3.0
レビューを読んで気になって読み始めましたが、面白いです。絵もきれいで惹き込まれていく感じが私は好きです。
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レビューを読んで気になって読み始めましたが、面白いです。絵もきれいで惹き込まれていく感じが私は好きです。
この作品を
エドガー・アラン・ポーさんの名前をもじったペンネームの江戸川乱歩さんも、きっと喜んでいらっしゃると思いますよね。
とても美しい(私のひいき目だけでなく)細部まで描き込まれて、その世界を彩る風情。
私の技量では表現しきれません。穏やかでいたり、ときには驚くようにアクティブで
乱歩を知らない世代にも興味がそそられます。
小林くんの存在は感心しきりです。二重人格(二十面相w)の方が深みを添えて。刑事さんも忘れてはイケないですね。
1番気にいってる場面は、暇で←(小林くんにはそう見える(笑))浴衣姿で片方の足で、もう片方の足を掻いてる姿がキュン。ぐっとリアル感が増したと感じました。
言葉にすると長くなりますね。
試し読みの段階ですが、、、スッゴい気になるまんが。この漫画家の先生、きれいな男の人がスッゴク魅力的に描かれてて、すきです。
原作からかなり改変がある。
明智のルックスなんかはまあ置いておくにせよ、「乱歩が描いた唯一の女賊」というのがひとつのアイデンティティーであるはずの「黒蜥蜴」は何と「男」だし、原作の「黒蜥蜴」には登場しない遠藤平吉(怪人二十面相だよこれ)が、多重人格の犯罪アドバイザーみたいな役割、つまり「羊たちの沈黙」のレクター博士みたいなポジションで登場する。
おいおい、ずいぶん攻めてきてるな、という印象である。
本作は、乱歩の原作の忠実な再現、などハナから志してはいない。
むしろ、現代的な文脈の中で、乱歩の作品を解体し、再構築しよう、というのが主眼なのだと思う。
正直、原作のある作品である以上、それだけで否定されても文句は言えないくらいのことをやってしまっているのだが、個人的に、その心意気は買いたいと思った。
しかしまあ、その「再構築」に相応しいだけの突出した魅力が表出しているかと言えばそれは甚だ疑問で、作品に漂うことになったのは微妙なBLっぽさだけのような気もする。
志の高さは評価したいものの、乱歩という圧倒的な原作を破壊してまで何かをなし得たのかというと、残念ながら、否、という他にない。
描いていると言うことは、使い古されていても、それだけ人気があり、何度読んでも飽きず、万人に愛されていると言うことなのでしょうね!
同じお話でも…書く方によって、面白いつまらないがあるのは、なぜなのか…?そういう所も魅力の一つなのでしょうね!
絵はキレイです。
明智も、黒蜥蜴も、小林くんもとても綺麗に描かれていますが、内容的には。。
続きが見たいとは思えず、無料分まででした。