【ネタバレあり】青楼オペラのレビューと感想

サイコー作品です‼️

読み始めから引きこまれ、課金しまくり。夜中も眠れず２日間一気に読みました！！
楽しい事だけでなく、哀しく、せつなく、色々な事情が重なります。主人公と、かわらず愛しく想い続けてくれる若旦那様が最後に結ばれ子供も産まれ幸せになった事が嬉しく…あちこち泣きましたがラストに近い数話はホッコリ私も幸せになりました。

またすぐ１話から読み直したいのと、本購入も検討中です(笑)
完成作品として是非皆様に読んでいただきたいオススメ作品です✨作者様も大好きでございます。

追伸:川越に行って若旦那様の実姉再会スピンオフ版を是非ともお願いします！！！！！
絶対、即課金します。

途中ドキドキ、はらはら、最後にサイコー✨
すっきり読後感したい皆様。
課金に注意ですが…是非どうぞです♪

読み返したくなる

江戸時代の吉原のお話。
主人公の朱音は武家出身のお嬢さん。
何者かに両親が暗殺されたのを目撃し、その犯人の手がかりを捜すべく自らの意思で吉原へ身を落とします。
その初日に高利貸しの惣右助と運命的に出会います。最初は疑心暗鬼だったものの、朱音はあっという間に惹かれていきます。
そうして恋愛と犯人捜しを交えつつ話は進んでいきますが、なかなか犯人捜しの方は話が大きくなっていっているように思います。

この手の題材特有の売られて辛く苦しく不幸で地獄のような描写はほぼほぼないです。（時折、厳しいルールのようなものは出てきますが）
そして遊郭が舞台ですが、朱音のベッド（お布団？）シーンもまだありません。

読み進めていき、個人的おススメは第22話、23話のあたりです。そこを観ると第1話からまた読みたくなります。
ああそうだったんだ、だから最初あんな事を言ったのかと。だからあんなに気にかけてくれていたのかと。納得して、そしてなにより胸がキュゥゥンとします。

惣右助の愛情表現はストレートで、朱音が大好きで愛おしくて仕方ないんだろうというのが伝わってくる。
荒々しい自信家に見えるけど、実は優しい。そして強引なのも良いと思います。相手はうぶで多少頑固なツンデレの朱音なので。
作者は男性の表情を描くのが上手だなぁと思います。惣右助の表情が良い。朱音は割合的にしかめっ面や困り顔、涙を浮かべた顔が多いので、その点では時々見せる本当の笑顔は可愛らしい。

他の朱音に近しい登場人物たち（紫、利一、朝明野花魁、真木村先生）もみんな好きです。みんながそれぞれ幸せになってほしい。
身分というものが重視され自由に恋愛などできない時代で、吉原だからこそ主人公2人は想いあい側にいられる。
朱音が親の汚名をそそぎ吉原から出た後も惣右助と一緒にいられる事を望むばかり！
続きが待ち遠しい。

BLACK BIRDでファンになりこちらも読んでみましたが期待通り面白かった。
両親を賊に殺され腰元の月を頼りに吉原へ身売りする朱音の話は少し重めかな？って思ってたけど、一気読みしてしまうくらいハマりました。
朱音を助けてくれる周りの一人一人がとても濃くて素敵でした。特に利一郎にずっと朱音のそばにいれてくれてありがとう！！って感謝したくなりました。笑
もちろん若旦那は最高すぎました。
結局一目惚れだったなんて‥かっこよくて可愛くて一途すぎるとこ大好きです。
朱音の話ではあるものの、若旦那がずっと探していた姉が朝明野花魁だったこと、それを弟を想って伝えないこと、甚様‥と涙してるところは胸が苦しくなりました。
結局姉も弟もどちらもお互いを大切に思っていた。出来るなら川越へ行きちゃんと再会出来たシーンも短編でいいから読みたいです。
143話と長いけどでもそれでも飽きずに読めちゃう。朱音のピュアさや優しさや強さ、若旦那や利一郎や真木村先生の男らしさやかっこよさ、全てが本当に良かったです！
胸が暖かくなる終わり方で最高でした。
またこの作者さんのファンになりました。

茶番

廓のシビアな部分が全く描かれておらず、ただの高校生の恋愛話しのよう。15歳で禿とかあり得ないし、楼でもお姫様扱いで全てにおいて運が良すぎの展開。そもそも親の仇を遊廓で探すなんて設定もバカげてる。主人公も全然成長せず同じことの繰返しでアホらしくて途中で止めた。廓の厳しい現実が描かれた「母なるもの断崖」に勝るものはない。

