5.0
少しでも
ここに描かれる「ちいさいひと」は、命を救うことが出来た稀なケース。本当に数少ないケースだけれども、1人でも多くの子どもが救われる世の中であってほしい。
心の傷は生涯根深く残るけれど、絶望しないでほしい。
これからも笑顔で子どもたちと接していきたい。
心に響く言葉がたくさんありました。
書籍でも買いたいと思います。
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ここに描かれる「ちいさいひと」は、命を救うことが出来た稀なケース。本当に数少ないケースだけれども、1人でも多くの子どもが救われる世の中であってほしい。
心の傷は生涯根深く残るけれど、絶望しないでほしい。
これからも笑顔で子どもたちと接していきたい。
心に響く言葉がたくさんありました。
書籍でも買いたいと思います。
虐待されている子供達のお話です。
ニュースで、この類いの物を目にすると心が痛みます。
普通の生活をしている人達の見えない部分で、苦しんで耐えている子供達を必死になって救おうとする主人公に共感せずにいられません。
そういう行為に及ぶ大人側のケアも大切なのかもしれませんが、最優先されるべきは非力な子供達です。
法律で対処しなければならない前提というのは、個人のプライバシー保護だったりなのかもですが、まずは子供達の保護を強制的に出来る様になってもらいたいという願いもあります。
『親が子供だから、こうなった』
とか耳にしますが、それが全てではない。
環境は勿論の事ですが、親は、親になる為の成長をしなければならない。
子供が成長するのと同じで、親も成長しなければならないんです。
切れるのは実に簡単な事。
長く生きている分、非力な子供達の立場になって生きていかなければ。
そこには、必ず心に余裕を持てる何かを見付ける必要もありますが、心の支えになる何か(誰か)を見付けて欲しいと願います。
こういう題材のもののレビューってすごく悩みます。
私もシングルマザーですがこの作品に出てくる母親の気持ちがまったくわかりません。
ですが、自分の親がいたとしても一人で子育てが大変という気持ちはわかります。
子育てって子供が小さければ意志疎通も儘ならないしイライラするのもわかります。
だから男性に癒しや甘えたくなる気持ちもわからないではないのですが…。
自分の子供にこれっぽっちも愛情を抱かない親って本当にいるんでしょうか?
いるとしたら、どうしてそういう風になってしまうんでしょうか?
漫画でもやはり、やるせない気持ちにな、らました。
虐待にも色々なケースがあります。
親が何故可愛いはずの子供を虐待してしまうのか…。虐待した親に理由があるのだろうが親を選べずに生まれた子供たちの実態を知る事は辛いですね、そんな子供の命を、心を救い働く大人たちの葛藤などが描かれています。色々な立場の人間が関わっているその辺りをもっと知るべきだと感じました。続きが読みたいです。
モヤモヤが残って5はつけられなかったです。
昨年子供が産まれました。何度か手をあげたこともあります。そのときこういう人に相談していれば叩くこともなかったんでしょうか。今も殴りたくなるときが多々あります。ですがこの物語を読んでこういう人達に相談すれば自分も頑張ってやっていけるんだって思えました。とても良い作品です。自分がやったことの身勝手さが身に染みる思いでした。
いま自分が大人になって、親の気持ちがわからなくもないと思ってしまう今の自分に嫌悪感を感じる。
自分の支えをしっかり見つけられない人は読むべきで無く。
周りに居る頼れる人にうまく頼れない人が読むべきで話だと思う。
この漫画から、自分に都合の良い答えだけを見つけ出そうとしないで欲しい。
物足りない部分はあるが、リアルな描写もありハラハラする。被虐の経験を持つ人が虐待支援をするのは、実際はすごく大変。フラッシュバックも起こるし、「傷ついた癒やし手」になって暴走することもあるし、しっかりメンテナンスしないと燃え尽きる。でも、虐待が彼岸の出来事だと思ってる人も多いと思うので、漫画でもこうして伝えてくれることの意義は大きい
健太の母親との再会、見たかったです。
再会して、またひとつ成長した健太…の流れで終わらないと、何度となく出てくる健太の回想シーンが、しつこいくらい多かったように思えます。
内容は、とても読みごたえがあり、子を持つ親としては、ところどころで涙を誘われ、そして、児童福祉司という職業を知ることができて、非常に満足でした。
実際、子どもをバルコニーに閉め出す家庭が同じマンションにありました。夜遅くに「寒いよー」、「おかーちゃん開けてよー」と泣き叫ぶ声を聞いて児相を検索してその後警察に電話しました。この漫画を読むまでは「頭がおかしい親が居る」くらいの感覚でした。子どもは親の所有物ではなく、適切にお世話をしてくれる人の元で育てられるべきですね。そして漫画にあるように保護は難しいのでしょうか?バルコニーに出すのはやめたようですが度々母親のヒステリックな怒鳴り声が未だに聞こえます。児相や保護施設にもっと税金を使ってもらいたいです。
実家の近く(学区内)に養護施設があったから小中は当然同級生になっていた。普通に友達として家遊んだりしてた。
みんな 明るかったよ。
今になって分かったのはその頃の同級生は突然片親になってしまい(亡くなったり離婚もあったのか?)経済的に困った親が働く為に(母親がいない場合は生活の為に)一時的に預かっていたらしい。
だから、中学卒業と共に自宅に帰っていた。だけど今は虐待って…
児童相談所に自分も虐待を乗り越えた職員が居てくれるのは力強い。
サポートする側もされる側も いて欲しいけど、虐待される子が居ないのが1番いい