【ネタバレあり】コウノドリのレビューと感想(126ページ目)

コウノドリ
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作家
配信話数
全351話完結(25~75pt)

みんなの評価

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4.6 評価:4.6 11,044件
評価5 70% 7,708
評価4 22% 2,394
評価3 7% 806
評価2 1% 101
評価1 0% 35
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  1. 評価:5.000 5.0

    妊娠は病気じゃないけど病気より大変。

    絵柄はクセがあり苦手でしたが、とにかくストーリーが素晴らしいです。

    妊娠は病気じゃないけど病気より大変でした。私自身、息子は切迫流産で入院、娘は切迫早産で入院。
    その後二人とも無事に産めたのが幸いでした。

    この作品には、妊娠、出産、そして中絶の本当のリアルさが表現されていてぜひ、中学生、高校生にも読んで欲しいです。

    ドラマ化もされるそうで納得の内容です。

    • 15
  2. 評価:5.000 5.0

    命は奇跡だと。

    私自身が管理入院や予定週数に満たず破水……作品の内容に描いてあることの幾つかを経験しました。

    出産したときの産声、保育器ごしの赤ちゃんに対面したときを思い出します。
    自分達の赤ちゃんより小さい赤ちゃん、大きい赤ちゃん、様々な理由でいる赤ちゃんがNICUを卒業していく毎に、次は自分達だと思い通っていました。

    自分達にも起こったことだし、隣で話をした患者さんにも起こったことで、当時助けてもらえる病院やスタッフがいることにとても感謝しました。

    命が授かることも産まれることも、母子が揃っていること、すべてが奇跡だと今も思っています。
    経験をしても話す機会はそうありません。
    この漫画はそれを知らない人に伝えてくれるし、経験者には思い出させてくれるものだと感じました。

    by 匿名希望
    • 10
  3. 評価:5.000 5.0

    素晴らしい

    色々と考えさせて頂く作品です。
    自分の事ばかりで申し訳ないのですが、私の姉は障がい者なので母親父親がどういう思いで姉を育てたのか…
    想像しか出来ませんが。
    私自身も色んな病気があり、作品中に出てくる物語の経験者で、読んでいてとても苦しい思いもありました。
    自分のした事を正当化する訳ではありませんが、作品中のセリフに救われた所があります。
    とにかく「生きなければ。」
    「命は奇跡」
    そう思わせてくれる作品でした。
    ただ、とても病んでる方、まだ傷と向き合えない方は読まない方が良いかもしれないです。
    多分ですが凄くしんどくなると思います。
    でもいつか読んでみようと思った時、是非読んでみて下さい。
    きっとタイミングなので。
    この作品は学校の図書室に置いて頂けたら良いと思います。
    色んな方々に読んで頂けます様に。

    by 匿名希望
    • 35
  4. 評価:5.000 5.0

    素晴らしい漫画。

    無料立ち読みから一気にかなりの話数読みました。他の作品に使ったポイント、勿体ないと後悔するくらい、素晴らしい作品です。
    3人目を緊急帝王切開で出産した私。この作品でも帝王切開をテーマにした話がありましたがその中で、「帝王切開は、自分の病気や怪我を治すためではなく、ただ赤ちゃんの命を守るために自分から手術台にあがる。それは立派なお産だ」その先生のセリフで、その当時のこと、切開するかどうかの葛藤、不安、痛み、生まれたあとの感動を思い出し、泣けました。
    婦人科、産科はデリケートな事が多いですよね、こんな先生がいたら本当にいいなぁと思いました。
    妊娠、出産がいかに母子ともに命がけで、奇跡的なことであるか、命の尊さが読めば誰もがわかる漫画。こんな時代、学校とかで取り扱うべき作品です!
    ほんとに、いくら課金してもまだ読み足りないです!