好きです

遊んでいるように見えて、茜の一挙一動にうろたえたりする若旦那さん、好きです。BLACK BIRDの匡は格好良いですが、文字通り人間離れしているヒーローだし。若旦那さんは、人間臭さを感じます。
吉原の話にしては、主人公がラッキーすぎるのが気にはなりますが、そこは主人公補正でOKです。遊女の話、あまりシリアスに描いても、ほんとに夢がなくなりそうです。そこは、少女漫画なので、このくらいがいいと思います。恐らく、茜は清い身のまま、何らかの形で足抜けして、若旦那と一緒になるんでしょうが、両親の事件を解決しつつ、若旦那や利一の格好いい場面ありながらの、少女漫画的ハッピーエンドを待っています。

身分違いの恋と仇討ち、さすがはオペラ❗️

少女漫画らしい絵柄に骨太なストーリーで一気に読ませます。
作者を知りませんでしたが、コロナ自粛で自宅でエンタメと思ってめちゃコミに加入。無料の少し多い作品を試しに読んで見るつもりで、続きが気になって結局一気買いしてしまいました。
江戸時代を舞台にしたことで、切ない身分違いの恋、親の仇討ちとお家お取り潰しの謎、遊女という環境の激変に翻弄されることなく立ち向かうヒロイン朱音、柄にもなく自分を犠牲にしてまでヒロインを一途に愛し続ける惣右介。この二人の切ない恋を主軸に、自分の意思を貫くヒロインという現代的な解釈や、主人にどこまでもついてゆく覚悟の利一郎という古典的な忠義の者、粋で色っぽい花魁と、人物も多彩です。
そしてヒロインの相手役、大店の若旦那である惣右介が、優男でなく少女漫画に必須のイケメンを担当してくれ、読者にあんなふうに愛されたい、と思わせてくれます。
花柳界ならではの豪華な衣装、エンタテイメントの要素満載で、吉原の風習も珍しく、色街の話ですが少女漫画に必要な清潔さの範囲内でエロティックな表現も散りばめられ、それらをじつに鮮やかに操り魅せる、まさにオペラのような作品でした。
本当に楽しかった！
またこの作者の作品を見たくて、Black birdも買ってしまいました。これも面白かったですが、こちらの方が、ヒロインが自分の意思で戦う姿勢が良いと思いました。
次の作品を楽しみにしています
オンラインで面白い作品を紹介してくれためちゃコミさん、ありがとう御座いました😊

なんなのー！！！

作者買いでしたが、ブラックバードに続き面白すぎます。
元お武家のお姫様ヒロイン、困った時には必ず助けてくれるイケメンヒーロー、陰ながらヒロインを支えるお兄ちゃん的イケメン、裏があるけど憎めないライバル。。そしてドキドキハラハラ、誰が黒幕なのか、まだまだ先の読めない展開。
ファンタジーともサスペンスとも、歴史ロマンスとも言えるような。少女漫画として、欲しい要素がすべて詰まっています。

本当に感動した！

少女漫画とは思えないほど、時代考証も、絵の背景であったり、丁寧な作画に物語の力強さを感じます。とかく遊郭を舞台の物語は、ヱロやグロといった表現がある中、ほとんどない(少女漫画だから、当たり前ですが)主人公の茜が両親を殺した真犯人を突き止める為、自ら遊郭に身を落として、お家再興と云う本懐を遂げようとする物語です。後を追って還俗して迄付き従う家来の利一、お屋敷に出入りして居た時、茜に恋心を抱き、身分違いから決して結ばれない相手と思ってたら、遊郭に身売りされる所を目撃し、そこから猛アタックする大店の若旦那。教育係の姉さん朝明野花魁。特に、超イケメンの若旦那と茜のなかなか添い遂げられないラブストーリーに胸が締め付けられるが、登場人物一人一人の表情が見事に表現されています。

バランスが悪すぎ

親を殺されて、吉原へ売られて…(つーかわざわざ自分から行くのか)って重い設定の割に、吉原内での待遇が良すぎて軽い。
バランスの悪い話し。

こんな漫画があるから花魁とか遊女が美化されるんだろうなぁ。

吉原の設定もツボで、主人公の二人も美男美女♡キュンキュンです！
しかもただの少女漫画でなく、伏線も多くて読み応えあり。いろんな謎がからみあって、どんな風に今後展開していくか本当に楽しみです♡


個人的には、利一郎の切ない思いがかなりキュンキュンです♡

決して手を出してはいけない愛しいお姫様…せめて自分が命にかえても守らなければ。

…この愛が実ることがあってもいいんじゃないか…と、個人的な願望はあります笑


あと朝明野姐さん大好きです(^-^)
この人があの方だったらいいのになぁと思ってます！年齢的にも！


どハマりして単行本も買っちゃいました！