【ネタバレあり】水神の生贄のレビューと感想(2ページ目)

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  1. 評価:5.000 5.0

    異世界とタイムスリップの傑作!

    単なる恋愛ファンタジーとは一線を画す、絵もストーリーも素晴らしい傑作です。主人公アサヒは普通の女の子だけど意思が強くて美しい、水神様は感情もなく冷徹だったのが、アサヒのおかげで感情が芽生え、愛や痛みや悲しみを知っていく。その過程が水神様の表情の変化が細やかな絵で描かれていきます。スバル君はアサヒをずっと救って愛し守り続け、最終的にはアサヒと水神様が幸せになることを願う。人間の勝手な神頼みや欲や哀れさが登場人物の背景とともに描写され、思い当たる節があるなと思わされました。最後の闇との戦いのストーリー展開は、ジブリのもののけ姫やゲド戦記を彷彿とさせる壮大さ。ジブリでアニメ化できるのでは?水神様に感情が芽生えてからの優しい微笑み、別離が待っていても相手の幸せを求める気持ち、水神様と一緒にいたい気持ちと元の世界に帰りたい気持ちに揺れるアサヒ。それを見守るスバル。ラスト、水神様の目線で進むストーリーでの伏線回収がものすごい!ああ、そうだったんだーと膝を打つ感じ。そして、永い永い年月を経て、やっと出会えた二人。最後のひとコマの幸福に包まれた美しい二人…。読後感が心地よく、世界が美しく見えます。何度も何度も読み返してしまいます。この作品に出会えて幸せです。

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  2. 評価:5.000 5.0

    物凄くよかったです!

    一気に全話読みました!恋愛要素は少ないですが、じわじわお互いに惹かれていく過程が良かったです。主人公が現世に帰るあたりであ、これもしかしたらハッピーエンドで終わらないかも、、、と思いながら読み進めていきました。個人的には好きな終わり方だったので物凄く良かったです!ただ、すばる推しからしたら物足りないかもしれないですね。というか、すばるが不憫すぎて可哀想です笑
    せめて同じ世界にいるならまだ救いがあるんですが。まぁ水神様と主人公が幸せならそれでいいです!

    by 匿名希望
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  3. 評価:4.000 4.0

    出会いに感謝を

    たまたま見つけたこの本。
    絵が綺麗で、ストーリーも良かった。
    異世界に飛ばされたのが子供の頃という、なんとも幼い思考で、その無知さが他の異世界ものとは違い、仕舞いには序盤からヒロインが喋らない。
    故に、ヒロインの表情ひとつひとつが引き立っていました。
    そして、水神様の心変わり。美しさと儚さが出てきたストーリー後半はずっと涙が止まりませんでした。(私が涙もろいのもあります)
    ストーリーの終着点には、正直驚かされました。水は廻るもの、とはまさに、ですね。

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  4. 評価:5.000 5.0

    恐ろしい話。そして気になる話。

    絵柄の可愛さとは正反対に、とても恐ろしい話だと思いました。

    神様は慈悲をもって人をみているのか。
    そして、人はなんと強欲で恐ろしいのか。

    無料分の17話まで読みましたが、ここから先の展開がとても気になります。
    でも、もし無料分が10話までだったら、怖くて途中で読むのをやめていたかもしれません。

    最終的に話は どこに着地するんだろう?
    主人公と水神と人の三角関係?
    課金して読みたくなって来ました。

    読むならば、無料の期間に試し読みする事をオススメします。

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  5. 評価:5.000 5.0

    作者さんの別作品を読んでいたら巻末にこの作品の番外編?があって、えっなに水神様の妻?生贄?神隠し?えっなになに?と気になって読みにきました。初めから涙でした。こんな始まりだったなんて。
    ここから、初めに読んだ番外編のような関係になっていくの?こりゃあ似た人が居たら泣くわね…(番外編のほうにあったシーン)!!引き続き読まないと…!

