1.0
嫌悪感だけが残りました
この作者さんの描く女性って毎回同じような性格ですね。「離婚していいですか」も読みましたが続編かと思いました。
毎回意見は言わずの察してちゃん。自分主観の悩みばっかりで思考回路と悩みの中心は常時自分。夫婦が鏡だとは思った事もない。
少しの事で目くじら立てて、怒ってる自分は正しい事教えてあげてるんだから言わせるあなたが悪いのよ!って考え。
「離婚していいですか」でも靴下が丸まってる事に怒り狂っていましたが、この作品でもそのくだりが出てきて本気で引きました。どうでもよくないですか!?
“離婚していいですか”も、この作品も些細な出来事に嫌味ったらしく怒るピソードが出てきますが…相手の行動や発言まで自分の思い通りにならなきゃ許せず、それすら自分を正当化する材料にする。
夫婦関係において、わざと馬鹿になったり敢えて下手に出て謝ってもらったり笑いに変えたりするような返しができないんでしょうね…疲れます。
子供第一みたいに見せてますが一番大事なのは結局自分なんだと思います。
子供って親が思ってるより賢いし、よく観察してます。
何年にも渡って旦那へのあからさまな無視を子供に見せるのって精神的虐待だと思います。
その子供も将来結婚した時に、自分の意見が通らなかった時は、相手に“どれだけ自分が怒っているかを知らしめる為”に何年も無視し続けるんでしょうね。
だってそれが母親から教わった最大の“自分の意見を通して相手に謝罪させ、自分が優位に立てる方法”なんですから。子供が可哀想で読んでいて腹が立ちました。
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