂糖が焦げ茶色になってきた頃合いでりんごを投入
- りんご自身から出てくる水分で炒める
- 弱火にして時々ふたを開けてりんごを返しながらじっくり火を入れる
- くったりと全体がキャラメル色になるまで煮つめる
くたくたになったキャラメル煮のりんごを、焼いたトーストにのせて食べるという、甘党なら誰しも目が光る魅力の一品。
「鶏肉の塩麹ネギ焼き」
塩麹をもらった筧は、その塩麹を鶏肉に漬けて明日のご飯のおかずを作りはじめます。
簡単な作り方
- 鶏モモ肉の10%程度の重量の塩麹を準備
- ラップを広げて準備した塩麹の半分を鶏肉に塗り広げる
- すりおろしたにんにくをすりつけた鶏モモ肉をラップにのせ、もう半分の塩麹を上に塗りつける
- 空気が入らないように鶏モモ肉をラップで包んで一晩寝かせる
- 鶏肉を油を引いたフライパンにのせ、塩麹が焦げやすいので中弱火に
- 鶏肉に火が通ったら皿に移し、残った油で斜め切りしたネギを炒める
- 鶏肉の上に炒めたネギをのせて、最後に黒コショウをひと振り
麹のタンパク質分解作用でやわらかくなった鶏肉は、塩麹の独特な旨みと合わさって絶妙な味わいが楽しめる一品です。
ミスター味っ子
「ミスター味っ子」 (寺沢大介/講談社) は、日之出食堂の経営を手伝う味吉陽一が、たまたま食堂に寄った日本料理界の重鎮である村田源二郎との出会いから、数々の料理人との料理勝負を中心に描かれる作品。
扱われる料理は多彩でオリジナルな調理方法が多く、登場する料理は面白い組み合わせで驚きのシーンが魅力。
また、原作(特にアニメ)の料理を食べた後の大げさなリアクションは、後世の料理漫画にも多大な影響を与える派手リアクションの元祖とも言えます。
「イカのドライカレー詰め」
料理人GPのシーフードカレー勝負にて、味吉が試行錯誤を繰り返して考案したのがイカのドライカレー詰めです!!
簡単な作り方
- イカの内臓を取り出す
- ゲソはみじん切りにしておきます
- ごはんを炒めゲソを入れてカレー粉でドライカレーを作る
- ドライカレーをイカに詰めて入口を串で閉じて両面をこんがりと焼く
- ドライカレーを詰めたイカは鍋に入れて4~5分煮る
- カレールーにはサザエのワタを詰めてイカに豪快にかける
- 細切りしたフライドポテトを添えます
イカを焼いたときに出るエキスが流れ出てしまう姿を見た味吉は、ごはんをイカに詰めることでごはんにエキスを染み込ませる方法を思いつきました。
「五色もろみ茶漬けうどん」
ある日、日之出食堂の出前のお得意先の注文先が、配達時間の短い朝日屋に変わってしまい、配達時間も含めた出前勝負に味吉が考案したのがもろみ茶漬けうどんです!!
