5.0
懐かしい
久しぶりに一気読みしました。最近のコテコテ作画の少女漫画に目が慣れてしまって、紡木たく先生の繊細でたんぱくな絵柄とモノローグに数ページは物足りなさを感じつつも、また直ぐに昔みたいに引き込まれてしまいました。コマ割も独特で風景も闇とキラキラと、その中でかずきやハルヤマがひたすら眩しくて尊い。この純愛表現の細かさが新しかった時代、リアルで楽しめて良かった。
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久しぶりに一気読みしました。最近のコテコテ作画の少女漫画に目が慣れてしまって、紡木たく先生の繊細でたんぱくな絵柄とモノローグに数ページは物足りなさを感じつつも、また直ぐに昔みたいに引き込まれてしまいました。コマ割も独特で風景も闇とキラキラと、その中でかずきやハルヤマがひたすら眩しくて尊い。この純愛表現の細かさが新しかった時代、リアルで楽しめて良かった。
大人になってから読み返すと
母親や母親の恋人、担任のセリフ
春山の母親、
1つ1つ響いて、また違った意味で泣けました
そして、青い時だからこその
反発や周りなんて関係なくブレーキが壊れた様な突っ走り方 ほんと瑞々しくその時期を
描いてくれていて
成長ストーリーにまた熱くなれました
そこまで愛せる人に早くから出会えて
羨ましい
80年代、ハマりました。
危なっかしくてもろくて、でも心が綺麗な和希。
一番わかってほしいママに理解してもらいたくて、でも素直になれない
自暴自棄でいつ死んでもいいみたいな危うさがある春山
そんな和希と春山の純愛にのめり込みました
誰にでもそんな内に秘めた、どうにもコントロールできないものってあるんじゃないかなぁ
懐かしいです
紡木先生は牧師さんと結婚して ご自身も牧師さんとして関東で生活されていると何かで読みました
人にしたことは自分に返ってくるとか、愛情を感じることなく育った子供たちを心配したり 牧師さんの片鱗がのぞいていて 厳しい現実の中にたくさんの気付きも描かれていると思います
切なくて やるせなくて 愛しくて ラストは涙を持ってかれました
ちょうどこの漫画を読んだ時は、私は高校生で、ちょっと年上の春山みたいな男子に憧れた時代でした。
子供の気持ちが分からなくて、戸惑うママと、ママという大人の恋愛に苛立つ和希。
ヤンチャながらも大人の世界を知る春山…。
それぞれの関係性が繊細に表現された名作なので、これもココで読めて嬉しいです。
子供心に「この世界は私とは相容れないな」と感じながら読んでました。塾のマンガコーナーで。
「瞬きもせずの作者の作品だなぁ」という理由で手に取ったけど、主人公がヤンキーになっていく理由も春山のヤンキー美学も、なんならそんな春山に反発しながらも憧れてるっぽいモブキャラの弟(?異母弟?)も、ヤンキー賛美の考え方がことごとく鼻についてしまって…
私、子供ながらにヒネた子だったのかな、こういうものの考え方好きじゃなかった。
大人になって改めて読み返したけど…やっぱりダメでした。
懐かしい〜
あの頃は、自分にない世界に憧れていたけれど、今振り返ってみれば…
この純粋さ、繊細さは、ヤンキーでなくてもみんな持っているもの。
わざわざヤンキーを美しく描かなくても良かったのかも?とも思います。
それに触発されて、しなくていい反社会的行動をしたティーンエイジャーのことも思えば…
私はまばたきもせずの方が好きかな。
でも、好きだった作品なので、今の視点でもう一度、読んでみたいです。
小学生、中学生の頃に読んでいました。
ヤンキー漫画というより、和希と春山の純愛物語です。家族や仲間、学校との関係とか在り方とか、意外と内容は濃いと思います。
今は珍しくない環境かもしれないが、当時は携帯もネットもなく、ただ集まる仲間と場所を探してウロウロしてる人が沢山いたよね。
なんて、懐かしく感じてしまう。笑
中学生の頃に読んで、何回も何回も読み返した作品。
和希と春山の出会いからキュンだし、色々悪さしてきてどこか冷めてる春山の心に温もりを与える存在となった和希。
和希もまた家の事情とかで悩んでて、またいつも危なっかしい春山にも翻弄させられて、でも強い絆があって。最後もハラハラする展開だけど、未だに好きです。
しみじみと時代を感じます。
ワンシーンワンシーンが切なくて胸に残ります。
名作中の名作だと思っています。
携帯電話もインターネットも何もない時代で、学生時代は今とは違って世界はとても狭く、人とのつながりがとても大切でした。
今の若い世代の方が読んで共感できるかわかりませんが、読んでみて欲しい作品です。