【ネタバレあり】累のレビューと感想

凄まじい累の情念

「演技をしたい」という、凄まじい累の情念が生み出す悲劇から目が離せない。
醜い容姿を持って生まれた累。でも、優れた演技力を持っていて、母の形見の口紅を使って、他人の顔を手に入れることができる。それにより顔を交換した人々の間に、次々と不幸が訪れるが、累は決して演技を止めない。
人は全てを持って生まれることはできなくて、誰かが幸せなら誰かが不幸、誰かが手に入れれば、誰かが失う、というような世界の中で、累は最終的に何を手に入れることができるのか…固唾を飲んで見守りたいと思います。
ストーリーは素晴らしいけど、絵がちょっと個性的で慣れるまで時間がかかりましたので、星マイナス1ですが、これは個人の好き嫌いの問題だと思います。

ホラーなのな

ミステリーというより、ホラーな感じです。
絵が怖い、絶対ありえないことなので、お話てきにはおもしろいですが絵が古い？きれいでないのでみにくさはあります。

発想がすごい

醜い姿で虐められ、復讐するストーリーはよくあるものの、口紅と口づけで理想の子と入れ替わるという発想がおもしろい

ずっと眉間にシワを寄せながら読んでました。疲れた。コミックですが、ここまで醜い容姿の子どもはさすがに…

人間心理をついたストーリー

醜い見た目の為、苦しい時を過ごす主人公が、口紅とキスで相手の容姿を手に入れる。人間誰しもが思う「美しい容姿とその美しさで周りから特別な対応を受けられるなんて羨ましい。自分もそうなりたい」という心理が描かれた作品で楽しめます。人間の腹黒い部分や醜い考え方もしっかり入っていてゾクっとしますね。無料分まで読みましたが、いつか全話読んでみたい。最終的にどうなるか気になります。

美醜に囚われ続け、美しさに恋焦がれ、やがて美しさによって身を滅ぼす人間の物語。
女優となった主人公の美しさというのは才能のために利用するものでそれがすべてではないと理解しつつ、とけない呪いに抗おうとしたときには全てが遅かった。
なんとも言えない読後感が残った。

美醜への執着レベル

美しい女優だった母親から生まれた醜い娘が、魔法の口紅を使って人と顔を入れ替えて…というお話。中弛みがあって、無料分でやめてしまいましたが、なかなかに面白い作です。

自分の醜い顔をキレイな顔な人と入れかえて生活していくけど、キレイな顔の人は辛くなってしまう。あえて自分のキレイな顔を差し出すこともあるけど、誰も幸せになれないな。

ルッキズム時代だからなのか、昔からそうなのか、容姿が醜い女子がきれいになるお話しって多い。なんだか辛くなるところが多いけど、でも読んじゃう。このお話しは面白い。辛いけど。

凄い話
今まで読んだことの無い内容だったので、絵はあまり好きな感じでは無かったですが、無料分 読めました
なりたい人の顔になれる
それって どうなんでしょう
自分が自分を好きでいなければ
どの顔になっても 同じではないですかね