簡単な作り方
- うどんの麺にササを粉々にしたものを練り込む
- うどんの上に黄色の錦糸卵、白色の鶏ささみ、朱色のエビ、緑色の三つ葉、黒色の海苔を鮮やかに飾る
- 中心にはもろみしょう油をのせる
- つゆにはほうじ茶を入れて香ばしさをアップさせる
- 食べる直前につゆをうどんにかけてもろみをくずします
メンがつゆで伸びてしまう弱点克服と、サケ茶漬けのお茶に溶けだすサケの旨みをヒントに、ダシをかけて料理が完成するもろみ茶漬けうどんができました。
見た目も鮮やかで食欲が湧く一品です。
「揚げお焦げの中華あんかけ」
料理界の重鎮である村田源二郎との味試し三番勝負の米料理にて、米の魅力を引き出す料理として味吉陽一が勝負料理に選んだのが揚げお焦げでした。
簡単な作り方
- 炊いた米をすり潰してボールの内側に薄くはりつける
- そのままボールをオーブンにかけて乾燥させる
- 乾燥させた米を油で揚げてお焦げをつくる
- 熱々のお焦げに熱々のあんかけをかける
米の持つ香ばしさ、甘さ、歯ごたえを活かしたお焦げと、熱々のあんかけをかけたときのおいしそうな音は、誰しもがお腹を鳴らしてしまう珠玉の一品です。
焼きたて!! ジャぱん
「焼きたて!! ジャぱん」 (橋口たかし/小学館) は、主人公の東和馬が幼き頃に出会ったパン屋の霧崎との出会いから、ごはんよりも美味い日本のパン「ジャぱん」を作ることを夢に持ち、パン作りの試行錯誤や料理対決が主軸に描かれる作品。
扱われる料理はパンが中心で、奇抜で工夫が溢れるものから家庭的なものまで幅広いパン作りのシーンが魅力。
また、「ミスター味っ子」
(寺沢大介/講談社)
の派手リアクションの精神を受け継ぎ、パンを食べたあとのリアクションは本作品を語る上では外せない要素です。
「歌舞伎揚げパン」
主人公の東が勤めるパン屋「パンタジア」の近くにオープンした「サンピエール」との新作パン対決をすることになった東がつくったのは、売れ残りの表面が固くなったパンの欠点を利点に変えた歌舞伎揚げパンでした。
簡単な作り方
- 時間が経過し表面が固くなったパンを準備する(もしくはパンを乾燥させます)
- 鍋でしょう油、みりん、砂糖を加えてタレをつくります
- パンにタレをつけこむ
- タレにつけこんだパンを油で揚げます
中身はプレーン、表面はサクサクとしたみりんしょう油味の衣がアクセントで、日本人の老若男女に愛される歌舞伎揚げをヒントにつくられました。
「メロン寿司パン」
パンタジア新人戦のメロンパン対決にて、東はパンにメロンクリームを塗ってクッキー生地で寿司のように挟むメロン寿司パンでした。
簡単な作り方
- 通常の生地とサクサクのクッキー生地を別々に焼き上げる
- ボウルでメロンソースをつくる
- 通常の生地にメロンクリームを塗り、寿司のようにクッキー生地を挟む
焼きあがりに時間のかかるクッキー生地と、その3分の1の時間しかかからない通常生地のメロンパンの未完成部分と言われるデメリットを、見事解消させた東の工夫が光る一品でした。
「大麻(おおあさ)ジャぱん」
モナコカップ決勝戦の「故郷の味を活かしたパン」対決にて、東はパンに大麻の食材をふんだんに使用したパンドーナツを勝負料理に選びました。
簡単な作り方
- パンドーナツ生地に“大麻乳”を入れて練り込む
- ドーナツ生地をオーブンで焼き上げる
- 大麻とゴマの実から絞った“大麻油”で生地を揚げる
- その生地に“大麻きな粉”を振りかけて二度焼きにする
大麻というと不法なイメージがありますが、身近なもので言うと七味に入っている黒い香りの強い実が「麻の実」で、産業用の大麻の実は合法で香りや栄養価の高い食材なんです。
美味しんぼ
「美味しんぼ」 (雁屋哲、花咲アキラ/小学館) は、新聞社文化部の記者である山岡士郎が、新人社員の栗田ゆう子とともに社内企画で「究極のメニュー」作りに奮闘する姿が中心に描かれる作品。
扱われる料理は多種多様な料理が登場し、食材知識や食文化背景など、幅広いジャンルを網羅している料理漫画作品。
そして、美食倶楽部の主宰者で山岡士郎の父でもある海原雄山が企画する「至高のメニュー」との、「究極」対「至高」の料理対決と、母親の死をめぐる親子の確執も本作品注目の要素です。
「うずめめし」
大学の同級生からの「夫が毎晩遅くまで帰ってこない」という相談を受けた栗田ゆう子。山岡士郎とともにその理由を探っていくと、妻の料理学校で習った豪華な料理が続くことに夫が嫌気がさしていたことが原因と知った山岡士郎が、家庭のお惣菜料理の試作で冷蔵庫の中身でつくったのがうずめめしです。
簡単な作り方
- 昆布とカツオ節でダシを取る
- 干しシイタケの戻し汁もダシに加える
- 豆腐は1センチ角、シイタケは5ミリ角、ニンジンはもっと細かく切る
- 切った材料をダシで煮る
- しょう油と酒で味をととのえる
- つくったダシをごはんにかけてワサビ、海苔、ミツバをのせる
素朴だけどダシの味と豆腐と野菜が染みわたる家庭料理の一品です。
「深川鍋」
東京・深川の料理屋で昔からの庶民の味として話題にでたのが深川鍋でした。
簡単な作り方
- 土鍋に昆布でダシを取る
- 取ったダシに味噌をといていく
- ダシのなかにアサリのむき身を入れる
- アサリが半煮えぐらいになったら長ネギの薄切りをたっぷり入れる
貝の風味とネギの香りが互いを引き立てあう体が温まる一品です。この鍋をご飯にかけて食べるとこれまたおいしいのでお試しあれ!
