みんなのレビューと感想「猫絵十兵衛 御伽草紙」（ネタバレ非表示）（5ページ目）

杉浦日向子並

誰かを思い出すと言われて嬉しい作家さんはいらっしゃらないでしょうが、この作品は杉浦日向子の名作、[百日紅]を思わせます。その圧倒的な知識に基づくディテールがです。町の様子、川の造り、長屋の構造、井戸端、調度、道具、矢立や紙、着物や人の仕ぐさ、言葉づかいまで、江戸です。

江戸ものマンガには、[大奥]みたいに畳の縁を踏んで歩く武士?を平気で書いてしまうような物が多い中、これだけ丁寧なものは杉浦以来で、嬉しくなりました。メチャコミのなかでは、[あおのたつき]も絵は良かったけど、お化けばかりなので、此方のほうがこのみです。

なんだか江戸にタイムスリップしているようなそれくらい詳しく描いてあって驚きます。
船の上の小唄や人々の習わしまで細かくて、作者さんはもしやタイムトラベラーかな

そして猫たちがかわいい
大好きです。

面白いし泣ける

無料分を面白くて一気読み。
あやうく職場や電車で泣くところでした。
たくさん無料でいいのかしら？と思う。
短い話が多いのも良い点。

猫の恩返し

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猫が願掛けにお宮さんに通ってたんですね。
その甲斐があっておじいちゃんの目が見えるようになったなんてすごい話。でも猫の命と引き換えだったんですね。

オスの三毛猫ニタさん

社会人になって漫画から離れていた私を引き戻した作品です。
ある時期から時代小説ばかり読んでいて
軽い気持ちで十兵衛さん読み始めたら見事にはまって
執筆が止まっていることが心配でなりません。
また続編、読んでほろっとしたいです。
十兵衛さんニタさん西浦さん・・・みんなみんな
また会いたいです。

江戸の風情

背景に当時の江戸の生活が描かれていて、引き込まれます。女性の仕草がまた、華を添えます。主人公は猫と会話ができるんですね。

良すぎる！最初の方とか、3話に1回は号泣しちゃうくらいに、猫の愛の深さが心にささる最高に良いお話です！
猫好きにはたまらん♡

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無料につられて読み始めたけれど、猫の可愛さといじらしさにあっという間にどハマり。
時々ほろっと涙が溢れてしまうお話も。
猫と一緒に暮らしたくなります。

こういうお話、大好きです！

江戸時代のお江戸の庶民話・人情話が大好きで、猫が関わるお話も大好き！
色々ドンピシャで、書籍で手元に欲しくなり、既刊分を集めちゃいました～。笑
読んでると、落語を聴いているような気分で、一話一話、じ～んとしたり、アハハと声に出して笑ったり、切なくなったり…色んな感情を呼び起こしてくれる、とてもとても素敵な作品だなぁ！と思います。
長くお話が続きますように。

時代物だけどいいね

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時代物で人情モノでありながらら、ちょっとファンタジーでおもしろいです。あまえる猫ちゃんたちがかわいい。溺愛すぎる人々もあるあるでいいですね。