5.0
思い出した。
4児の母です。
早産でないのに全員が低体重で、2人は病的に大きくなれず周産期センターに回され入院しました。
海外出産の頁で飛行機のハナシが出ましたが、周産期に回される前のクリニックで経過観察を受けている時、私は実家に飛行機で帰る許可がおりませんでした。
実家はド田舎なので辛うじて産科がある位で周産期などありません。25週前後で21週程の大きさしかない胎児に何かあったら間違いなく受け入れ先がなく最悪の結果になるのが目に見えるので許可できません。と言われ、結婚式に出席予定でしたが全てキャンセルしました。その数日後に周産期に転院になりました。
転院後、羊水過少や切迫早産他色々と発覚し『もうお腹に入れておくメリットがなく途中で力尽きてしまうのを避ける為、余力のある内、今日明日で出します』と言われ、心の準備が出来ないまま出産に至りました。
空をぼーっと見ながら病棟の外が物凄く平和に思えた事を覚えています。
こどもはいまだに小さいですが、もう数年前の事で忘れかけていました。先生たちが居るから私たちはこどもが産めるんだな…と思った事を思いださせてくれた作品でした。
こう言う作品は女性だけでなく幅広く読んで貰いたい。
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