「ユバのグラタン」
新聞社の先輩である荒川夫妻のちょっとした仲違いの解消を試みる山岡士郎が、究極のメニュー作りで調理担当をする料理店「岡星」で出した料理がユバのグラタンです。
簡単な作り方
- 小麦粉とバターと牛乳でグラタンのソースをつくる
- そこに刻みタマネギ、マッシュルームの薄切りを加える
- 適当な大きさに切ったユバも加えます
- 塩とコショウで味を整えて軽く一煮立てさせる
- グラタン皿に入れて粉チーズをかけオーブンでこんがり焼き上げる
日本料理のユバと西洋料理のグラタンが違和感なく調和する合作料理です。グラタンの濃厚なソースと、ムッチリ・シャッキリしたユバの食感がたまらない一品です。
バンビ~ノ!
「バンビ~ノ!」 (せきやてつじ/小学館) は、福岡の飲食店バイトで働く伴省吾が六本木のイタリア料理店に出向くきっかけから、料理を通しての主人公の出会い・挫折・成長を中心に描かれる作品。
扱われる料理はイタリア料理が中心で、前菜・メイン・デザート・まかないなど、幅広いジャンルの料理が登場します。
そして、心を奮い立たせてくれるような熱い演出やセリフも魅力的で、グルメ漫画だけではない人間ドラマ色の濃い面も持ち合わせています。
「やわらかい太刀魚とシャッキリとしたレタスのスパゲッティ」
かつてバッカナーレで副料理長を務めるも料理の道から身を引いてしまった羽山と伴が、料理対決をすることになった際、オーナーが対決料理に選んだのは、羽山自身が副料理長時代に考案したこちらの料理でした。
簡単な作り方
- 香草を入れたオリーブオイルで弱火でじっくりと太刀魚を煮る
- フライパンにオリーブオイル、ニンニク、トウガラシを弱火で加熱
- 先ほど煮た太刀魚を投入
- 野菜から取ったブロード(出汁)を加えて乳化させソースをつくる
- パスタが茹であがる直前でレタスも入れて、さっとソースと和える
- 仕上げにローストした松の実を加える
ホロホロとしたやわらかい太刀魚と、シャキシャキとしたレタスの食感がたまらないイタリアンパスタの一品です。
「ドルチェ・ディ・バッカナーレ」
デザートコンテスト「ロートンヌ杯」で、伴がつくったデザートは自分の勤める店「バッカナーレ」をモチーフにした奇抜なデザインの作品でした。
簡単な作り方
- チョコの筒をつくる
- 筒の下部にはティラミスを入れる
- 中央部にはチョコ板を斜めにセットする
- チョコ板の上に少しゆるくしたアマレットアイスとブルーベリー、ラズベリーを入れる
※アマレット…アーモンドの香りをもつイタリア産のリキュール
チョコの外殻を割ったときに、アイスとベリーが飛び出す楽しいアイデアと、苦味の強いチョコ、香り高いアマレット、濃厚なティラミスが三味一体のおいしさが光るデザートでした。
「チャンチャンリゾット」
海外武者修行でニューヨークの「ピオニエーレ」に2ヶ月間勤めることになった伴は、まかない調理のチャンスに、日本の郷土料理のチャンチャン焼きをヒントに取り入れたリゾットをつくりました。
簡単な作り方
- 鮭の切り身を焼いて身をほぐす
- オリーブオイルを入れた鍋にしめじを入れて低温でローストする
- そこにほぐした鮭を入れて米を投入する
- 全体に油が回ったら白ワインを加える
- 火を強めにしてアルコールと水分を飛ばす
- 鍋にひたひたになるくらい出汁(鶏のブロード)を加え、大きめにカットしたキャベツと茹でておいたカリフラワーを加える
