5.0
読み応えあり
あよ編もチガヤ編も、主人公達の強さに惹かれていきます。
傷付ける相手と居ながら、どうして気持ちを昇華していけるのでしょう。
あよは途中で仏教の描写がありましたが、チガヤは学ぶことが出来ない環境です。
素直さは、解決の糸口を見つけやすいのでしょうか。
ようやく完結して、登場人物達にほっとしてます。
更新中はずっと心配してしまいます。
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あよ編もチガヤ編も、主人公達の強さに惹かれていきます。
傷付ける相手と居ながら、どうして気持ちを昇華していけるのでしょう。
あよは途中で仏教の描写がありましたが、チガヤは学ぶことが出来ない環境です。
素直さは、解決の糸口を見つけやすいのでしょうか。
ようやく完結して、登場人物達にほっとしてます。
更新中はずっと心配してしまいます。
あよ編も読みました。
あちらも独特の雰囲気でしたが、千萱編は、よりファンタジー要素が強く出ていますね。
セキに惹かれはじめて、困難を乗り越えて結ばれるのかと思いきや…。
でも、それぞれのハッピーエンド・大団円を迎えて読了後、満足でした。
この作品好きです。
山の主は嫉妬から生まれた歪な感情をコントロールできなくて、そのままチガヤにぶつけてしまったばかりかチガヤの意志を無視して支配するようになってしまった。わたしはこのふたりが最後にはなんとか結ばれて欲しいと思っていたので少し寂しい気持ちですが、お互いが望んで進んだ道であることが救い。
本当の愛は、すぐそばにあるのに気がつかないというストーリーです。
それにしても、主人公の兄達は最悪だ。
兄達の悪事がなかったら、幸福の生活になったのに。
主人公が脱出に失敗した時は、絶対に命がなくなったと思ったが、生きてて本当に良かったと思いました。
感情移入できる、素晴らしい作品です。
前作同様、日本の神話の要素が組み込まれていて興味深いお話でした。
今回もまた不思議な独特の世界観でした。
途中チガヤが可哀想過ぎて見ていられない場面もありましたが、
これまた前作同様に文句なしのハッピーエンドでホッとしました。
酷い奴だったけど、セキが好きだったので幸せになって欲しいな〜
この独創性、世界観に圧倒されます。愛とは何か、というテーマを設定は現代でも寓話と神話を混ぜたような形で追っていて、かんかん橋とは全然違う作風。でも多重性というか、人間に共通するテーマを色々なレベルで複雑に織り込んでいるところは同じです。凄い才能だと思います
時代も地方も良くわからない不思議なお話。基本、この作家さんの描く世界は独特で、好き嫌いがわかれると思います。登場人物の名前も変わっているし、言葉の言い回しも面白いですよね。
遠野物語を彷彿させます。
姉のあよが主人公の「愚者の皮」も、日本のようで日本ではないような不思議な世界観ありましたが、「チガヤ編」は神話の要素がかなり取り入れられており、より異世界感が強いです。
「愛」と「執着」の狭間でゆれる主人公たちが時に痛々しくも感じられます。
ヒロインの義理の兄がキモくて胸糞で嫌だが、他の登場人物は面白い。人格が優れている者たちが、なんとかハッピーエンドへと運ばれていくのが、ありがたかった。
ファンタジー?みたいなキャラもでてくるし、
今まで読んだことないような感じで面白かった。
無料で読めるとこだけ読んでいたが先が気になってしまい購入して全部読んじゃいました。
まだ、完結してないときは先が気になって仕方なかったけど、完結して全部読み終わったときに満足いく内容でとても楽しめました(^^)