【ネタバレあり】透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記のレビューと感想（37ページ目）

ドラマもよかったけど

ドラマでハマって、原作が気になり購入。絵はほのぼの系なんだけど、だからこそ、すごく伝わる。産婦人科の、表と裏。知らなかった事も沢山あって、勉強になります。子供が大きくなったら読ませたいな。

道徳の教科書にしたい

赤ちゃんは「生きるかたまり」命そのもの。妊娠、新生児育児中にまさにこの言葉を体感しながら、一気みした。命について考えさせられる作品。悲しい内容も多いが、リアリティがあった。

自然と涙が出てきて止まりませんでした。命の重みを感じるのは、生まれてきた赤ちゃんからしか感じられない訳ではないのですね。

斬新なテーマの作品。

かなり重いテーマですが、沖田先生の可愛らしい絵と書き方で、スラスラと読むことが出来ます。

アルバイトで胎児を棺桶(ゆりかご？)に入れるって凄いなあ。
やはり看護士って凄い。

個人的には「拓ボー」の話に考えさせられました。
生い立ちが壮絶だった割には子供に愛情たっぷりの良いお父さんで、途中悲しい別れをしますが最後に再開できて本当に良かった。

私だったら、大金持ちでもケンカが絶えない親よりも、ちょっと抜けてても拓ボーみたいないざとなると真面目に働く愛情に溢れた優しいお父さんが１人いれば良いです。

人工中絶が、死亡数一位とは知らなかった。業者さんに火葬されるのですね。性教育の前に子どもたちにも読んでほしいと思った。男女問わずに。

テレビでも放送されました。

この漫画を読んでから、テレビの放送を見ました。モデルになったのは、何十年か前と聞きますが、時々内容は衝撃的でした。

ちょうど妊娠してるときな見たから、妊娠出産って幸せなことばかりじゃないんだなーって思った。産婦人科で働く人はたいへんだな

現実

なかなかリアリティがあって怖くなったりしました。望まない妊娠から中絶して女の子の身体も心もすり減らして…産まれた奇跡に感謝

１話分が長く内容的にも読みごたえがある良作です。産まれてくる命、産まれることが出来なかった命、考えさせられる。

命について考えさせられます

出産は命がけであること、
望まない妊娠がどういう結果になるかということ、
子どもが健康に生まれて来ることが当たり前ではないこと、
ぜひ多くの方に読んで頂きたいと思う作品でした。