- ブロードと水を交互に加えて約20分煮る
- 米がほっこり炊きあがったら塩で味を整えバター、パルメジャーノ・チーズを加えて手早くまぜ合わせる
- かくし味に味噌ペーストを加えて皿に盛り付け再びパルメジャーノ・チーズをふりかける
- 最後の表面をバーナーでカリっと焼く
日本の味噌を使った郷土料理の要素を取り入れたリゾットは、味噌とチーズの相性抜群でおいしそうな一品です。
『きのう何食べた? 』 「厚揚げとニラとキャベツと豚ひきのみそ炒め」を作ってみた
ここまで紹介してきた料理のなかから、「厚揚げニラとキャベツと豚ひきのみそ炒め」を作ってみました。
材料(2人前)
- ニラ 1束
- キャベツ 1/8個
- 長ネギ 5cm
- 厚揚げ 1枚
- 豚ひき肉 120g
- にんにく・しょうが 適量
- 豆板醤 小さじ1/2
- みそ 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
- しょうゆ 小さじ2
- 片栗粉 適量
まず、ニラは4~5cm幅に切り、キャベツはざく切り、長ネギはみじん切り、厚揚げは縦半分にしたあとに横1cm幅に切ります。
サラダ油をひいたフライパンに、みじん切りにした長ネギと適量のにんにくとしょうがを入れて炒めます。今回はチューブのにんにくとしょうがを使いました!
長ネギに火が通ったら、豆板醤を入れてさらに炒めたあと、豚ひき肉を入れます。
豚ひき肉がぽろぽろになるまで火を通したら、厚揚げとキャベツを投入。その後あらかじめ混ぜ合わせておいた、みそ・酒・砂糖・しょうゆを入れて味付けをします。
全体的に火が通ったら、水溶き片栗粉を混ぜ入れ、ニラも入れて最後にサッと炒めます。
できあがりはこちら!
口いっぱいに広がるニラの風味とキャベツのシャキシャキとした歯ごたえの良さがたまりません!
また、ご飯が進む味付けで、女性の方は特に食べ過ぎに注意が必要かもしれません(笑)
さて、今日の食事の参考にしたい料理は見つかったでしょうか?
現在グルメ漫画というジャンルは、どの漫画誌でも必ず連載を見かけると言っても過言ではない程に作品数が増え、その細分化された多彩なジャンルは勢いが止まりません。
漫画というツールの「想像」という要素において、グルメというジャンルは人間の五感である「味覚」「嗅覚」という、他ジャンルにはなかなか表現できない二つの要素を強く持っています。
そしてその要素は漫画との相性が良く、ここまでグルメジャンルが漫画界で拡大した理由のひとつなのかもしれません。
これからも目が離せないグルメ漫画を是非読んでいきましょう!
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作者
アナゴ
「アナゴさんの%表示マンガ感想」というマンガ紹介ブログを不定期に更新中。インドア趣味がマンガで、アウトドア趣味がロードバイクの1988年生まれ。好きな漫画家は「荒木飛呂彦先生」「福本伸行先生」「浅野いにお先生」「柴田ヨクサル先生」です。面白いマンガには「リアリティ」がある。それは「世界観に引きずり込む力」。そういうマンガに出会えたとき、マンガを読み続けて良かったと心から思えます。記事タグ
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