    by 匿名希望
    • 7
  5. 評価:5.000 5.0

    思い出した。

    4児の母です。
    早産でないのに全員が低体重で、2人は病的に大きくなれず周産期センターに回され入院しました。
    海外出産の頁で飛行機のハナシが出ましたが、周産期に回される前のクリニックで経過観察を受けている時、私は実家に飛行機で帰る許可がおりませんでした。
    実家はド田舎なので辛うじて産科がある位で周産期などありません。25週前後で21週程の大きさしかない胎児に何かあったら間違いなく受け入れ先がなく最悪の結果になるのが目に見えるので許可できません。と言われ、結婚式に出席予定でしたが全てキャンセルしました。その数日後に周産期に転院になりました。

    転院後、羊水過少や切迫早産他色々と発覚し『もうお腹に入れておくメリットがなく途中で力尽きてしまうのを避ける為、余力のある内、今日明日で出します』と言われ、心の準備が出来ないまま出産に至りました。

    空をぼーっと見ながら病棟の外が物凄く平和に思えた事を覚えています。

    こどもはいまだに小さいですが、もう数年前の事で忘れかけていました。先生たちが居るから私たちはこどもが産めるんだな…と思った事を思いださせてくれた作品でした。
    こう言う作品は女性だけでなく幅広く読んで貰いたい。

    by 匿名希望
    • 47
  6. 評価:5.000 5.0

    無脳症のタイトルにて。

    私自身二人目を無脳症で中期中絶しました。お腹の中では生きられるのに、出産したら生きられない…我が子に限って何でと何度も思いました。
    自分と同じ境遇なだけに読んでて涙が止まらなくなりました。本当に妊娠、出産は奇跡なものだと思います。これは、本当に老若男女関係なく読んでいただきたい一作です。

    by 匿名希望
    • 25
  7. 評価:5.000 5.0

    医療従事者からみても秀逸だと思う

    当方医療事務従事、家族にも医療従事者、弟が先天性障害児でした。
    産科での経験はありませんが、目に見える形・文字・映像などにした際によくある、現実との齟齬や嘘をあまり感じず、大変巧みに描かれている作品です。
    いつ描かれた作品かは存じませんが、経年による現在との差が出にくい題材がチョイスされ、秀逸です(産科は医学的進歩が他科より割とスローとも言いますが)。
    表題「風疹」などは、妊婦や配偶者を対象とした自治体の予防接種となっていて、市と提携しているにもかかわらず、未だ一人も接種者のいない当院の現実に勝るとも劣らない内容となっています(当院に産科・婦人科がないのも一因ですが…)。
    体験しないいたみはわからないのが人間という生き物です。それは仕方がない。が、この作品は「通常」の「健常者」では知る機会のない、よくできた疑似体験を読ませてくれます。
    「五体満足は当たり前」への傲慢さに一泡ふかせる、かなしくも素晴らしい作品です。複雑な気持ちで読ませて頂きましたが、人生の足しになる勉強ができることは間違いないですよ。

    by 匿名希望
    • 152
  8. 評価:5.000 5.0

    一気に読みました。

    妊娠中にネットで必死に調べた病名が幾つも出て来て、なんだか復習をしている気分でした。私も思い通りの出産にならなかった1人です。幸い子供は健康ですが、やはり妊娠やお産は色んな事が紙一重だなあと思いました。
    普通に生まれて普通に育つという事は奇跡の連続だと、改めて考えさせられました。

    by 匿名希望
    • 9
  9. 評価:5.000 5.0

    レビューかきなおしました。傑作。

    最初のうちは絵柄の癖や主人公の穏やかさに抵抗や物足りなさを感じていたけど、読み進むにつれ、口調がやわらかくても、伝えるべき事実と考えをきちんと説明することのできる、頼りがいのあるドクターなんだときづきました。わたしにも、耳がいたいことありましたが、ほんとうに命の誕生は奇跡。
    そして、母性愛の生まれるタイミングや、確かにお腹にはいるけど、まだあったことのない我が子への気持ちと、人間だれしもがもつ、傷つきたくない、こわい。批判されたくない…という気持ちとのジレンマ。
    無駄なグロテスクシーンや無理に派手な見せどころを書かずに、ここまで心に響く漫画は、はじめてでした。ただ、どうしても昇華できない辛い想いをした方は、読まないことをお勧めします。

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