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【ネタバレあり】[小説]皇帝は彼を寵愛するのレビューと感想

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  1. 評価:3.000 3.0

    攻めの皇帝は超傲慢で怒りの沸点も低くて独占欲&執着も凄いです。受けは心の綺麗な男前。幼少期に出会っていて、本当に2人のやり取りが可愛いし、とにかく受けが可愛いです。再会してお互いの立場と攻めの執着で受けはかなり苦しみますが、でも最初から最後まで溺愛ではあるし結局は両思いです。

    by 海夢
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  2. 評価:3.000 3.0

    激しいBL

    顕彦はある使命を持って、日本大使館付き武官として、子供の頃に過ごしたシレジアにやってくるが、挨拶した皇帝は幼馴染でもあり、顕彦見るなり親しげに話しかけてきた。
    お互いの立場が邪魔して口調を崩せない顕彦は、業を煮やした皇帝アレクセイに強引に私室に連れ込まれ、体を奪われてしまう。
    それほどまでに、アレクセイの顕彦への執着は凄まじく、顕彦の父がシレジア大使として、妻子を連れてシレジアを訪れていたのは顕彦が7歳の時で、少し年上だった皇太子のアレクセイは、素直で可愛らしい顕彦を連れ歩くのが楽しくてたまらず、顕彦が両親と共に日本に帰る時には、激昂し、アキはずっとここにいればいい。と引き止めたほどだったのだ。
    その情熱は20年たった今でも冷めることなく、むしろ美しく成長した顕彦に想いは募るばかりだった。
    顕彦も決してアレクセイを拒否し続けることはできず、愛を囁かれれば、心が揺れ、自分の使命を忘れそうになる。
    顕彦は、密命を受けて、シレジアにやってきた身だ。
    もしかしたら、シレジアに痛手を与えるかもしれない。国同士の対立も覚悟の上であったが、アレクセイに惹かれ、愛されていると敵対するかもしれないことに身を引き裂かれる思いでいた。
    しかし、運命は皮肉にも顕彦の裏切りを露見させてしまう。
    アレクセイは、顕彦を尋問するために、様々な辱めや道具を使ってのプレイを行い、かなり濃厚なラブシーンが満載です。
    豪華絢爛なラブロマンスと作者は書いていますが、確かに、ボリュームのある内容になっています。
    アレクセイは皇帝らしく、多少、居丈高なところがあるものの、情熱的で重圧感があるキャラクターで、魅力に溢れています。
    反対に顕彦は、気が強く芯がしっかりした美人です。武官らしく居合の達人でもあり、剣舞を披露する場面もあります。
    BLとしては、萌えるシチュエーションであり、Hも多めに書かれているので、満足な一冊になっています。

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