    by 匿名希望
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  6. 評価:5.000 5.0

    本質に訴えられる内容

    全部読み切って、心の深いところに残り、また何度も読んでいます。
    結末は水神と人間が心を通じて愛し合いハッピーエンドなのですが、
    それまでのエピソードが、感情のない水神に長い年月を掛けてアサヒが喜びや悲しみそして愛するを教えていく。
    時空を超えて、異空間を超えて、物語が展開して行くのも面白く、更に精神世界がきちんと組み込まれていて、本質に届く物語りと感じました。

    by 匿名希望
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  7. 評価:4.000 4.0

    26話まで読みました

    26話まで読みました。
    現代から弥生時代(かな?埴輪あるし)に湖を通って飛ばされてしまったあさひ
    そしてそこで出会った有力者の息子のすばる
    二人ともあさひが花嫁として生け贄に捧げられた水神さま
    彼らが中心のお話です。

    幼少期の物語はかなり残酷で、あさひはすばるの母に騙され水神さまに捧げられ(重りをつけられて湖に沈められる)、助かったと思ったら沸騰した熱湯に手をつけられ、水神の加護があるなら助かるはずだと火傷をおった体を放置されたりします。
    その後は割愛しますが、色々なことを経て、あさひは尊ばれ巫女として奉られることになります。

    時は流れて、成長したあさひとすばる、年を取らないように見える水神
    相変わらずあさひは巫女として村に奉られ、他の村からも狙われる存在になり、あさひを巡って戦が起きます。

    まだ序盤といった感じですが、辛い幼少期を乗りきり(読むの辛かった…)、あさひが水神の妻になるのか、すばるの妻になるのか、それとも現代に戻ることができるのか、このどれでもないのか…、そもそも、あさひはこの先も生き続けているのか、、、
    人間の身勝手さや醜さも突きつけられる物語ですが、見守りたいと思います。

    by 大蒔
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  8. 評価:4.000 4.0

    水に引っ張られ過去に飛ばされてしまった有紗陽。何が起こったのかわからず森をさ迷っているところをすばるに助けられ村へ案内されます。
    村人は珍しい見た目の有紗陽に冷ややかな目を向けつつ受け入れる…かのように見せますが、裏切ります。村の繁栄のためと水神の生け贄にされ、湖に放り投げられます。
    そこから物語が始まっていきます。

    はじめは無慈悲で人間を蔑んでいる水神。ですが有紗陽と関わっていくうちに少しずつ変わっていきます。

    村に来たときは少女だった有紗陽も大人へと成長していきます。

    すばるの有紗陽に対する思いも届いて欲しいけど…苦しいです。

    でも最後はハッピーエンドで終わります。

    by 匿名希望
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  9. 評価:4.000 4.0

    最初はあさひちゃんが可哀想で、いつの日かご両親の元へ帰れるんだろうと、半分は願いを込めて、その日を待ちながら読んでいました。
    大変な中でも優しいスバルに助けられて新しい環境での生き方を少しずつ学んでいったように思います。あさひちゃんが覚悟を決めたのはいつだったのか、気になります。
    あさひちゃんと接するようになって、水神に微妙な心の変化が感じ取れますが、神が人間に学ぶというのが面白いと思いました。
    この先どうなっていくのかとても気になります。個人的にはスバルと幸せになって欲しいです。

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  10. 評価:4.000 4.0

    面白い!

    あさひは子供の頃に家の庭にある池でタイムスリップしてしまいます。まだ子供なのにそこでとても辛い思いをして水神様の生贄にされて、さらに声も奪われます。しかしそこで、すばると言う少年と出会い共に成長して行きます。そして水神様もまた心を持つようになります。徐々にあさひを想う水神様がとっても格好良いし素敵です。最後まで一気読みしてしまいましたが、最後もう少しだけ妻になったあさひと水神様の絡みが読みたかったのが残念でした!

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ネタバレあり:全ての評価 11 - 20件目/全234件

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