5.0
全話読み終わって
なっちゃんこれで良かったんだよと思う気持ちとこれで良かったの?と思う気持ちが交差します。
家族、家庭を大事に守り抜く主婦のプロなっちゃんと恋して綺麗になっていくなっちゃんが一生懸命でキュートで切なくて悲しくて苦しくて嬉しかったりありとあらゆる感情が渦巻いて何とも言えない心を揺さぶられ泣けてしまいます。読み終わった後もあらゆる登場人物がリアルでいい奴ばかりで思い出すと涙あふれてしまいます。
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なっちゃんこれで良かったんだよと思う気持ちとこれで良かったの?と思う気持ちが交差します。
家族、家庭を大事に守り抜く主婦のプロなっちゃんと恋して綺麗になっていくなっちゃんが一生懸命でキュートで切なくて悲しくて苦しくて嬉しかったりありとあらゆる感情が渦巻いて何とも言えない心を揺さぶられ泣けてしまいます。読み終わった後もあらゆる登場人物がリアルでいい奴ばかりで思い出すと涙あふれてしまいます。
最近話の内容ペラっペラの漫画ばっかり読んでいたので、久しぶりに面白くてポイント追加購入して読みました。
昔無料分だけ読んだ記憶はあったんですが、何年か経ってまた読んだら全然違う話に感じたのは、自分が歳を取ったからなんだろうなと思いました。
昔読んだ時は身嗜みも何もかもそっちのけで、子供と夫と日々の食事や家事の事だけしか考えていないような主人公に対して、イライラというか、こうゆう人っているよね、無理だわー…くらいにしか思う事がなかったんですが、今となってはどっぷり感情移入してしまいました。
昔読んだ時は苦手だった主人公の事を今回はかなり好きになりました。
アラフォー世代にオススメの漫画だと思います。
1巻の主人公は今どきこんなザッ母な人いないだろーってかんじだったのに、どんどんキレイに女っぽくなっていく様子がリアルでした。
自分も40代の中年なので、今更恋愛?とか絶対に家庭を守りたいとかっていう保守的な気持ちよく分かります。と、同時に誰かに女性扱いされて簡単に意識してしまう気持ちも分かります。
やっぱりいつまでも女として丁寧に扱われることを望んでいるんだと思います。
最後の砦を守ったところが本当にリアルだと思いました。
女を捨て、母になったと思っていた
主人公が、向かいの社宅に越してきた
旦那の部下に恋心を抱き、
ダイエットや自分磨きをどんどん
頑張っていく。
旦那が妻の変化にようやく気づき…
主人公なっちゃんと旦那の部下龍さんの
恋心が、まるで思春期の頃みたいに
ピュアで、だけどあの頃みたいに
堂々と周りに好きだと言えない切なさも
あって、どハマりしました。
時間がもったいないな、とか
文字でやり取りするだけで泣きたくなるくらい幸せになれるとか
そんな気持ちを思い出させてくれます。
子どもが一番大事、なっちゃんが
それを頑なに守っているからこそ
正統とは言えないこの恋を読者も応援できるのだと思います。
まだ途中ですが。
主人公が旦那さんに思われているように、私も旦那から『抱きたいと思ったこともあったのに』的に思われているのかな〜と切ない気持ちで読んでいます。
子供の世話に、家事に、家族のスケジュール管理、仕事、名もない家事、子供の反抗期、色々回しながらお互いに恋する気持ちは減り。
多分夫は私を『家族』としか思っていないし、これから大逆転なんてある訳もなく。
主人公よりは身なりに気をつけているはずだけど、誰かにときめかれる事なんてもう無いだろうと思ったら…これで良かったのかと思ったりはする。
最初は、良くある不倫ストーリーかな〜なんて軽い気持ちで読み始めたのですが。気がつけば一気読み、終盤はせつないやら苦しいやら…大人になってから泣いたマンガはこの作品だけです。
登場人物、みんなが皆それぞれ、お互いを思いやっているからこそ、自由になれないもどかしさ。
気持ちを抑えなければならない事がわかりすぎるから、二人のストーリーにより心打たれるのかもしれません。
初めて読んだのは5年ほど前ですが、何度も読み返している作品です。
せつないのだけど、読了するといつも、今ある幸せを大切にしようと前向きな気持ちになれます。
そして、化粧水を日に何度もつけるようにもなります(笑)
不倫なんて!って思っていたけれど、この話を読んでいたらとても苦しくて切なくなりました。
家族の為、子供の為と自分を後回しにして、頑張ってきたからこそ、恋心との狭間でとても苦しんでいるのがいたたまれなく、どんどん感情移入してしまいました。
最後はすごく衝撃的で、そんな!って思って泣いてしまいそうでした。
不倫にハッピーエンドは無いのかもしれないですが、なんだか2人には幸せになって欲しいと思ってしまいました。
恋をして結婚して母親になって…
恋をしてキラキラしていた頃はもう昔。
母親になり中学生の娘にはもう少し身なりをちゃんとするように注意されてしまうナツ。
すっかり女を忘れオカーちゃん。
自分のことより子供、夫の笑顔が大切。
家事と育児に追われる毎日はとても幸せです。
自分のことを後回しにしすぎてしまったナツはいつしか夫に愛想をつかされてしまい…
そんなある日ナツの夫の会社に就職したイケメン龍。
彼を見れば周りの女性はみんなふれなばおちん(触れたらすぐにでも落ちてしまいそうな花)の状態に。
色めく女性たちの様子を見た夫は
「君の手にかかればうちの妻も少しは自分の身なりに気を使うかな…うちの妻を誘惑してくれないか」と龍に頼む。
ただのおばちゃんと思っていたナツに心惹かれた龍は…
ナツと龍の切なさがとても辛くドキドキしながら切なくなりました。
二人の小さい子どもの母です。
あらすじの、母だけじゃダメなのでしょうか、という言葉がすごく刺さりました。
結婚して、妻から母親になると自分に目をむける余裕もなくなるし、服も靴も楽なもののほうがいいんですよね。
主人公のお母ちゃんも、服は楽~な格好してるけど、家族思いの明るくて、かわいいお母ちゃんって感じで好感持てます。
お母さんの立場の方なら、共感出来るところがたくさんあると思います。
不倫もののようですが・・・ポイントたまったら、また読みます。
一気に全部読みしました。なつさんがどんどんかわいくなっていく様子は、見ていて応援したくなりました。佐伯さんはちょーっとキザにも見えるんだけど、いい人で。
心の不倫なのか、恋なのか、定義は難しいです。なっちゃんの迷いながら、時に大胆に、それでも守るべきところは守っていく様子に、揺れ動く気持ちを抱えた全ての人に、自分を映す鏡のように読んでくれたら、素直な気持ち(結論はどうあれ)に気づけるんじゃないかと思います。